後輩

先週の土曜日から始まった姪っ子の私立中学受験は
結局３校を受けて１校の合格という結果となった

彼女の一番の目標は私も三十年ほど前に受験して夢破れたＫ女子中学

「ここで私の分の仇も取ってくれ！」という想いと、
「合格されたら、頭が上らんようになるなぁ～」という複雑な想いの中、
残念ながら彼女はＫ女子中学には縁がなく、
私が通っていたＢ女子高校の姉妹校であるＢ女子中学に合格した、というのだから
これまたなんとも複雑な心境なのである

Ｂ女子中学はエスカレーター式に女子大まであり、
実は私の母や叔母もその高校の卒業生でもあったので、
私立学校特有の「主」のような先生に
「お母様はお元気？」とか言われたりしたもんだった

きっと私が現役だった頃の先生もまだいてはることだろうから
彼女も同じように言われるのだろうなぁ～
ただでさえ私の小さい頃に見た目もそっくりで
一緒に歩いていると、間違いなく「親子」に間違われる私たちなのに、
通う学校まで一緒になるとは・・・

彼女は表面的には勝気な女の子だけれど、
その裏にはすごく弱い一面を持っていて、
そういう面も含めて、なんだか自分の分身を見ているようで、
歯がゆくもあり、同時にとてもかわいい存在でもある

なんぞ「合格祝い」でもしてあげなアカンなぁ～、と思って、
昨日本人に聞いてみたところ、「遊園地に行きたい」だと・・・
その満面の笑顔がなんとも言えず愛らしくて、
思わず「ぎゅっ！」と抱きしめてやりたいくらいだった。
しっかし、生意気なことばっか言ってても、やっぱまだまだ子供やなぁ～