ちょびっと♪日記

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「絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-」第10話

2011-10-11 | その他ドラマ


『絶対零度-特殊犯罪潜入捜査-』第10話

桜木 泉  …… 上戸 彩
瀧河信次郎 …… 桐谷健太
高峰 涼子 …… 山口紗弥加
深沢ユウキ …… 丸山智己
大森 紗英 …… 北川弘美
竹林 匠  …… 木村 了
白石晋太郎 …… 中原丈雄
倉田 工  …… 杉本哲太
長嶋 秀夫 …… 北大路欣也


ストーリーの軸としては塚本殉職事件に関わる畑山から桜木がどこまで情報を引き出せるかという一騎打ち的な形で展開されている。
黒幕はユースケ・サンタマリアで間違いなさそうで、売れるものはなんでも(生まれたばかりの胎児まで)転がしてきたブローカーらしい。
事件としては誘拐された外務大臣が建設していたガスプラントの公害問題が浮上。
それにユースケが関わっているが、彼はあらゆるデータを用意に改ざんできる。
データ社会になっている今、これはすごーく怖い。
他人とデータを入れかえたり、信号を勝手にかえたり、ユースケすげーんである。
警察手帳も勿論入手、堂々とハッキング。

まぁこんな犯罪が起こらないとは限らないよなー、実際。これはいくらなんでも極端だけど、情報の漏えい問題は後をたたない。
コンピュータで全てを管理することは便利かもしれないけど、ハイリスクでもある。と、思うんだけど。

畑山は自分という存在をデータ上消され、ユースケと手を組んだことを後悔し、むしろ恨んでいた。
だから捜査に協力する、ユースケの顔を知っているのは自分だけだからと提案する畑山。

そしてこの場面で自らの病を明らかにする瀧河。この事件を最後に引退する、もしものときはフォローしてくれと仲間に話す瀧河。ていうかいい役もらってるなあ桐谷。
「お前(桜木)の見たものを俺は信じる」だって、かっこいいねえ。
しかも長嶋に、瀧河は自分の後継者として桜木を指導してきたのだと説明つきであった。←要らんって。説明台詞。もう少しこちら側に余地を残しておいて欲しいわ。

後半ちょっと忘れかけてたけど、外務大臣がサミット直前にして誘拐されてたんだった、うっかり忘れてたけど。
そっちの事件はちょっと適当な扱いになりつつ、畑山はユースケの偽の似顔絵で捜査を混乱させるのか、それとも自分の手で…という展開か?

というわけでいよいよ最終回でございます。

昔は、『最終回』というだけでワクワクしたものだが、年のせいなのか、それとも最終回らしい最終回があまりなくなったせいか、ワクワク感は少ない。
例えばドラマ→ドラマ:ネクストシーズン、ドラマ→映画 という構図を制作側が「あわよくば」と意識するせいで実質的な『最終回』ではない、後引き感をもたらしているのが一番の理由だと思う。
特にフジ系列のドラマはシリーズ化、映画化(映画まで前後編とか)の傾向が強い。
人気のあるドラマを作るのが難しいのは分かる(不況による製作費などのリスクも一因だろう)し、二匹目のドジョウが魅力的なのも充分理解できるけど、結論から言えばたいてい二匹目のドジョウは一匹目より小さいことが多い。
期待度の高かった『SP~革命編~』『のだめカンタービレ後編』にがっかりさせられた記憶が新しいだけに。
(『踊る~3』は論外とさせていただく。)
オリジナル脚本でほんっとうに面白いドラマ。特に原作が漫画ではないもの希望。漫画という媒体はドラマ向じゃない。実写映像化するときに必ず違和感が生じるので純粋にドラマとして楽しみにくい。
というわけで、オリジナルドラマで面白いの。作って欲しいです。