ちょびっと♪日記

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「エデンの東」第45話

2010-06-26 | 韓国ドラマ「エデンの東」

第45話 家族の垣根



イ・ドンチョル・・・ソン・スンホン
イ・ドンウク・・・ヨン・ジョンフン
シン・ミョンフン・・・パク・ヘジン
キム・ジヒョン・・・ハン・ジヘ
クク・ヨンナン・・・イ・ヨニ

ドンウクは裏金の情報をシン・テファンから送られ、
それを捜査することで、一躍マスコミの注目を集め時の人に。
「さすがは私の息子だ。」
だってよ、テファン。ドンチョルからの電話で
「ちょうど自分の息子の自慢をしたいと思っていたところだ。
 どんな気分だ?法曹界の栄光を引っ提げ大統領選挙に出ても
 遜色ないだろう。クク会長の裏金を散々運んだんだから
 イ・ドンチョルも当然の報いだな。」
大統領ってあんたの過去が明るみに出たら
大統領選挙どころじゃないだろうに。
「ドンウクに手出ししないことが、お前にできる最後のことだろう。」
「イ・ドンチョル、育てた恩を売って我が息子ドンウクの足かせになるなよ。」
とか、いきなり父親づら。早く返せだってよ。
自分は今まで育ててきたミョンフンをぽいっと放り出したからって
ドンチョルの家は違うんだよ~と思いたいが
ドンウクはもう顔つきも変わってしまって、なんだかもう同情する気も失せてきたよ。
まあ今は仕事に熱中するくらいしかできることがないんだろうけど。
ドンウクの上司にも
「どういうわけか最近変わったぞ。出世に目がくらみ家族さえ売るという噂が
 出回っているぞ。」
って言われちゃってるし。ドンウク。
裏金を運んだ人がキーマンになるわけだけど、
そしてその裏金を運んだのはドンチョルだし、罪は罪だけどさ、
ドンウクを助けるためにやったのに、見ないふりをするっていうのか?

ドンチョル母はテホの学校の前で、テホを待って話を。
そこにジヒョンが登場。
「あなたにはテホに会う権利なんかないっ!」
ってもうなんか普通の怒り方じゃないし、ジヒョンもかなりエキセントリックな感じになってきたな。
まあドンチョル母に過去に言われたこととか根に持ってるんだろうけど、
根に持ちすぎ。
ジヒョンは可哀そうだとは思うけど、それにしても目上の人間に噛みつくのはちょっとどうかねぇ。

そして取り調べで偶然にも会ってしまった兄と弟。
「クク・デファ会長のためか。兄さんを身代わりにして助かろうとしているのが
 分からないのか?」
「ドンウク。俺を葬ろうとしているのはシン・テファンだ。」
「シン・テファンしか頭にないのか?何のためにクク会長のためにそこまでするんだ?
 まだクク会長の娘が好きなのか?」
「めったなことを言うな。お前こそシン・テファンの投げたえさには毒が盛られているのに
 そのえさに喰らいついたんじゃないか?」
「シン・テファンがやったは限らない、被害妄想だっ」
こんな洞察力のない男が検察のホープなんて、韓国検察もどうしようもないな。
今は冷静な判断力を失っているとはいえ、(兄ちゃん、ミョンフンに取られたってやつ?)
ドンチョルにそんなこと言うなんて。
シン・テファンはドンチョルの父親を殺した男じゃないか。
それに、クク会長も悪いがテファンだって似たりよったりだって分かってるはずなのにね。
「頼むから僕の足かせにならないでくれっ」
ってどの口が言うのかなぁ?ドンチョルがいなかったらあの拷問室で死んでいたかも。
ギスンが学費を払わなかったら大学にも行けなかっただろう。
家族がドンウクのためにどんなに犠牲になってきたか考えもしないなんて
本当に、ドンウクらしくない。テファンの息子らしいかもしれないけど
血は水よりも濃いなんて、私はそんなこと信じたくないよ。

ドンチョルは過去のなんとか・・・で釈放されたんだけどね。
政治的なつてもかなりあるから、当然なのか、よく分からん。
ま、きちんとした法治国家ではないな。
その後、なぜかヨンナンと一緒に孤児院に行くドンチョル。



そこにはミョンフンが。
子供たちとサッカーをして遊ぶドンチョルの向こうにジヒョンが。
「テホの養育権、手放して。」
ミョンフンがイ・ギチョルの息子として生きていく代償に
離婚してテホを手放せって
「私たちを捨てたのはあなたよ。」
いや違うだろう。シン・テファンに追い出されたんじゃん。
「私はあなたとあなたのお母さんに傷つけられたのよっ」
ジヒョンってすごく利己的よねぇ。
別に親を殺されたとかじゃないのに。ドンウクとの結婚に反対されたとかなのにね。
「あのお母さんがシン・テファン会長を許せないように、私もあの人を許せない。」
意味分からず。
傷つけられた傷つけられたって、結局ミョンフンとの結婚も自分の判断だし、
ドンチョル母とは気が合わなかっただろうけど、そんなにいつまでも恨むようなことじゃないように思うが。
その人の心の傷はその人にしか分からないけど、やっぱり利己的な感じがする。
この利己的なジヒョンと今のドンウクはお似合いかもね。
ヨンナン曰く
「イ・ドンチョルの人生も波瀾万丈ね。」
「俺が学んだのは血のつながりも大切だが、命が何よりも大事だってことだ。」



ドンウクがドンチョルを取り調べたことがドンチョル母の耳に入り、
久しぶりに家に帰ったドンウクに
「兄さんを利用して有名になるなんてやめな。」
と諭すが、ドンウクは却って追い詰められていく。
「結局血がつながっていないとこういうことになるのか。
 家族なら信じるだろう?どうして僕を見る目が変わった?
 僕のどこが変わってしまったの?」
と怒るドンウク。いや、あんた本当に変わったよ。
ひねくれちゃってさ。
「兄さんだって僕を見ると人生空しく思えるだろう?
 僕はいない方がいい。僕がここにいたら皆もツライ。」
その空しさにドンチョルはじっと耐えてきたんじゃないのか。
血筋なんかより、一緒に生きた時間の方が大切だってそう思いながら
じっと耐えていたんじゃないの?
命より大切なものなんかないんだって思いながら。

そういえばレベッカのことを忘れてました。
テソン証券のインサイダー取引の証拠をシン・テファンに送りつけて
テソン証券を渡せと取引を申し出る。
しかもレベッカはジェニスを人質に取っていた。
それをミョンフンの仕業と決めつけて、
「あのできそこないめ、息子と思って育ててやったのに、結局父親を裏切りよってっ」
っつーて、ミョンフンを痛めつけるのであった。
何が息子と思って育てただか。本当に息子と思ってたらそんなことできやしないだろうに。
まったく人間じゃねぇな。
この究極の悪人を早くなんとかしてくれぃ。
「ジヒョン、我が息子イ・ドンウク検事に助けを求めろ。
 ミョンフンがドンチョルと手を組んだとな。血筋対血筋の戦いだと刺激しろっ!」
シン・テファンはドンウクも駒のひとつくらいにしか考えていないのだった。