ちょびっと♪日記

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「陽はまた昇る」第8話

2011-10-12 | その他ドラマ



『陽はまた昇る』第8話


キャスト
 遠野 一行 … 佐藤 浩市
 宮田 英二 … 三浦 春馬
 湯原 周太 … 池松 壮亮
 簑島佐和子… 真矢 みき
 安西 雄哉 … ARATA
 遠野奈津美… 斎藤 由貴
 内堀 清二 … 橋詰 功
 白石 大地 … 浪岡 一喜
 田中 里美 … 石野 真子
 立花 琴美 … YOU
 杉崎 孝夫 … 六角 清児


学生たちを人質にして立てこもった安西のところに駆け付けた遠野に、安西は学生を一人殺せば残りの29人は助けると取引を持ちかける。
もちろん狙撃班スタンバイ、そして校長室に捜査本部設置である。
遠野は必死で交渉に当たるが安西は完全に肝が据わってしまっている。そこに校長登場。
詳しいことはともかく安西がかつて殺した警官(石野真子の旦那さんですな)は、校長が特別可愛がっていた巡査だったらしい。
校長が説得して引きつけるも、感情的になり過ぎて狙撃失敗とかもう。
感情的になってるのは校長だけじゃないし。
撃たれて入院している遠野奈津美に説得させようと病院に向かう簑島。
「二人の男を手玉にとった女のせいで、何の罪もない学生がこんな目に~!!」
簑島の教師としての資質をどうこう言うつもりはないし、責任感から出た言葉でもあるだろう。
でもまあ、個人的感情が入り過ぎてるのは事実。

過去の事件が色々明らかになったところで、結局安西のしていることは逆恨みだし子どもじみている。
銃をつきつけて、学生たちを怖がらせて、自分で更生するチャンスも幸せを得るチャンスも捨てているだけ。
遠野が奈津美と結婚したことだってそんなに簡単なことじゃない。安西を刑務所に入れて奪うとかそんな生半可な気持ちで事件関係者と結婚できるほど、警察という組織は甘くないだろう。

宮田が自分が犠牲になると名乗りでるが、その時簑島から電話が。安西と話をさせて欲しいという奈津美の電話を切って
「奈津美が死んだ」と安西に嘘をつく。
簑島の電話から機転を利かせて安西に揺さぶりをかける遠野。
「俺とお前が奈津美を殺したんだ」と言う遠野に
「俺じゃない、お前が殺したんだ」と未だ自らの罪を認めない安西。
「そうだな、もう俺かお前かどちらかが死ななければ終わらない。俺が自分で死のう」
そして遠野、長台詞。
学生たちに最後のお別れをするという名目で、それぞれの学生に自分の役割を暗に認識させて安西確保の準備を整える。
上手くいったところで、杉崎~…
突入及び安西射殺の指示の末、安西を庇って撃たれるとか遠野、どんだけかっこいいのか。
いや、結構カッコ悪いんだけど。女々しいところあるし。
でもそのカッコ悪さもまたいい、遠野、ステキおじさんである。


それにしても正直、遠野奈津美ってそんなに魅力的?と思う。
途中にかけてきた電話ででも
「ごめんねぇ、こんなことになっちゃって…」
とかもう何もかもが中途半端。あんたは一体誰を好きで誰が大切なのか。いいおばさんなのに同情と愛情の区別もつかんのか。
で、なんで遠野ほどの男がこんな女のために命かけちゃってるのか。
まったく納得いかん。
それと警察官、美化しすぎだろう。なんかもう究極の啓蒙活動である。ひと昔前なら感動でだだ泣きできるレベル。
でもいかんせん学生の演技が学園祭か。というレベルだし、ストーリーもやり過ぎだよね、コレ。
いや、日本の治安維持のために必要な組織だし刑事ドラマも大好きだけど。

というわけで次回最終回でござりまする。