ちょびっと♪日記

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「ウエディング」第17話

2010-06-18 | 韓国ドラマ「ウエディング」

『ウエディング』第17話。



ハン・スンウ役・・・リュ・シウォン
イ・セナ役・・・チャン・ナラ
シン・ユンス役・・・ミョン・セビン
ソ・ジニ役・・・イ・ヒョヌ

セナがジニに会っていたことで
「君は僕のものだ。」
と本音が飛び出したスンウ。
っつーか、子供っぽい独占欲に見えなくもないが、演技の問題か?
それともそういう演出か?
しかしそのあとは極めて理性的に、アメリカに一緒に行きたいのは
ユンスではなくセナだということ、セナと出会ってから自分は変わったことを分析しつつセナに話しているので、
本来はスンウという人はそういう頭でっかちタイプなんだろうなぁ。
「私を愛してる?」
「ああ。」
「ユンスさんより愛している?」
「ああ。」
このあたりで許してやったらどうか、セナ。
自分も後ろめたいことがないわけではないんだし。
でも、セナはまだまだ追い詰めるのだ。
「もう彼女に会わない?彼女のことを思い出さない?」
「女として考えない。」
「彼女に何かあっても普通でいられる?彼女を心から消せる?」
要求し過ぎだろう。セナ。スンウはよく付き合ってる方だと思うよ、実際。
脚本家が女性なので・・・ということもあるだろうけど
たいていの男の人はもう面倒になって、セナのことなんかどうでもよくなるはず。
ここでスンウもちょっとイヤそうな顔で
「ユンスは俺の過去だ、すべて消すことはできない。
 僕の過去として受け入れてくれないか。」
とセナを説得している。
「スンウさんは彼女との過去によって作られた人よね。
 それを許せない私が悪いの。今の私の愛ではもうあなたの過去まで受け入れられないわ。」
過去のない人間なんていないって、セナは分かってないのか?
スンウはセナの過去を許したっていうのに。
(多分。許したから一緒にアメリカに行こうって言ったんだろうし。)

そんなときに両親に離婚届が見つかっちゃうセナ。
「これはなんなの?」
「役所でもらったの。スンウさんはもう帰ってこないわ。
 パパ、ママ。私たち合わなくて。こんな結果になってごめん。」
「私の目の黒いうちは許さないわっ」
と怒っているセナママは、多分スンウにちょっと怒ってるのかな?
でもセナパパは
「セナには失望した。」
とセナに怒ってる。あのセナにべた甘なパパがねぇ。
いくらスンウがお気に入りとは言え、やっぱり我が子が可愛いだろうに・・・
と思っていたら、やっぱり男性だなあとセナパパを尊敬する瞬間であるよ。

ユンスはジニの嘘のメールで、ジニを心配してやってくるが
この二人は結局すれ違ってばかり。
ジニはスンウの気持ちの整理がつくまで待って、一緒にアメリカに行くようにとか言うし。
そんなこと思ってもないのに。
でもプライドが高くて「スンウの穴埋め役はごめんだ。」なんて言っちゃうんだよね。

セナはスンウの実家を片づけに行く。
スンウのお母さんのことは本当に好きだったんだよね。
「もしお母様がいれば別れなかったかも。」
って。
友達二人と一緒にスンウ実家へ行ったらユンスとばったり。
気の強いスジは
「他人の家庭を壊しておきながら、ずうずうしい人ね。」
と本人に言うんだけど、こういうところ、韓国人らしいよな。
日本人だと普通は言えないよねぇ。言えなくて陰気な感じになるんだよ~
セナはユンスを偽善者と責めて、スンウはユンスを過去だと言ったと言い
「私をこんなイヤな女にして、大嫌いよっ」
・・・おかどちがいである。


ユンスもそこまで言われて黙ってる必要なんかないだろうに。
あ~、でもまあ身に覚えがないことでもないしなぁ。
なんかユンスは韓国人の女性じゃないみたいだよ。
言いたいことも言わずじっと我慢して、謝ってばかりいて、自分を責める。
でもそれっていい人を演じてるように見えて、実は自己憐憫なんだよねぇ。
結局自分が一番かわいいのよ、ユンスは。
それに気がついて、本当の気持ちで生きられるようになれば
もっと楽になれるし、素敵なユンスになれると思うのになぁ。

職場(って外務省か?)でばったり会ったスンウとジニ。
ユンスのことについて話しているときは理性的だったスンウだが
ジニがセナのことを
「セナは元気か?」
と言った途端、キレるスンウ。



「セナには近づくなっ分かったか?」
私このシーン好きだわ~。どんなシーンよりセナへの愛が感じられるんだよねぇ。
だって学生時代の先輩だよ?それも体育会系の。
しかも今は職場の先輩でもあるし。
縦社会の韓国でいくら親しいとはいえ、先輩につかみかかるなんて
相当理性を失っている状況だ。
「結局愛しているのはセナか。」
と言ったジニに
「気安く呼ぶな。」
って言うところなんか、スンウたまらん。こんな夫が欲しいよあたしゃ。

ユンスは日本に行くことにしたみたい。
やたら日本に来るのね、フローリストの勉強になるのか、日本が。
そのあたりの事情はよく知らないけど。
日本に行く前にユンスはセナにスンウ母から預かった料理のレシピノートを渡す。
「私、スンウを愛してた。先生も愛していたから本当の母親になってほしかった。
 でも先生はセナさんの姑だし、スンウもあなたを愛してる。
 だから私を許して。スンウも許してあげて。」
そう言ってノートを渡してスンウ実家によるユンス。



「今は一人になって気が楽よ。あなたは私の理解者だから
 倒れそうなときに支えてほしかったの。
 先生が倒れてからあなたが唯一の安息所みたいで、しがみついてしまった。」
「先輩を愛してた?」
「とてもつらかったわ。」
「俺に出来ることは?」
「今更なにができるの?あなたが幸せにできる人は一人だけ。
 だから幸せになってね。」
複雑な関係だよな。
で、またユンスはストレスで熱を出してるし。
寝込んでいるところにジニが。スンウが連絡したんだけどね。
「許してやる。やり直そう。」
どこまでも上から目線なジニだなぁと思っていたら
「私を許して」と言ったユンスに
「俺も許してくれ。」こちらは片付いたようである。

セナが夜中にひとり酒していると、パパ登場。
「お前たちにはがっかりだ。
 もちろんお前のことだから彼を精いっぱい愛しただろう。
 でも、なにかが合わなかったんだろう。
 だが今彼のそばにいてやらないお前には失望した。
 母親を亡くし一人になった彼が気の毒だろ?
 彼を支える度量がないことにパパはがっかりだ。」
みんな、スンウの弟のことを忘れていませんか?
名前はスンジュンです。除隊になったはずですが。
いや、そんな一度か二度くらいしか出てこなかった人のことはいいのか。
「私が間違っていたわ。」と泣き、
スンウ母のノートを見て泣き、セナの心は溶けるのだろうか?
いよいよ次回は最終回である。
最終回へのヒキとしてはアメリカに赴任する件だよな、やっぱり。
人事部に行ったりして何やら意味ありげな行動のスンウくん。
そのあとスーツケースを抱えて空港へ向かっております。
スジからセナへ電話が。
「スンウさんがアメリカへ行くのは一カ月先のはずよ?」
「予定を早めたらしいの。今日出発するって。ユンスさんは一緒じゃないわ。」
スジ、スンウの後輩と付き合ってるからな。
二人でまんまとたくらんだわけである。
ま、ともかくセナはスンウを追って空港へ。
しかし搭乗口に消えていくスンウ・・・・