ちょびっと♪日記

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「エデンの東」第44話

2010-06-07 | 韓国ドラマ「エデンの東」

第44話 本来の居場所



イ・ドンチョル・・・ソン・スンホン
イ・ドンウク・・・ヨン・ジョンフン
シン・ミョンフン・・・パク・ヘジン
キム・ジヒョン・・・ハン・ジヘ
クク・ヨンナン・・・イ・ヨニ

ミョンフンが家を出て、ミョンフン母はテファンが出て行くべきなのに・・・
と抗議するが、テファンは
「お前がすることは実の子をここに連れてくることだろう。
 お前、イ・ドンウク検事がジヒョンを愛していたことを忘れたか。
 要するにドンウク検事をここに呼び寄せれば、みなが幸せになれる。」
とミョンフン母に言うのであった。
ていうか、婿養子なのかなんなのか知らんが、態度がでかい男だなぁ。
それと今更ドンウクにジヒョンを・・・なんて恥知らずもいいところである。
ほんまサイテーな男やな。
ジヒョンを利用してドンウクを自分の駒にしようって魂胆だろう。

しかしどうしてドンウクはタイミング悪くドンチョルに電話したり
ジヒョンに電話したりするのか。
電話するたびに名乗る前にミョンフンに間違えられて
勝手に傷ついてるし。
「会いたいんだ。」
ってジヒョンに今会ってどうするっていうのか。
何の解決も得られないだろうに。
「耐えられないような試練がなぜ僕らには何度も降りかかるんだ?」
ドンウクも気の毒だけど、ドンウクは愛してくれる家族がいるじゃないか。
そりゃ、今はミョンフンの行方が分からないから
みんながミョンフンを心配するけれど、
でもドンチョルもドンチョルのおかんも、ドンウクをとても大切に思っている。
みんな人生を賭けてドンウクを守ってきたのに。
ジヒョンは傷ついてるドンウクに
「シン・テファン会長に向けた刃は鞘に納めて。
 法の正義も大事でしょうけど、それ以前に守る倫理ってものがあるわ。」
逆だろうに。
真実の正義なら父親を裁かなければいけないこともあるだろう。

クク会長とシン・テファンがワンゴン(ドンチョル妹ギスンの旦那である)と
キム・テソン弁護士を誘拐拉致しよった。
まあキム弁護士はクク会長を裏切ったときにシン・テファンの都合の悪いことも
知ってしまっているから、両方から邪魔者扱いされるのは仕方ない。
しかし、ワンゴンを巻き込んだのはまずかっただろう。
ドンチョル、マジで怒ってるで。
クク会長に文句言いに行っちゃったし。
「私が会長のもとから独立したことが、そんなに受け入れがたいですか。」
「その通りだ。」
って言うてるけど、そもそもドンチョルは一度会長と縁を切ったのに
それを土下座までして自分のもとに連れ戻したんじゃなかったのか。
なのに正式に独立したドンチョルをそんな理由でどうこうしようなんて
クク会長、ろくな死に方しないだろう。
キム弁護士はクク会長が海外にストックしていた金に手をつけて
ドンチョルのために何かしようとしてたんだよねぇ。
ドンチョルは知らなくて、キム弁護士にそんなものは捨てなければいけないと諭す。
正しくてかっこよくて家族愛に溢れていて、しかも頭がいいなんて
こんないい男がいるか?
なにか欠点がないとおかしいと思わせるほどである。
ジヒョンもドンチョルのことは信頼してるし、クク会長も手放したくなくてあがいてるし。
テファンくらいかな、ドンチョルを評価してないのって。

居場所を失ったミョンフンは結局ドンチョル母のところに来てしまうのだった。
あまりにもかわいそうなので、このシーンはつらくて見ていられない。
ドンチョル母に土下座して「許してください」と泣くミョンフン。
おかんだって、実の息子にそんなことされたくないだろう。
ミョンフンが悪いんじゃないことは、おかんも十分分かっているのだから。
とにかく諸悪の根源はシン・テファンとユ・ミエだからな。
この二人だけはなんとかしてもらわんと、見てる私も納得できんてなもんである。
で、そんなときにうっかり早く帰ってきちゃうドンウクなのだ。
ドンウクがミョンフンを受け入れられれば話は早いのだけど。
ドンチョルの弟が二人いてもいいし、おかんの息子が三人になったっていいんじゃないのか。
まあドンウクとしては自分だけ血が繋がってないのはつらいかもしれないけど
結局そうするしか道はない。
感情的には許せないのは分かるんだけど、実の父親の仇の家に居続けるのは
ミョンフンにはあまりにも厳しすぎるし。
でもドンウクに「お前の家はここじゃないだろ?」てミョンフンが言うのは間違ってると思うけど。
とにもかくにも、3人兄弟になれば話は早い。
ドンウクがシン・テファンのところに行く必然性はない。
「僕のせいで兄さんの人生がこじれてしまった。
 僕がいたせいで兄さんは苦労続きだった。僕に流れる汚れた血のせいで・・
 僕はイ・ドンウクじゃない、シン・ミョンフンだ。
 何を言っても無駄だ。僕の体に流れる血はイ・ギチョルの血じゃない。
 シン・テファンの血だからな。」
ドンチョルにそう訴えるドンウク。
テファンの血が流れているから自分は汚れているとか、すごい運命論者だな。
自分自身が選択する人生はないのか。

ところでテファン妻の父だが、もう駄目らしい。
今夜をこせそうにないと医者に言われて、父以外に一体誰を家族と呼べばいいのか
私も連れて行って欲しいと泣くテファン妻。
ツライなぁ、ほんとに。
いつまでこんなツライ状況が続くのか。
話を行ったり来たりさせて、登場人物を追いこんで泣かせるという手法で
延々とツライ状況を作り出していくあたり、韓国ドラマらしい尺の取り方だが。
しかしこう何話もこの話題で引っ張られると「尺を取る」という言葉では
片付かないような気もする。
おじいちゃんが朝までもたないから息のあるうちに顔を見せてあげてほしいと
ミョンフン母から電話をもらうドンウク。
実の孫だからな、ドンウクも戸惑ってるだろうけど、このおじいさんは事業家としても人間としてもきちんとした人だから。
それにテファンの妻も目が覚めて、今は悪のテファンを嫌ってるから
ドンウクとしてはそれがせめてもの救いかも・・・
汚れた血だけじゃないってことだもんね。

おじいちゃんの葬儀には現れたミョンフンだけど
なぜドンウク同席するか。親戚とかからしたら「この人、なんでここにおるん?」
って感じやと思うけど。
その上ミョンフンからおじいさんの遺影を渡されて
「お前がもつのが筋だ。」
とか、もうみんな何が何だか、どないなってんねん状態やで。
なにも葬式でそんなことせんでもええやろっ!!
と思ってしまった私。
ミョンフン母は倒れちゃうし。
「ジヒョンとテホを頼んだぞ」
って頼むな。自分の嫁さんと息子だろ?