最期の瞬間

８０才を超えた伯父の通夜は、
たしかに悲しくはあるものの、
和やかで、まるで親戚の寄りあいのようで…。

自分の最期に際して、
かける音楽はモーツァルトのレクイエムで、
○○の指揮のやつで…とか、
お花はこんな感じで…とか、
この方々に声をかけて…と、
さまざまな指示を残していった伯父らしい通夜であった。


３０年ぶりくらいに会ったおっちゃんには、
「大きなったなぁー」と言われ（爆）…

２０年ぶりくらいに会った義理の伯母には
会った途端に「貫禄ついたねー」と言われ…

「それって褒められてないよね」と苦笑いしていると、
「女っぷりがあがったってことやん」とフォローされたりして（笑）。



読経の際、
もし、自分の父親が…とか、
これが自分の兄貴やったら…と考えていたら、
とてもじゃないけれど、
伯母や従兄妹のように笑ったり、
普通にあいさつしたりはできないなぁー、としみじみ思う。

祖父母や知人友人などはあったにしても、
近親者との「大きな別れ」を経験していないからなのかもしれないな、と。

みんなそうやって両親や兄弟姉妹や、
配偶者や、時には子供を亡くして、悲しみに暮れ、
それを乗り越え、笑顔を取り戻していってるのだなぁ。


最期の瞬間に、伯母や子（従兄妹）、孫たちに見守られ、
静かに息を引き取ったという伯父は、
きっと幸せな人生だったのだろう。

ワタシが死ぬときには、いったい誰が看取ってくれるのかな？

帰りの車中で、そう呟いたワタシに、
兄貴は「俺が看取ったるやん」と言っていたが、
アンタの方が、先逝くんちゃうん？（汗笑）。

服喪休暇

いつもよりちょっと早めに出勤。

伯父の通夜参加のため、
半日休をもらおうと、
職員さんに聞いてみたところ、
「服喪休暇」というものがあることを知る。

どうやら伯父の場合、一日の休暇となるそうで、
午後休をもらおうと思っていたワタシは
１時間半ほどボランティアとして働き、帰宅。

見たこともない朝ドラを見て、
つかの間の専業主婦の気分を味わう金曜の１１時。

用意周到

いつ何時なにがあるかわからんし…と、
巨大化した身体にあう喪服を母と一緒に買いに行ったのは
つい３月末のことであったか。

さきほど、母から電話で、
伯父が亡くなった、とのこと。

「早速、喪服デビューやね」と
わざと明るく装った母の声は、
やはりどこか寂しげで、
なんと声をかけていいのかわからなかった。

こんな用意周到は…いらんなぁー。

健康診断

今日は一年に一度の健康診断日。

先週、こんな目に遭って、
あまり極端なことはしたらアカンのやと気付いてから（ようやく？）以降、
寒天雑炊は朝昼の二食とし、
晩は普通食（つまり赤いお水も普通に飲む）の生活を一週間。

５００ｍｌのペットボトルを持って、の軽い運動は
一日に１０～１５分程度、もう結構長い間続けているし、
通勤を自転車から徒歩に替えたのも１ヶ月ほど前やったかな。

これで効果が出ぇへんかったら、おかしいやん！と
多少の自信を持って、体重計に乗ったところ、
目に飛び込んできた数字は期待ほどのものではなく、
そんじょそこらの食事制限や運動では、
体質改善はされないのだということを痛感した次第。

更にショックだったのは、身長が１ｃｍほど縮んでいたこと。

体重１キロ減ったって、身長も減ってたら、一緒やん（涙）。


健診が始まって以来、
一番の混み具合だったらしい今日の最終課題、レントゲン車前。

照りつける太陽の下、
朝から食事抜きで立ってると、
具合悪くなりそうな人、続出。


さて、今日から普通食解禁だーっ！（爆）。

今シーズン初の・・・

冷やし中華。


毎年、コレか冷麺にて、
夏突入の合図とするようなイメージがあって、
ワタシ的には「夏入りましたーっ！」ってな感じｗ。

惜しむらくは、トマトの買い忘れ。

具材はハム、きゅうり、カニカマ、薄焼き卵（と言うにはかなり厚め）。
タレはコチュジャン仕立てでちょい辛。

最後は胡麻ダレを加えて、味の変化を楽しんだ。

切り方の雑さが目立つので、
決して、クリックして拡大しないように・・・（鶴の恩返し風に）。

今年もこの季節がやってきた

毎年、この時期、
窓を開けると目につく赤い虫。

そう、タカラダニの季節がやってきた。

この虫を目にすると、
ブログにアップしているので、
このネタの日記も毎年欠かさず…ということになる。

お時間のある方は、過去を遡って、今頃の日記をご覧ください（笑）。

正直、こんなダニの仲間なんて、
見て気持ちいいわけないのだが、
これだけ毎年見ていると、
なんだか「あぁー、今年もやってきたのね」的な
ちょっとなつかしいような気分になるのはワタシだけか？

苦手

昔っから、小さい子供が苦手である。

ところかまわすギャーギャー騒いだり、
自分勝手な要求を押しつけたり,
思い通りにいかなかったら泣きわめいたり…。

そう公言しているにも関わらず、
子連れで参加する友人たちとの宴会などでは、
子供の餌食にされる確率多し。

今日も、４歳と２歳弱の子供たちと一緒だったのだが、
気づいた時には抱っこしてたり、手をつないでたり…。

もしかして、同じ周波数でも感じられているのか？（汗笑）。

おばはん

休日の朝。

いつものように「知っ●こ！」の「世界の朝ごはん」を見てると、
今週はタヒチの朝ごはん。

透きとおるコバルトブルーの海に建つコテージを見ていて、
「こんなとこ泊まったら、
　トイレに行かんと、海でそのまんま用足してまうかもしれんわ」と言うと、
それを聞いた相方が呆れたように
「そういうこと言うのって、ホンマ、おばはんやなぁー」としみじみ。

えぇ、生粋のおばはんですが、なにか？ｗ。

羞恥心

男子トイレがどないなってるのか、は知らないが、
女子トイレには「音姫」というトイレ用擬音装置がついてることが多い。

手をかざすと流水音が２０秒程度流れるものや、
最近では、来人を感知して、自動的に音が流れる機種もある。

なぜか、は忘れたが、
昼休みに「音姫」のハナシになり、
あの上品な流水音じゃー、ちょっと足りないよねぇー…ということになった。

たとえば…単なる流水、ではなく、滝の音とか、
いっそのこと、花火の音とか、
河内音頭とか、
リクエストでカスタマイズできるようになってればいいのに…と言うと、
そんなん他の人にバレバレで余計恥ずかしいわ！とつっこまれたｗ。

そりゃー、そうだね。

でも、これって特許申請できるくらいのアイデアじゃない？

ちなみに…排泄中の音を恥ずかしがるのは日本人だけ、らしい。

極端

毎年この時期になると、
職場の健康診断が行われる。

約１ヶ月の期間内に、
自分の都合のいい日を見つけて、
（もちろん男子・女子の日時指定はあるが）
勝手に行くので、今週あたりにやっつけてしまおうかなぁー、と考えていた。

そのため、いつも好きなように食べて飲んで、の生活を、
健康診断に向けて、ちょっとだけ改善してみようか、と始めたのが「寒天雑炊」。

一袋なんと５０キロカロリー前後のこの雑炊を
前々日の夕食から４食続けて食べ、
（つまり前日の総摂取カロリーは１５０キロカロリー程度）
当日の朝、起きて、いつものようにシャワーを浴びると、
なんだか身体がだるい。

ん？なんか変。
貧血かな？

指先がしびれてるし、息苦しいし、身体が思うように動かない…と、
洗面所に這いずり出て、気づいた。

低血糖？
栄養失調？？ｗ

その日は健康診断を受けるのを諦め、
とりあえずはチョコを一欠けら。
その後、トーストにジャムをたっぷり塗ったものを食べると、あら不思議。

指先のしびれも、息苦しさも治りましたとさ。
めでたし、めでたしｗ。

ダイエットは短期間に、ではなく、
計画的にやるべきなのだ、と改めて知った次第。

なんでも、極端なんだよなぁー。

次回は来週あたりにターゲットを絞り、受診する予定。


そうそう、洗面所にうずくまってる時にふと感じたこと。

被災された方が住宅や瓦礫の中に埋もれて、
出られなくなったというハナシをニュースや報道番組でよく耳にしたが
ホントにたった一日やそこらちゃんと食事をしなかっただけで、
こんなにふにゃふにゃになってしまって力が出ないもんなんだと実感。

バーン！と蹴っ飛ばすとか、
力任せに動いてみるとかできへんもんなんかなぁー、
私やったらやってみるけど・・・なんて、考えていたのは大きな間違いであった。