196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

毎日新聞・無声映画私財なげうち

2009-07-24 15:21:49 | スカパー!衛星劇場・無声映画の時代とニュー・シネマパラダイス
今日の画像は、無声映画鑑賞会の会報である季刊紙・活狂最新号No.137。

今日の毎日新聞・朝刊の社会29面に、

無声映画私財なげうち
鑑賞会毎月続け50年
ものがたり'09夏

として記事が掲載されている。
私が、いつも一番最初に見ているテレビ30面のすぐ裏だから、良い場所である。現在、無声映画鑑賞会創立50周年記念事業A~展覧会~として


無声映画鑑賞会50周年記念展


が、入場無料で7月31日(金)まで開催されている。

会場/江東区古石場文化センター エントランスホール
(〒135ー0045
東京都江東区古石場2ー13ー2
TEL 03ー5620ー0224
FAX 03ー5620ー0258)

開館時間 9:00~22:00
休館日 第1、3月曜日(7/6、20)

第1回例会からの(クラシック映画ニュース)、会報(活狂)、初期の頃の例会で使用していた映写機、記念上映会ポスター、写真パネル、収集した古典映画関連資料、御支援頂いた映画人の色紙や書簡・・・・・・
無声映画鑑賞会50年の歩みを辿ります。


記念事業Bの
~弁士付無声映画上映会~
活弁大獅子吼大会(5公演・入替制)
~朝から晩まで活動写真!~
1.猛進ロイド
弁士/斎藤裕子

2.渋川伴五郎
弁士/坂本頼光

3.ダグラスの海賊
弁士/片岡一郎

4.生れてはみたけれど
弁士/澤登 翠
楽団カラード・モノトーン生演奏付

5.ウィンダミア夫人の扇
弁士/桜井麻美


7月18日(土)会場:大研修室は、残念ながら好評のうちに終わってしまったが7月29日(水曜)には、

第612回無声映画鑑賞会

B級映画会社のA級時代劇!

が門前仲町駅にある門仲天井ホールにて開催される。

私は、12歳の少年の日に活動弁士である松田春翠先生に出会い、無声映画の収集・保存をしていることを知った。
そして、その際、街頭紙芝居やアニメーション、漫画についても収集・保存をする必要があることを教わり、蟷螂の斧ではあるけれども30年以上集め続けて来た漫画が現在2万冊くらいになった。
少年画報大全を監修する際にその本たちは非常に役に立ってくれたし、いまでは私の蔵書がジャニーズの人気グループである嵐の主演映画・黄色い涙の撮影に使われたり(オープニングに出てくる手塚治虫先生の初期作品の単行本や、出版社の山積みになった雑誌類、大御所の先生の書斎にある漫画本)、人気ドラマ、古畑任三郎の中学生時代を描いたドラマ・古畑中学生の撮影小道具(赤塚不二夫先生のおそ松くんなどの雑誌、単行本類)として使われたりもしている。
また、河島光広先生のビリーパックや、武内つなよし先生の赤胴鈴之助、桑田次郎先生のまぼろし探偵の完全復刻本を作る際に使用したのも全て私の蔵書が元になっている。
松田春翠先生との少年の日の夢と約束は、(無声映画のように漫画やアニメーションも収集・保存・研究し、その素晴らしさを皆さんに知ってもらいたい)との願いとなり、私にメトロポリス漫画総合研究所を1997年に設立させ、現在にいたっている。

さて、古石場文化センターには、小津安二郎紹介展示コーナーが、1階展示室内にあり、江東シネマプラザと題して毎月日本映画の名作も上映しております。 上映作品の解説・紹介を兼ねた江東シネマ倶楽部だよりは、7月で第142号を数えます。


また、2009石森史郎・青春脚本塾では、
CINEMA!CINEMA!CINEMA!と題して、今年は、木下恵介特集として木下恵介監督作品を毎月皆で見る会を続けております。


第12回7月26日笛吹川
高田馬場で午後1時30分開場、午後2時開演、作品鑑賞に際して石森史郎先生の解説ありです。

参加希望者がいるようでしたらメール、コメントなどで御連絡下さいね。
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