ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

CASSHERN~キャシャーンがやらねば誰がやる~

2005-07-06 | 映画
宇多田ひかるちゃんの夫、桐谷氏監督作品、
『CASSHERN』である。
なぜ今頃かというと・・・
勘のいい人はお気づきかと思うが、要潤つながりである。
(『曲がり角の彼女』参照)

映画についてはネタバレしないのを原則としているのですが、
まあ超有名な原作があるので、多少内容についても触れてしまうので
もし、これから見るからバラすな!!という方は読み飛ばしてくださいませ。
バラせるほど内容を理解しているかというとちょっとアヤシイっすけど。

率直に言って、一回見ただけではよく分からなかったので、
もう一回見ようと思います。
でも長いので気合を入れなおしてからでないと・・・
映像は面白い出来なんじゃないでしょうか?
公開当時は酷評されたということですが、私は結構楽しめました。
漫画をそのまま映画にした感じの映像がところどころに散りばめられていて
それが違和感なく実写に溶け込んでいて。
ロボット軍団もよく出来ていたし。
ちょっと凝りすぎて思い込みの激しい映画になってしまったようなので
なんの予備知識もなく見ると、ついていけない展開があったり、
辻褄が合わない(ように見える)こともあって、ほんと難しい映画でした。
一番分からなかったのは最後の方で出てきたオリジナルヒューマンの存在です。
唐突に出てきたんだよねぇ、オリジナルヒューマンって言葉が。
「はあ~??」
それで私の中ですっかり話がこんがらがっちゃったのだ。
これ、原作にあるのかな?これ以上書かないでおこう。
とにかく。
“憎しみは憎しみを生み、戦いを生む。生きとし生けるものがみな共生できるように・・・”
という平和へのメッセージは読み取れたんだけど。
でもラストは切ない。

キャストは豪華。
キャシャーンは伊勢谷祐介、東博士が寺尾あきら、キャシャーン母が樋口可南子。
国家主席が大滝秀治、その側近及川光博、
敵の新造人間のボスに唐沢寿明、その仲間が宮迫くんと佐田真由美、要 潤。
あとは小日向文世、西島秀俊、三橋達也(故人)など。

で、肝心の(?)要 潤くんですが、後半キャシャーンと戦って死んじゃうんですけどね。
この人はやっぱりこういう人間ばなれした役が似合う。
(そもそも原作ではこの役、ロボットらしい。)
なぜかつくりもの感が漂うんですよ、彼は。
偉そうなことを言えば、演技が不自然なのかなー。表情がぎこちないというか。
ま、つくりものと思えるほどの男前ってそうはいないから、
この役はハマリ役と言っていいのかもしれないけど。
(ハマリ役と言えるほど出てきませんが)
仮面ライダー(あれ、ライダーって言っていいのか?)も昼メロの主人公も
ホストもアメリカ帰りのホテルの副社長も、私にとっては現実ばなれした存在。
そういう役ほど彼にははまっちゃうように見えるな。

とりあえず、家事とかしながら見る映画ではない。
じっと凝視していないとワケが分からなくなる。
いや、私の理解力では凝視していても充分に理解できなかったに違いない。