ちょびっと♪日記

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「ストロベリーナイト」第2話・第3話

2012-02-06 | 2012春ドラマ



『ストロベリーナイト』 第2話、第3話 -右では殴らない-

姫川玲子 : 竹内結子
菊田和男 : 西島秀俊
葉山則之 : 小出恵介
石倉 保 : 宇梶剛士
湯田康平 : 丸山隆平
姫川瑞江 : 手塚理美
姫川忠幸 : 大和田漠
國奥定之助: 津川雅彦
橋爪俊介 : 渡辺いっけい
日下 守 : 遠藤憲一
今泉春男 : 高嶋政宏
井岡博満 : 生瀬勝久
勝俣健作 : 武田鉄矢


今回はあまりエグくなかった。
ストーリーは2話に引っ張ったけど、その分しっかり練り込んであるという印象。
スペシャルドラマ時代のガンテツ(武田鉄矢)との云々も、新キャラとして投入された葉山のキャラづけもだいたい終わった感じ。
今回はガンテツがちょっと可哀そうだったな、横暴で嫌なやつだけど、部下を殉職で失ってしまったから最後の方で気の毒な感じだった。

しかしこのドラマ、何回見ても思うけど警視庁捜査一課って徹底した男社会なんだよ、姫川みたいな女主任なんか差別されてなんぼなんだわ、みたいな演出が不快。
男と女にはそれぞれ役割があってどちらかといえば力仕事、の捜査一課としては女は邪魔ってことなんか?
でもあんなに露骨にやんなくてもいいやん…いやそれより姫川が嫌がられてるのか?
まあでもねぇ、厭味ったらしいこと言われたり凹むようなことがあったり上司に怒鳴られたり(多分コレは男の人が大きい声を出すのがコワイとかのトラウマかもしれないと思っている)するたびに、泣きはしないんだけど泣きそうなのを我慢してますって顔しちゃうんだよねぇ、姫川って。
ああいうのって男社会ではやっぱり嫌がられるような気もする。面倒くせーな、って。
だからと言ってあの扱いは許し難いが。

ここまでまったくストーリーについて語らなかった私。
事件は白と黒のカプセルに入った合成麻薬の中に仕込まれた麻酔薬の成分によって劇症肝炎を引き起こして次々に4人の男が死ぬというところから始まる。
その4人は携帯ゲームの仮想世界で同じ人物と接触していた。
で、その仮想世界を利用して、やれ援助交際だの、クレジットカードの偽造だの犯罪が横行しているという。
誰と誰がその世界で接触していたかはクレジットカードから割り出すことができるが、会話内容の履歴までは保存されていないため、なかなか本ボシに辿りつけない姫川班を出し抜いて、ガンテツが暴力団の線からホシを上げてくる。
が、それは薬の成分などの分析によって4人の殺人に関わった人物ではないと明らかに。
そして姫川班がやがて真犯人に辿りつくのであった。

当初、無差別な薬物テロの可能性があると捜査方針が決められた時点で、捜査の方向はミスリードされていく。
途中政界の大物を姫川班が任意で引っ張った時は、話が大きくなりそうだと思ったが、それ以降その大物は出てこず。
ものすごい肩すかしをくらった私であった。
総理近辺の大物がそんなもんかいな。まあいいけど。警察がきちんと仕事してるのに圧力かけてどうこうってのも不愉快極まりないし。
でも「電話で抗議があった」くらいの話で済んでしまうとは、大した人物ではなかったらしい。

西島。細すぎるきらいはあるが男前である。好みである。惚れる~である。もう姫川が「菊田」って菊ちゃんを呼ぶたびに目を皿のようにしているのである。
あとどうしても宇梶が刑事役ってのがどうも。それも穏やかないい刑事さんみたいな役ってのが。
若いころの武勇伝を語りまくってた宇梶が記憶の片隅にあって、あんたそっち側じゃないだろって思ってしまう。
よく芸能人が「若いころは結構悪さやりましてねぇ」って過去の思い出みたいに語ってるのを見ると、それで迷惑被った人にとってはたまらんだろうなーって思うんだけどなぁ。
いや、人間は誰かに迷惑をかけて生きているってのは百も承知だが。