韓国ドラマ「真実」その１６

真実第16話「真実を求めて」です。
いよいよ最終回。
終わってしまうのね。ヒョヌさんに会えなくなるのね～
以下ネタバレですのでご注意ください。


ジャヨンが事故にあいかけて、それを見て記憶が戻ったヒョヌ。
二人はお互いの愛を確認し合い、真実のために闘うことを誓います。
ヒョヌは両親に真実を話し、ジャヨンの汚名を晴らしてやりたいと訴えます。
両親はシニの信じられない行為に憤り、シニを嫁に迎えようと思っていたことを後悔します。
ヒョヌママン、すっかりいいお母さんになっちゃって。
ま、シニにまんまと騙されてたんだから仕方ないんだけどね。
しかしとにかくシニのお父さんは市長に当選したばかりで、時期が悪いと
ヒョヌの父は顔を曇らせます。
真実を明らかにするのは難しいかもしれないと。

シニの父親は市長として順調。
シニも新しい仕事のオファーがあるのですが、連絡がつかないパク・スンジェのことが気になって仕方ない。
それを見て例の友達が
「あのヒトのこと、本当に好きなのね？」
お？この友達もまともなこと言うやん。好きにはなれないが。
そうかー。やっぱりそうなったか。
もうちょっと早かったら良かったのに。そしたらみんな幸せになれたのに。

ヒョヌに呼び出されたシニ、
「永遠に隠せる秘密なんてない。ジャヨンの汚名を晴らしてやれ。
　自分の幸せのために人を傷つけるのか。」
と責められます。
「席を替えたのは彼女が死んだと思って怖くて・・・」
と言うシニに「言い訳はやめて罪を償え」と言うヒョヌ。
すると、シニは
「償うですって？もう終わったこと。ジャヨンもヒョヌさんも無事だったじゃない。
　でもうちは違うの。家族を犠牲にはできない。」
！！！！！びっくり！！！家族愛ですかぁ？？なんじゃそりゃ？
「ジャヨンと違う？金、名誉、権力を持っているからか？
　失うもののないジャヨンなら犠牲にしてもいいのか？
　ジャヨンの気持ちになってみろ。人をひき殺した罪をなすりつけられ、
　自分自身も死ぬほどの目に遭った。」
ヒョヌさん！！""ハ(^▽^*) パチパチ♪
今までワタクシがシニに言いたかったすべてを言ってくれてありがとう！
ほんとにほんとにスッキリしたよ
「どうすればいいの？」
「自首しろ。彼女の身の潔白を証明する。」
「それはできない。」
「最後のチャンスも拒否するのか。覚悟しておけ。」
あの優しいヒョヌさんとは思えません。ジャヨンのためなら鬼にもなるのね
・・・鬼じゃないっすね。正義の味方でした。
そのやりとりの後ますます不安になるシニは、スンジェと連絡を取ろうとするのですが
なにしろスンジェはシニパパの配下に殺された（かも・・・）なので
当然連絡は取れません。

一方ジャヨンが新聞社の投稿コーナーや掲示板に投書した真実の内容が
世間で話題になり、シニパパもあせり始めます。
ジャヨンを可愛がってくれていた秘書は退職し
これで心置きなく反撃できるというもの。
ていうか、このタイミングの良さは、秘書氏なかなかやるな。
パク・スンジェの兄はスンジェが帰ってこないので、もしものことがあった時の為にと
スンジェから頼まれていた荷物を送ります。
あて先は新聞社とイ・ジャヨン。
ジャヨンとヒョヌは弁護士に相談します。
弁護士は相手は公人なので名誉毀損で訴えられるかもしれないし
ヒョヌの父の会社にも影響が及ぶかもしれないと言いますが
ヒョヌは再捜査の陳情書を出す手続きをします。

シニの家では家族会議中。
父親はやっぱり腐ってます。
「捜査されてもばれないように根回しする。」
母親は相変わらずバカです。
「ジャヨンの気持ちも分かるけれどここまでするなんて。」
おかしいで、アンタ
潔さとは無縁の家族ですな。
この会議中になんと！！
そうです、パク・スンジェが現れました！
パク・スンジェは車ごと池（川？いや海？）に沈められそうになったのですが
なんとか生還、４日間意識が戻らなかったため連絡がつかなかったのでした。
水の中から現れたスンジェ（回想シーン）は夢に見そうなくらい怖かったよ・・・
にしてもよれよれ・・・
田舎のとはいえ病院にいたのなら、もう少し小奇麗になっててもいいと思うんだけど。
いやそれどころか。まるで池から上がってきてそのまま来たのかと思うほどのよれよれぶり。
「俺を殺そうとしやがって！！証拠が渡したものだけだと思っているのか！？」
と激怒のパク・スンジェ。
シニは何も知らなかったのでスンジェの後を追いかけて
スンジェのマンションに謝罪に行きます。
でもねぇ。スンジェもさ。
「確かに俺はお前達家族を脅迫したさ。でも俺だってもっと恵まれた環境に生まれていれば・・・」
ってのはどうだか。
「お前の父親は市長の資格なんかない。引きずりおろしてやる。」
と言うスンジェに
「今まで父親に何もしてあげられなかった。私のせいで父を苦しめたくない。」
こんなときにまたへんてこな家族愛ですかぃ。
「父のためではなく私の為に許して。うちが終わればあなただって共倒れよ。」
そしてスンジェへの気持ちを打ち明けるシニ。
そのシニの姿にほだされ、スンジェはシニの気持ちを受け入れる。
その後シニは家に帰って父親に一言。
「パパ、私達罪を犯しすぎたわね。」
アンタが元凶やのに、んなカッコつけられてもなぁ。共感できん。
シニが帰った後、スンジェは兄に頼んだ荷物のことを思い出し、
大慌てで荷物の回収に走ります。
しかし間一髪でジャヨンのもとに届いてしまいました。

シニはジャヨンのところに謝りに。
ネットに掲示した文章を削除して欲しいと頼むのですが
ジャヨンは決して聞き入れません。
そして届けられたビデオをヒョヌと一緒に見ます。
その決定的な証拠はネットで流され、追い詰められたシニはスンジェの元へと。
「家に帰ったらきっと警察が待っていて逮捕されるわ」
この後に及んでもまだそんなことを・・・
シニパパは当然逮捕され母親も倒れてしまい、ますますシニは追い詰められていきます。
スンジェは罪を償う覚悟をするんだけど、シニは償った後の生活が不安でどうしても警察に行くことができません。
スンジェは一緒ならやり直せると説得するが、シニははじめからやり直すなんて自分にはできないと言い張ります。
そして二人は・・・・自殺かぃ！！
えー！！ブーブー！！
これは大ブーイングでしょう。
死んで終わりかよ！そんなんアリ？罪を明らかにすることもなく、償うこともなく。
釈然としないなぁ。
もしかしてココはシニとスンジェの愛に泣くところだったのか？
ごめん、泣けませんでした。
その後拘束中のパパがシニの最後の手紙を読んでたシーンはちょっとうるっと・・・来ませんでした。
ワタクシって冷たい女だわ。
「パパにどんなに嫌われてもパパのことが好きだった。
　パパの娘としてもう一度生まれたらきっといい娘になるからね。」
とか今更言われてもなぁ。

そして何よりも。
優しくてまっすぐなジャヨンとヒョヌは、こんな結末になって
さぞかし傷付いているだろうと思いきや。
そんなシーンはないのです。（カットか？）
シニのお骨を散骨した母や妹のシーンの後、いきなり留学に向かう飛行機の中。
「僕達いろいろ回り道したな。」
「うまくやれるかな、新しい世界で。私はこれからどんな風に生きていくんだろ。」
「“私”じゃなくて“私たち”だろ？」
「そうね、“私たち”ね。」
「僕達きっとうまくやれるよ。」
と仲良く手を握り合って・・・・え？コレで終わりっすか？
なんか消化不良なのはワタクシだけ？
この飛行機、なんか起こるんちゃうん？事故とか？と不謹慎にも思ってしまったワタクシ。
ドラマだから許してぇ～

ちなみに飛行機をバックにハングルの文字が。
内容は以下の通りだそうです。


「真実」を追究してくださった皆様へ

私の呼びかけに耳を傾け、関心を持っていただいた皆様に心から感謝したいです。
　
呼びかけに応じてくれた皆様の行動がなければ、多分私はこの社会に対する不信と憤りを抱いて生涯を生きることになったでしょう。
「大きな力」の前で、どこにもないと思われた「真実」は、皆様の心の中にありました。
そして正義を求める皆様の心がひとつになり、弱者である私の「真実」を明らかにする力となりました。

唯一心苦しいのは、彼女の死です。あのような結果を求めていたのではなかったのですが…
「真実」が明かされるのを恐れ、この世を捨ててしまった彼女のことを思うと辛くてなりません。
でも私は全てを忘れ、新しい世界に向かって旅立ちます。
私も皆様のように誰かの力になれるような一回り大きな人となって戻ってきたいと思います。

うーん・・・
一応シニのことも辛かったって書いてあるけどね。
それにしてもねぇ。

以上、韓国ドラマ「真実」でした。
できれば後日、特典映像の内容もアップしたいと思っております。