大河ドラマについて私が何か語るとか申し訳ない限りではある。
でも敢えて言わせてもらえば
絵が汚い。
これはキャストがどうとかいう問題ではなく、撮り方や演出、映像の加工の問題としてだと思うのですが、なんかこう乱雑な感じのする絵なのである。
まあそういう演出なんです、ってことで芸術を理解しない私がとやかく言える筋合いのものでもないのだけど。
最近の大河ドラマで言えば福山主演の龍馬伝も同じ系統だったと記憶している。
それと、ちょっと酔うよ、今回のカメラワーク。
私は内耳を患っているので特に三半器官が弱い。そのせいかなーと思っていたが弟も酔うから見ないと言っていた。
弟も乗り物酔いしやすいタチなので三半器官が弱いんだろうが、それにしてもテレビドラマで酔うってどうなの。
で、2話まで見たところですが。
まず音楽は今回東京フィルの演奏が入ってるのもあって、良い。好き。
というか大河で絶対はずさないところは音楽と衣装だと私は思ってるので。
中井貴一(清盛の父)は流石の存在感。白拍子の女(清盛の実母)が惚れるのも無理はないわけである。
でも50のおじさんに20そこそこの役をやらせるとはさすが大河、強引この上なし。
で、中井にくわれ気味の主演、松山ケンイチであるが、分からないわー。この人。
すごく演技が上手とも今のところは思わないし、見た目もすごく男前でもないし。←好みの問題ですが。
今までまったく興味のなかった俳優さんなのでもう暫く見守ることにする。
実はすっごく演技が上手いのかもしれないしな。
2話の最後でやっと玉木宏(源義朝)登場だが、また痩せたんか。この人は。
元服そこそこの年設定からのスタートだから16とか17の役なのに、皺が~。
実年齢もまだ31歳なのにもっと上に見える…。
私の今回の大河の希望(途中退場は覚悟の上)がキツイとは。演技力に多くを期待してはいないけれども。
(『砂の器』で裏切られたのは記憶に新しい)
あとは三上博。この人も痩せすぎだ。でも今回の役には合ってる。天皇の位に一度はつきながら政治の世界から追い出される神経質そうな上皇の役。
それと助平じじいの上皇の役に伊東四朗。いいのか、コレ。いいのか。歴史だから。
でも子どもと一緒に見るのははばかられるな。
壇れいは相変わらずたたずまい美しく、松田聖子は―もう何も言うまい。
実際1話は中井貴一の独壇場と言っても過言ではないだろう。
2話からやっと松山ケンイチが登場、最後に玉木登場で3話以降に淡く期待することにする。
(最近ドラマに過度な期待をしなくなった私、大河ドラマでくらい期待したいのになあ…)