196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

93位はトイレット博士/ とりいかずよし

2009-09-30 23:50:10 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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93位は『トイレット博士』とりいかずよし先生です。
画像は、
『日経トレンディ』(1998年5月号・日経ホーム出版社)より。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)
(1970年)
当初下ネタ中心のギャグマンガだったが、後半は学園コメディ
ジャンプコミックスセレクション(集英社)上・下巻


『日経トレンディ』
1998年5月号(日経ホーム出版社)より。


私が最初に少年ジャンプに出会った頃から長く続いていたイメージがある。
トイレット博士は、後半からみかけなくなり、スナミ先生や、メタクソ団の活躍が読者の人気を集めていた。
スナミ先生は、担当編集者であった角南さん(現・白泉社役員)がモデル。
初めて角南さんとお会いしたとき、スナミ先生に似ているので驚いた。
漫画一筋に情熱を持った編集さんで、いろんな場所でお会いする。
とりいかずよし先生は、赤塚先生のアシスタント出身で、昨年、赤塚先生がお亡くなりになった時、通夜の席で名古屋から駆け付けて来たとりいかずよし先生と初めてお会いすることが出来た。
ヒーロー物の漫画がとても好きだったとのこと。
最初の単行本ジャンプコミックスは、全巻揃えるのは結構大変なハズ。
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オバQが小池さんの所へ会いに!!

2009-09-30 18:29:57 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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今日は、オバケのQ太郎と一緒に、ラーメン大好き小池さんの所へ行って来たよ!


画像は、オバQ音頭を歌いながら踊るはずのQちゃん人形。
杉並アニメーションミュージアム館長であり、スタジオ・ゼロ代表のアニメーター鈴木伸一さんの所へ会いに行って事務所に戻ってきた所です。
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東宝特撮映画DVD コレクション買ったよ

2009-09-30 02:20:03 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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今日の画像は、昨日発売されたばかりの
『東宝特撮映画DVDコレクション』1である。

DeAGOSTINI(デアゴスティーニ・ジャパン)から発売されているのを、昨日のテレビ東京の昼の映画『銀座の恋の物語』(1962年日活)蔵原惟繕監督、石原裕次郎、ジェリー藤尾、浅丘ルリ子出演を見ていた時のCMで初めて知った。

映画の内容についてだが、同名歌謡曲を題材に映画化したもので、読売新聞の番組欄には、東京・銀座を舞台に、交通事故で記憶喪失になった恋人を回復させようと努力する青年画家の姿を描く。

とある。
江利チエミの歌声も聴けて内容も面白く楽しんでいたところに、舞台となる銀座近くの有楽町線新富町にある事務所、パインウッドカンパニーへ電話がかかってきた。
事務所で留守番を任されている最中、テレビを見て映画の研究(私の場合は、サボりではなく研究である)をしていたら、浅丘ルリ子が交通事故に遭う肝心の場面で電話が鳴り、

「おたくの会社は何をしている会社ですか?」

との質問に、反射的に

「いま、急いでいるので・・・」

といって、電話を切って急いで映画の続きを見たのだが、肝心の場面を見逃してしまった。

一昨日は石坂洋次郎原作の『若い人』(1962年日活)西河克己監督、石原裕次郎、浅丘ルリ子、吉永小百合、北村和夫

今日は、
『嵐の勇者たち』
石原裕次郎、二谷英明
と、石原裕次郎主演映画が続いて放映される。(石原裕次郎の墓は、横浜市鶴見区にある曹洞宗総持寺派の総本山、総持寺にあり、山形県鶴岡市にある総持寺派善宝寺は、映画『たそがれ清兵衛』の原作者として知られる藤沢周平の短編小説『龍を見た男』の舞台となっており、庄内にある私の父の実家は、代々檀家の代表を務めている旧家である。私の父が山形県の庄内地方から上京し、横浜の鶴見に家を構えたのは、総持寺との関係があるためらしい。)


さて、肝心の東宝特撮映画DVDコレクション隔週刊1だが、創刊号特別定価990円(税込)と割安である。
東宝特撮映画全作品リスト59作品が見開きで紹介され、『ゴジラ』のポスターが見開きサイズで綴じ込まれているのがマニアにはとても嬉しい。
第2号以降は1990円(税込)となるので、第55号まで定期購読するかについては思案中なのだが、創刊号は皆さんに是非おすすめしたい逸品です。
藤子・F・不二雄大全集を全巻購入予約者特典Fnoteが欲しいばかりに購入を決めたばかりの私にとって、更に隔週1990円の出費は考える時間が必要だ。
なぜなら、シリーズのラインナップは、1954年から2004年までの作品なので、欲しい作品とレンタルでも充分な作品まで玉石混淆なのだ。
シリーズのラインナップは、又、後ほど御知らせするとして、近刊予告のみ御知らせしとこう。

第2号 10月13日(火)発売
昭和39年4月29日公開作品
『モスラ対ゴジラ』
スタッフ
監督/本多猪四郎
特技監督/円谷英二
脚本/関沢新一

キャスト
宝田明、星由里子、小泉博、藤木悠、佐原健二、ザ・ピーナッツ、田崎潤、田島義文、藤田進、他

ゴジラとモスラ、東宝が誇る二大怪獣が大激突!
怪獣王のゴジラに挑むは、卵、幼虫、成虫へと三段階に変化するマッハ3の巨蛾モスラ!
巨大なモスラの卵に危機が迫る中、母モスラを呼ぶ小美人=ザ・ピーナッツの歌声が響く!
宝田明、星由里子の若さあふれる魅力に、珍しや、好漢、佐原健二のイヤミな悪党ぶりもみどころ!


第3号 10月27日(火)発売

昭和39年公開
『三大怪獣 地球最大の決戦』
スタッフ
監督/本多猪四郎
特技監督/円谷英二
脚本/関沢新一

キャスト
夏木陽介、星由里子、若林映子、小泉博、ザ・ピーナッツ、伊藤久哉、沢村いき雄、平田昭彦、志村喬、他

第4号 11月10日(火)発売

昭和38年公開
『海底軍艦』
スタッフ
監督/本多猪四郎
特技監督/円谷英二
脚本/関沢新一

キャスト
高嶋忠夫、藤山陽子、藤木悠、佐原健二、上原謙、小泉博、田崎潤、田島義文、平田昭彦、天本英世、小林哲子、他


第5号 11月24日(火)発売

昭和36年
『モスラ』
スタッフ
監督/本多猪四郎
特技監督/円谷英二
脚本/関沢新一

キャスト
フランキー堺、ジェリー伊藤、香川京子、小泉博、ザ・ピーナッツ、平田昭彦、佐原健二、小杉義男、上原謙、他


漫画やアニメ、特撮、映画そしてその主題歌とジャンルが広いマニアックなコレクターであり、研究者でもある私にとって、大正・昭和の時代とその研究対象を区切っていても、欲しいものは、まだまだたくさんあるのだ。
私のコレクターとしての日々は、まだまだ続く。
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泣いた赤おに/ 浜田広介・1933 年

2009-09-29 17:07:01 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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画像は、
『大アンケートによる少年少女小説ベスト100』(1992年2月10日・文春文庫)。

29位『泣いた赤おに』

浜田広介・作1933年より。

「ココロノ ヤサシイ オニノ ウチデス。
ドナタデモ オイデクダサイ・・・」
山奥に住む若い赤鬼は、ある日、自分の家の戸口の前に、こんな木の札を立てた。
姿かたちは鬼に違いないが、彼の心は他の鬼たちとは違っていた。
彼は人間たちの仲間になって、仲よく暮していきたいと考えていたのである。
しかし麓の村の人々は、赤鬼の立て札を容易に信用しようとはしなかった。
人間どもを食おうとする乱暴な鬼の計略と考えたのである。
村人の反応に絶望する赤鬼を見て、友人である青鬼は、ある計りごとをもちかけた。
自分が村に暴れ込んだところを赤鬼が成敗するという芝居をしようというのである。
青鬼はためらう赤鬼をせきたて、麓の村へと下っていくのだが・・・。
作者の浜田広介は、小川未明と共に、近代文学としての童話への道を開いた児童文学者。


赤鬼はこぶしをにぎって青鬼の頭をポカポカ打ちました。
講談社世界絵童話全集『泣いた赤鬼他』(1962年刊/井口文秀絵)


赤鬼は友のやさしさに泣きました。
偕成社日本児童文学全集『浜田広介童話集』(1969年刊/岩崎ちひろ絵)


『大アンケートによる少年少女小説ベスト100』
(1992年2月10日・文春文庫)より。


私のアメーバのブログにいつもコメントをくれる人のブログで、『泣いた赤おに』の話が紹介されていたので、私も・・・


『のらくろ』で知られる漫画界の大御所、田河水泡先生の元に、戦後、漫画家志望の双子の少年達が訪れた時、田河水泡先生は、その少年達に赤鬼、青鬼のペンネームを授けました。
後に『漫画少年』を始め、各誌で活躍をしたその二人の漫画家は、『よたろうくん』で知られる山根赤鬼先生と、『名たんていカゲマン』で知られる山根青鬼先生と成りました。
山根赤鬼先生は、2001年に一度だけしか御会いすることが出来ませんでしたが、その後も年賀状の御返事を毎年いただき、病気で亡くなられた後は、奥様から毎年御返事をいただいております。
青鬼先生とは、日本漫画家協会のパーティーなどでいつも御会いする機会があり、懇意にしていただいております。
私が小学生の頃に、『名たんていカゲマン』の連載が始まり、私は、子供の頃からの読者でした。
赤鬼先生も青鬼先生も、とても心の優しい先生方ですのでこの話しとイメージが重なります。
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すくらっぷ・ブック/ 小山田いく94

2009-09-29 00:24:34 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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94位は『すくらっぷ・ブック』小山田いくです。
画像は、
『日経トレンディ』(1998年5月号・日経ホーム出版社)より。

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)
(1980年)
主要登場キャラすべての友情や恋愛で綴る学園青春もの。。
少年チャンピオン・コミックス(秋田書店)全11巻


『日経トレンディ』
1998年5月号(日経ホーム出版社)より。


この作品は、友人が雑誌連載時の週刊少年チャンピオンを買っていたので毎週読み終わるともらって読んでいた。
登場キャラと同世代で中学校生活を送っていた私としては、金八先生の番組そのままに校内暴力で荒れ狂う現実の学校(脚本家は、横浜市鶴見区在住である)とはかけ離れた漫画の世界観に最初から最後まで馴染むことが出来なかったが根強いファンもいる。
中学校を卒業する際、友人達が漫画好きの私のために要らなくなった漫画の本をプレゼントしてくれたのだが、みんながみんな、この本を持って来たので最初の方など同じ巻が5冊も集まる始末。
意外な人気?に驚いた記憶がある。
私の好きな漫画の世界観とは、正に水と油の関係の作品だった思い出がある。
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帯をギュッとね!/ 河合克敏・95 位!

2009-09-28 17:57:59 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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95位は『帯をギュッとね』河合克敏です。
画像は、
『日経トレンディ』(1998年5月号・日経ホーム出版社)より。

『週刊少年サンデー』(小学館)
(1989年)
これまでの柔道ものと違い繊細なタッチでラブコメ的雰囲気。
少年サンデーコミックス(小学館)全30巻


『日経トレンディ』
1998年5月号(日経ホーム出版社)より。
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フランダースの犬・ウィーダ作( 英)1872年

2009-09-28 08:37:23 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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画像は、
『大アンケートによる少年少女小説ベスト100』(1992年2月10日・文春文庫)。

22位『フランダースの犬』

ウィーダ作(英)1872年

ベルギー北部のフランダース地方にあるアントワープという町のはずれに、少年ネルロが年老いた祖父と住んでいた。
貧しさにもめげず心豊かに暮していた二人は、ある日、瀕死の老犬パトラッシェを助ける。
心やさしいネルロとパトラッシェの間には、いつしか厚い友情が生まれた。
やがて足腰が弱った祖父に代わって、ネルロが仕事で町まで牛乳を運ぶようになった。
町の教会堂には、地元出身の偉大な画家ルーベンスの作品が飾られていた。
画家を目指していたネルロはそれを見るのが夢だったが、貧しい暮しでは観覧料を払うことはできなかった。
あるクリスマスに絵のコンテストが開催されることになった。
ネルロも自信作を出品する。
ところが、クリスマスが近づいたある日、ネルロは盗人の濡れ衣を着せられてしまう。
祖父は極貧の中で死に、小屋を追い出されることとなったネルロは、町へとさまよい出た・・・。
女流作家ウィーダ、本名ルイズ・ド・ラ・ラメの、美しくも悲しい物語。


『大アンケートによる少年少女小説ベスト100』
(1992年2月10日・文春文庫)より。


日本人の若い世代なら誰もが知っている泣けるアニメNo.1の『フランダースの犬』だが、かつて文春文庫から出た少年少女小説ベスト100では、22位の評価だった。
作品の評価は、時代とともに世代とともに変わっていく。
アニメの原作となった小説は、短編であり、アニメ化するにあたり、様々なエピソードが加えられたのである。
私個人の感想としては、『フランダースの犬』こそ、日本のアニメが原作を越えてしまった作品だと考えている。
『フランダースの犬』のアニメの話を途中から始めてしまったので、アニメの最終回しか知らない人達のために原作の紹介をしてみました。
アニメ放映時、8歳の少年だった私は、この作品がとても好きで、毎週欠かさず見ており、ラストに衝撃を受けました。
孤児や貧しい人に対する社会の大人達の現実を、最初に知った作品でもあります。
ネロが画家になることを夢見てルーベンスの絵に憧れたように、3年後、「少年画報」(少年画報社)に連載された河島光広先生の探偵漫画『ビリーパック』の復刻版に出会った私は生涯、漫画やアニメの研究者としての道を夢見ていくことになるのです。
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アニメ・フランダースの犬・DVD 第10巻!!

2009-09-28 01:12:12 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
今日の画像及び参考資料は、

ファンタスティックコレクションNo.18

『母をたずねて三千里
フランダースの犬』

(朝日ソノラマ・1980年3月1日発行)より。


『フランダースの犬』


第37話「うれしい知らせ」

脚本/安藤豊弘
絵コンテ/横田和善
演出/黒田昌郎

第38話「ネロの大きな夢」

脚本/雪室俊一
絵コンテ/奥田誠治
演出/黒田昌郎

第39話「心をつなぐ二つの旗」

脚本/雪室俊一
絵コンテ/奥田誠治
演出/黒田昌郎

第40話「おじいさんの口笛」
脚本/雪室俊一
絵コンテ/奥田誠治
演出/黒田昌郎


ネロがコンクールに絵を出品するには、パネルに描く必要がある。

ジェハン爺さんは、パネルを購入するために牛乳運びの仕事だけでなく、ネロに内緒で街で野菜売りのアルバイトをしていた。
そのために疲労した御爺さんは、パネルを購入してきた日の夜に家の前まできて、倒れてしまう。
ジェハン爺さんの体は、大丈夫だろうか?

次回、DVD・第11巻なつかしい長い道の巻をお待ち下さい。

(いつも私のブログを読んでいる皆さまは、既にお気付きのことかと思いますが、DVD第1巻から第9巻までについてのアラスジ紹介は、しておりません。
今年に入り、本放送以来34年ぶりに初回から見直しているのですが、感想を書き忘れていたので、これからクライマックスにかけての感想を4回にわたり不定期に書いてみたいと思い、第10回より始めてみました。)
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口笛探偵長を見たことがある人?

2009-09-26 02:06:51 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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今日の画像は、

週刊『少年サンデー』から

テレビ版「口笛探偵長」


の紹介です。

決定版!懐しいテレビ・ラジオ人気番組主題歌集

キングレコードより1971年に発売。2枚組/全36曲収録されたものの中でも特に好きだった曲のひとつだ。


『口笛探偵長』

日本テレビ/昭和34年7月5日放送開始

原作/双葉十三郎

作詞/作・編曲/三木トリロー
歌/上高田少年合唱団

はしれ はしれ 風のように
とばせ とばせ 音のように
口ぶえが 呼んでいる
いそげ 口笛探偵長


口ぶえを吹いて行こ
町かどに
口ぶえを吹いていこ
青空に


ひびきもかるく 胸ははずむ
口ぶえを吹いて行こ
どこまでも


コツコツと足音から始まり、次に口笛が鳴り響く。
歌詞は、繰り返し同じものになるのだが、口笛と間奏の曲が効果的に使われている。
『少年マガジン』創刊号から連載された川内康範大先生の探偵小説「月光仮面」に対抗して、『少年サンデー』の創刊号から連載された探偵小説なのだが、「月光仮面の」人気にはテレビも小説も遠く及ばなかったと思われる。

その為、単行本化もされておらずその全貌は判らない。
テレビも生放送?だったのか、映像なども見たことがない幻の作品だ。
私は、小学生の時にLPで聴いたこの主題歌が今日までもとても気に入っているのだが・・・
小学館の学年誌に連載された漫画版の付録も持っているが、絵の方は、石原豪人が描いた小説への挿し絵の方が断然良い。
当時の放送を見たことがあるという人は、是非、感想を訊かせて貰いたいと思う作品のひとつである。
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そろそろ、次の旅の予定だが・・

2009-09-25 00:59:34 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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さて、シルバーウィークも終ったので、これからの予定だが、私が関わった講談社から発売の漫画関連本三冊目となる

少年のころの「思い出漫画劇場」

武内つなよしの世界
赤胴鈴之助
少年ジェット

が発売されるので、本が届き次第紹介したいと思う。
9月28日は、無声映画鑑賞会。

10月1日は、旅行会社で朝11時から打ち合わせ。
今回は、バス3台分のお客様がいるので、添乗員も3人いる。

夜は、石森史郎先生のシナリオ塾、前期の最終日となる。

2日~4日は、今年4度目となる萩・津和野への添乗だ。
私は、一月に1、2回のペースでのANAを使った旅行が好きなので、そのペースで添乗員の仕事も続けている。

文筆業や研究者としての生活ばかり続けていると、ついつい昼夜、逆の不規則な生活となってしまいがちなので、生活のリズムを元に戻すためには、添乗員の仕事は丁度良いのだ。
そろそろ、気候も良くなってきたので、旅行には最適のシーズンである。

旅行の時は、青空になるといいな!
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月光仮面の歌と桑田次郎の世界! !

2009-09-23 04:41:03 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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さて今日の画像は、漫画版『月光仮面』(1990年11月・大都社)です。


リバイバルブームで『赤胴鈴之助』と共にアニメ化された時、『別冊少年キング』(少年画報社)に連載されたもの(1971年9月~1972年2月)を後に単行本にまとめたものなので、少し珍しい本になりますね。

少年のころの「思い出漫画劇場」
『桑田次郎の世界』
「まぼろし探偵」
「月光仮面」
「8マン」

でも特集されている「月光仮面」

今日は私も大好きなその主題歌を紹介したいと思います。


桑田次郎先生は、「まぼろし探偵」、「月光仮面」(原作・川内康範)、「8マン」(原作・平井和正)という昭和30年代を代表するヒーローで少年達から絶大な人気を得ました。
桑田次郎先生は、昭和50年頃を境に第一線から退く形となりましたが、昭和30年~40年代に少年達の憧れのヒーローを描かせたらピカイチでしたね。

桑田次郎先生は、現在、茨城県にて静かなくらしをおくっています。


『月光仮面』

TBSテレビ
1958.2.24~1958.12.28
企画小林利雄
脚本川内康範
出演大瀬康一、日吉としやす、猿若久美恵他

ギャングやスパイ団を相手に、名探偵"祝十郎"と少年達の活躍それを助けるー月よりの使者、月光仮面ーのアクションドラマで、テレビで放映されるや、たちまち子供達の人気者になり、「月光仮面ごっこ」が流行した。
(データ・解説、『ラジオからテレビへなつかしの子供番組テーマ集』日本コロムビアより)


「月光仮面」主題歌

作詞/川内康範
作・編曲/小川寛興
歌/近藤よし子、キング子鳩会



どこの誰かは 知らないけれど
誰もがみんな 知っている
月光仮面の おじさんは
正義の味方よ 善い人よ
疾風のように 現われて
疾風のように 去って行く
月光仮面は 誰でしょう
月光仮面は 誰でしょう



どこかで不幸に 泣く人あれば
かならずともに やって来て
真心こもる 愛の歌
しっかりしろよと なぐさめる
誰でも好きに なれる人
夢を抱いた 月の人
月光仮面は 誰でしょう
月光仮面は 誰でしょう



どこで生まれて 育ってきたか
誰もが知らない なぞの人
電光石火の 早業で
今日も走らす オートバイ
この世の悪に かんぜんと
戦い挑んで 去って行く
月光仮面は 誰でしょう
月光仮面は 誰でしょう



月光仮面の歌

作詞/川内康範
作・編曲/小川寛興
歌/三船 浩



月の光を 背に受けて
仮面にかくした この心
風が吹くなら 吹くがよい
雨が降るなら 降るがよい
愛と正義の為ならば
何で惜しかろ この命
我が名は月光 月光仮面



辛いだろうが 今しばし
待てば幸せ やってくる
まずしい人よ 呼ぶがよい
悲しい人も 呼ぶがよい
心正しき もののため
月よりの使者 ここにあり
我が名は月光 月光仮面


アニメ版は、ともにボニー・ジャックスによって歌われた。
主題歌の曲調が三沢 郷により新しくアレンジされている。
私が最初に見た『月光仮面』も、『赤胴鈴之助』もともにアニメ版である。


アニメ版データ

『正義を愛する者月光仮面』

原作/川内康範
企画/西野清一
キー局/日本テレビ
製作/ナック
放映期間/1972.1.10~10.2
放映時間/月曜PM7:00~7:30
30分一話完結39回
脚本/伊東恒久
演出/岡迫亘弘
作画/岡迫亘弘


参考文献・参考資料

決定版!懐かしいテレビラジオ人気番組主題歌集
1971年キングレコード

ラジオからテレビへ
なつかしの子供番組テーマ集
1976年10月・日本コロムビア

あしたのジョーから宇宙戦艦ヤマトまで
『テレビアニメ全集②』
杉山 卓
1978年9月・秋元文庫

鉄腕アトムから最新曲まで369曲
『テレビアニメ主題歌集』
1979年1月・秋元文庫
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懐しいテレビラジオ人気番組主題歌集

2009-09-22 15:15:47 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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今日の画像は、

決定版!懐しいテレビ・ラジオ人気番組主題歌集

笛吹童子の歌/月光仮面は誰でしょう/矢車剣之助/とんとんとんまの天狗さん/白馬童子/隠密剣士(江戸の隠密渡り鳥)/ほか全36曲!

キングレコードより1971年に発売。2枚組/\3,000。
このレコードは、小学校5年生の時、初めて出来た友達のお兄さんが持っていた。
最近、同じ物を古レコード屋さんから入手し、30年ぶりに聴くことが出来た。
収録された曲は、次の通り。

レコード1

第1面

『鐘の鳴る丘』

NHKラジオ/昭和22年7月放送開始

原作/菊田一夫

1.鐘の鳴る丘ートンガリ帽子

歌/高橋恵子、ひばり児童合唱団


『笛吹童子』

NHKラジオ/昭和27年4月放送開始

原作/北村寿夫

2.笛吹童子の歌

歌/上高田少年合唱団


『紅孔雀』

NHKラジオ/昭和27年4月放送開始

原作/北村寿夫

3.紅孔雀の歌

歌/井口小夜子、キング児童合唱団


『ヤン坊ニン坊トン坊』

NHKラジオ/昭和29年4月放送開始

原作/飯沢 匡

4.ヤン坊ニン坊トン坊

歌/ひばり児童合唱団


『少年ケニア』

文化放送/昭和29年5月放送開始

原作/山川惣治

5.少年ケニアの歌

歌/キング児童合唱団


『少年探偵団』

ニッポン放送/昭和31年2月放送開始

原作/江戸川乱歩

6.少年探偵団

歌/ひばり児童合唱団


『一丁目一番地』

NHKラジオ/昭和32年4月放送開始

原作/高垣 葵、高橋昇之助

7.一丁目一番地

歌/ひばり児童合唱団


『赤胴鈴之助』

TBSラジオ/昭和32年10月放送開始

原作/武内つなよし

8.赤胴鈴之助

歌/岩瀬 寛、上高田少年合唱団


『名犬ラッシー』

TBSテレビ/昭和32年11月放送開始

9.名犬ラッシー

歌/ひばり児童合唱団


第2面

『月光仮面』

TBSテレビ/昭和33年2月放送開始

原作/川内康範

1.月光仮面は誰でしょう

歌/近藤よし子、キング子鳩会

2.月光仮面の歌

歌/三船 浩


『遊星王子』

NTV/昭和33年11月放送開始
原作/伊上 勝

3.遊星王子のうた

歌/ひばり児童合唱団


『あんみつ姫』

TBSテレビ/昭和33年12月放送開始

原作/倉金章介

4.あんみつ姫

歌/中原美沙緒、ボニー ジャックス


『まぼろし探偵』

TBSテレビ/昭和34年4月放送開始

原作/桑田次郎

5.まぼろし探偵の歌

歌/岩瀬 寛、上高田少年合唱団


『矢車剣之助』

日本テレビ/昭和34年5月放送開始

原作/堀江 卓

6.矢車剣之助

歌/上高田少年合唱団


『七色仮面』

NET/昭和34年6月3日放送開始

原作/川内康範

7.七色仮面の歌

歌/近藤よし子、キング子鳩会


『ポパイ』

TBSテレビ/昭和34年6月7日放送開始

8.ポパイの歌

歌/楠 トシエ


『口笛探偵長』

日本テレビ/昭和34年7月5日放送開始

原作/双葉十三郎

9.口笛探偵長

歌/上高田少年合唱団


レコード2

第1面

『豹の眼』

TBSテレビ/昭和34年7月12日放送開始

原作/高垣 眸

1.豹の眼

歌/三船 浩、キング合唱団、キング子鳩会


『とんま天狗』

読売テレビ/昭和34年9月放送開始

2.とんとんとんまの天狗さん

歌/大村 崑、かなりや子供会


『ラーメン親子』

MBS/昭和35年1月1日放送開始

3.ラーメン親子

歌/芦屋小雁


『海底人8823』

フジテレビ/昭和35年1月3日放送開始

原作/黒沼 健

4.海底人8823

歌/サカモト児童合唱団


『イガグリくん』

関西テレビ/昭和35年1月4日放送開始

原作/福井英一

5.イガグリくん

歌/ボニー ジャックス


『白馬童子』

NET/昭和35年1月5日放送開始

原作/巌 竜司

6.白馬童子

歌/石川 進


『ホームラン教室』

NHKテレビ/昭和35年1月7日放送開始

7.ホームラン教室

歌/坂本秀明、サカモト児童合唱団


『小天狗小太郎』

フジテレビ/昭和35年3月放送開始

8.小天狗小太郎

歌/三橋美智也、上高田少年合唱団


『快傑ハリマオ』

日本テレビ/昭和35年4月放送開始

原作/山田克郎

9.快傑ハリマオの歌

歌/三橋美智也、東京混声合唱団


第2面

『ポンポン大将』

NHKテレビ/昭和35年9月4日放送開始


1.ポンポン大将

歌/キング少年合唱団


『ブー・フー・ウー』

NHKテレビ/昭和35年9月5日放送開始

2.ブー・フー・ウー

原作/飯沢匡

歌/黒柳徹子、大山のぶ代、丹羽勝恵


『ママちょっと来て』

日本テレビ/昭和36年1月放送開始

3.ママちょっと来て

歌/真理ヨシコ、坂本博士

『少年ジェット』

フジテレビ/昭和36年2月放送開始

原作/武内つなよし

4.少年ジェット

歌/ひばり児童合唱団


『てなもんや三度笠』

ABCテレビ/昭和37年5月放送開始

5.てなもんや三度笠

歌/藤田まこと


『白鳥の騎士』

NET/昭和37年7月放送開始
6.白鳥の騎士

歌/高 英男


『隠密剣士』

TBSテレビ/昭和37年10月放送開始

7.江戸の隠密渡り鳥ー隠密剣士

歌/ボニー ジャックス


『鉄腕アトム』

フジテレビ/昭和38年1月放送開始

原作/手塚治虫

8.鉄腕アトムー主題歌

歌/ひばり児童合唱団


『ひょっこりひょうたん島』

NHKテレビ/昭和39年4月放送開始

原作井上ひさし、山元護久

9.ひょっこりひょうたん島

歌/前川陽子、ひばり児童合唱団


原作者については、私の記憶で書いているので、間違いなどお気付きの方がいたらご連絡下さいね。
データなどについては、レコードに表記されたものをそのまま記述しているので、確認が必要である。
歌は、収録された歌手のものなのでオリジナルの歌い手とは限らない。

『少年探偵団』や『豹の眼』など、戦前の月刊少年雑誌「少年倶楽部」(大日本雄弁会講談社)に連載された少年小説が原作のものがあれば、サンケイ新聞に連載された絵物語が原作の『少年ケニア』があり、『赤胴鈴之助』や『まぼろし探偵』など、戦後の日本を代表する月刊少年雑誌「少年画報」(少年画報社)に連載された漫画が原作となるものもある。
『月光仮面』は、テレビが生んだヒーローであり、桑田次郎先生などの絵により漫画化され、月刊「少年クラブ」(講談社)に連載された。
『少年ジェット』は、テレビと漫画のタイアップによるもので、同時に展開されたものだ。月刊少年雑誌「ぼくら」(講談社)連載。
ラジオやテレビ、映画や漫画との密接な関係は、昭和30年代の月刊少年雑誌全盛の時代から既に始まっているのである。
先日の「サンデー・マガジンのDNA ~週刊少年漫画誌の50年~」展の企画主旨で、


「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」は単なる雑誌という存在を超えて、互いを意識しながら数多くの名作を生み出し、連載作品の単行本化や兄弟誌の創刊、テレビ化・アニメ化の流れを作るなど(以下略)


の記述があり、少年週刊誌からさも連載作品の単行本化や、テレビ化・アニメ化の流れが始まったような言い方をしているが、この企画展のコンセプトを考えたのがかの高名なマンガコラムニストであるどこかの誰かさん(近年、学習院大学教授の肩書きも手に入れたようだ)達グループのために、このような初歩的な間違いすらわからなかったようだ。
少年週刊誌が出来る前からテレビ化アニメ化の流れが始まっていることくらいは、私は小学生の頃から理解出来ていた事柄なのだが・・・
ちなみにテレビアニメ化の流れを作った手塚治虫先生の『鉄腕アトム』や横山光輝先生の『鉄人28号』は月刊少年雑誌「少年」(光文社)に連載されたものなのは、今更私が説明するまでもない周知の事実なのだが・・・
正に『月光仮面』の歌にある通り

どこの誰かは
知らないけれど
誰もがみんな 知っている♪

テレビ化アニメ化の流れを作ったのは、週刊誌ではなく月刊誌の頃から既に始まっていたことを、いまだに知らないのは、どこかの誰かさん達グループだけなのかもしれないな。


追記
連載作品の単行本化は、今日の少年漫画の元祖として有名な大正時代の漫画作品である小星作・東風人(樺島勝一)絵の『正チャンの冒険』(朝日新聞社)の頃から始まっているし、昭和に入ってからも「少年倶楽部」(大日本雄弁会社講談社)に連載された田河水泡先生の『のらくろ』が単行本化され大ヒットしたことを彼等は知らないのだろうか?いくら考えても私には理解出来ない謎だらけの企画主旨である。
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映画おくりびと井上雄彦バカボンド

2009-09-22 02:17:42 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


さて昨日は敬老の日でしたね。
JNN50周年記念アカデミー賞受賞作品映画「おくりびと」(2008年TBSほか)を見ていました。
滝田洋二郎監督
小山薫堂脚本
久石譲音楽
本木雅弘、広末涼子、余 貴美子、笹野高史、吉行和子、山田辰夫、峰岸 徹、山崎 努ほか

チェリストの道を閉ざされた男性が山形県に帰郷し、ひょんなことから遺体をひつぎに納める"納棺師"になる。

読売新聞より。

物語の舞台の背景となる庄内地方の風景と、方言が私には心地良い映画だった。人の死に対して、正面から向き合うこの映画。
故人の人生に対してきちんと敬意をはらう山崎努や、本木雅弘の納棺師としての生き方が良い。

映画の中で、故人に対して敬意をはらうことがない葬儀社の人達が登場してきたが、漫画史研究家の私としては、同じ漫画を対象にしているのに、作者や作品に対して敬意をはらわず、うわべだけで作品を読み、上から目線で作品を批評する漫画評論家達のように見えた。

私は、同じ漫画を対象としても、作者や作品に対して敬意をはらうプロフェッショナルな研究者でありたいと思う。

うわべだけで作者や作品を批評する漫画評論家の生き方は、一人の人間の生き方として、どうしてもぶざまで醜く見えてしまうからだ。

その後、NHK深夜の再放送でプロの流儀

井上雄彦SP

を見たのだが、漫画に対して漫画家さんがあれだけストイックに自分の作品に対して向き合っているのを見ると、研究者である私も漫画に対して常にストイックに向き合っていきたいと思う。

それがただの漫画好きな評論家ではないプロフェッショナルな漫画史研究者としての生き方だと思うからだ。


社団法人 日本漫画家協会正会員

漫画史研究家

本間正幸
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クレヨンしんちゃん臼井儀人さん訃報

2009-09-20 21:34:29 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
やはり、荒船山の遺体は、「クレヨンしんちゃん」の作者臼井儀人さん享年51歳のようだ。
毎日新聞のニュースで先程確認した。
以前、「おじゃる丸」の作者犬丸りんさんが亡くなってしまったが、子供たちに人気のあるアニメの作者が、アニメ放映中になくなってしまうのは、とても哀しい出来事だと思う。
かつて、日本の少年漫画の世界では、人気絶頂時に過労のため作者が急死することが度々起きた。
『少年クラブ』(講談社)連載「ふしぎな國のプッチャー」の作者、横井福次郎先生、1948年12月5日死去享年36歳、『漫画少年』(学童社)連載「バット君」の作者、井上一雄先生、1949年5月3日死去享年35歳、『冒険王』(秋田書店)連載「イガグリくん」の作者、福井英一先生、1954年6月26日死去享年33歳、『少年画報』(少年画報社)「ビリーパック」連載の作者、河島光広先生、1961年3月19日死去享年30歳、全てその少年雑誌の看板作品であり、作者としても代表作の連載途中に急逝されてしまったのだ。
戦後の日本漫画界発展の影には、子供たちのために命をかけて健全な少年漫画を描き続けた人達が実在する。
そのことに対して、テレビなどでマンガコラムニストをなのり、本来は漫画家でもあったのだがエロやパロディなどしか描いていないある有名な人物は、東京都江東区にある森下文化センターで行われた講演の中で、

私は、漫画なんかのために命をかけることなんか出来ないから。

と、笑いながら話していた。
ネット上では、熱狂的なファンもいる、その人の人気とは裏腹な人柄がわかる出来事だった。
何も笑いながら、話すことはないと私は、思うのだが・・・
こういったところで、人気漫画家さんに成れた人達と、評論家をなのり漫画を語る人達の漫画にたいする思いの違いや、人間としての人柄までもがわかってくると私は思う。
赤塚不二夫先生についても、その追悼展に駆け付けてブログなどでコメントする漫画評論家をなのる人達が少ないのは何故だろうか?
私は、まず一人の人間として、評論家などという人種にだけはなりたくないと思う。
子供の頃に感動した作品、楽しく読んだ作品、それを描いてくれた先生達と作品に、心から敬意を表していきたいと思う。
本当に漫画が好きで研究をしているのなら、それくらいのことは当然の義務であるはずなのに敬意を表するどころか笑いながら冗談のネタにするなんて・・・


何故そんなことが出来るんですか?
マンガコラムニストの夏目房之介さん!!
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キングレコードTV 映画特撮オリジナルセレクト

2009-09-20 04:25:39 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


今日の画像は、

特撮ファンが選んだオリジナル音源による
TV映画特撮オリジナル・セレクト40

マニアが入手しにくかった音源を中心に、マニアがマニアのために企画したアルバム!

『マグマ大使』から『バトルホーク』までの主題歌そう入歌
解説つき全40曲・完全オリジナル音源!
キングレコードより1979年に発売。
2枚組/\3,000は、中学一年生の時におこづかいを毎月\1,000、中学二年生で毎月\2,000もらっていた私にとっては、コロムビアレコードより1978年に発売された手塚治虫の世界2枚組\3,600よりも割安感があった。大好きな作品、まだみたことがなかった作品なども含めての40曲を、いつも繰り返し聴いていたものだ。
既にこの頃から、アルバムの宣伝コピーにあるようなマニアとしての王道を歩み始めてからはや30年にもなるのか・・・
収録された曲は、次の通り。

レコード1

第1面

『マグマ大使』

放映期間/1966.7.4~1967.9.25

局/フジテレビ

製作/東急エージェンシー、ピープロ

原作/手塚治虫

1.マグマ大使

歌/コール東京

2.ガムの歌

歌/前川陽子他


『悪魔くん』

放映期間/1966.10.6~1967.3.30

局/NET

製作/東映東京制作所

プロデューサー/平山 亨

原作/水木しげる

3.悪魔くん

歌/ボーカルショップ


『丸出だめ夫』

放映期間/1966.3.7~1968.2.26

局/NTV

製作/東映テレビプロ

原作/森田拳次

4.丸出だめ夫

歌/ボーカルショップ、上高田少年合唱団


『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』

放映期間/1967.8.3~1968.1.25

局/NET

製作/東映テレビプロ

原作/藤子不二雄@

5.忍者ハットリくん

歌/前川陽子、熊倉一雄、ヤングフレッシュ

6.ごきげんジッポウくん

歌/前川陽子、熊倉一雄、ヤングフレッシュ


『快獣ブースカ』

放映期間/1966.11.9~1967.9.27

局/NTV

製作/円谷プロ、東宝

7.快獣ブースカ

歌/高橋和枝

8.ブースカソング

歌/高橋和枝

9.ブースカ音頭

歌/高橋和枝

10.陽気なブースカ

歌/高橋和枝


第2面

『宇宙大怪獣ギララ』

公開日/1967.3.25

製作/松竹

監修/光瀬 竜

1.ギララのロック

歌/ボニージャックス、(セリフ)和崎俊也

2.月と星のバラード

歌/倍賞千恵子


『大忍術映画ワタリ』

公開日/1966.7.21

製作/東映京都

原作/白土三平

3.ワタリ

歌/佐々木新一

4.ワタリマーチ

歌/佐々木新一、キング合唱団


『怪竜大決戦』

公開日/1966.12.23

5.怪竜大決戦

歌/ヤングフレッシュ

6.進め!自雷也

歌/ヤングフレッシュ、前川陽子


『仮面の忍者赤影』

放映期間/1967.4.5~1968.3.27

局関西テレビ=フジテレビ
製作東映京都テレビプロ

プロデューサー/平山 亨

原作/横山光輝

7.赤影の歌

歌/ひばり児童合唱団、ボニージャックス

8.忍者マーチ

歌/ひばり児童合唱団、ボニージャックス


『妖術武芸帳』

放映期間/1969.3.16~1969.6.8

局/TBS

製作東映京都テレビプロ

プロデューサー/平山 亨

9.誠之介武芸帳

歌/ザ・ワンダース、アンサンブル・ゼール

10.妖術武芸帳

歌/葵 公彦、アンサンブル・ゼール


レコード2

第1面

『ジャイアント・ロボ』

放映期間/1967.10.11~1968.4.1

局/NET

製作/東映東京制作所

プロデューサー/平山 亨

原作/横山光輝

1.ジャイアント・ロボ

歌/マイスタージンガー

2.ジャイアント・ロボ・ソング

歌/マイスタージンガー


『河童の三平・妖怪大作戦』

放映期間/1968.10.3~1969.3.21

局/NET

製作/東映東京制作所

プロデューサー/平山 亨

原作/水木しげる

3.河童の三平

歌/ヤングフレッシュ

4.唄う妖怪

歌/田の中 勇、ヤングフレッシュ


『怪盗ラレロ』

放映期間/1968.10.7~1969.3.20

局NTV

製作/東映テレビプロ

プロデューサー/平山 亨

原作/加納一郎

5.怪盗ラレロ

歌/青空はるお、あきお


『チビラくん』

放映期間/1970.4.1~1971.9.24

局/NTV

制作/円谷プロ

6.チビラくん

歌/天地総子


『シルバー仮面』

放映期間/1971.11.26~1972.5.21

局/TBS

製作/宣弘社

7.故郷は地球

歌/柴 俊夫、ハニーナイツ


『ミラーマン』

放映期間/1971.12.5~1972.11.26

局/フジテレビ

製作/円谷プロ

8.戦え!ミラーマン

歌/石田信之、杉山 元、市地洋子、沢井孝子、荒川少年少女合唱隊

9.朝日に向ってジャンボ・フェニックス

歌/荒川少年少女合唱隊、コールフェニックス


『緊急指令10-4・10-10』
放映期間/1972.7.3~1972.12.25

局/NET

製作/円谷プロ

10.緊急指令10-4・10-10

歌/水木 襄、ザ・ブレッスン・フォー


第2面

『トリプルファイター』

放映期間/1972.7.3~1973.6.29

局/TBS

製作/円谷プロ

1.トリプルファイターの歌
歌/谷 あきら、杉並児童合唱団、コールフェニックス


『アイアンキング』

放映期間/1972.10.8~1978.4.8

局/TBS

製作/宣弘社(協力/日本現代企画)

2.アイアンキング

歌/子門真人


『レインボーマン』

放映期間/1972.10.6~1973.9.28

局/NET

製作/東宝(協力/国際放映)

原作/川内康範

3.行けレインボーマン

歌/安永憲自、ヤングフレッシュ

4.ヤマトタケシの歌

歌/安永憲司

5.あいつの名前はレインボーマン

歌/キャッツアイズとヤングフレッシュ

6.死ね死ね団のテーマ

歌/キャッツアイズとヤングフレッシュ


『ダイヤモンド・アイ』

放映期間/1973.10.5~1974.3.29

局/NET

製作/東宝(協力/国際放映)

原作/川内康範

7.ダイヤモンド・アイ

歌/ヤングフレッシュ

8.ライコウマーチ

歌/ロイヤル・ナイツ


『猿の軍団』

放映期間/1974.10.6~1975.3.30

局/TBS

製作/円谷プロ

原作/小松左京、田中光二、豊田有恒

9.猿の軍団

歌/子門真人、杉並児童合唱団


『バトルホーク』

放映期間/1976.10.4~1977.3.28

局/東京12チャンネル

製作/東洋エージェンシー、ナック

原作/永井 豪、石川 賢

10.怒れ勇者よバトルホーク

歌/池田 鴻
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