196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

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続テレビまんがアニメ主題歌のあゆみ

2009-07-26 13:20:48 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
今日の画像は、コロムビアレコードから1978年5月に4枚組LP定価5000円で発売された

オリジナル原盤による

続・テレビまんが主題歌のあゆみ

鉄人28号からガンバの冒険まで


についている別冊解説書。
オールカラー28ページでLPサイズなのが堪らなく嬉しい逸品だ。

収録された全80曲の歌の歌詞だけでなく、画像と作品データもついており、大変役に立っている。
記載されている作品データについては、昨日のブログで紹介済みなので、今日は、収録曲のみを再度紹介してみたい。


1.昭和38年10月~
A

1.鉄人28号
2.正太郎マーチ
3.ビッグX
4.宇宙パトロールホッパ
5.ジュンの歌
6.星の炎に
7.宇宙少年ソラン
8.宇宙人ピピ
9.ワンダー3
10.ロボタンの歌


B
1.ハッスルパンチの歌
2.パンチ・タッチ・ブンの歌
3.おそ松くん
4.ハリスの旋風
5.遊星仮面
6.黄金バット
7.黄金バット数え歌
8.冒険ガボテン島
9.グズラ音頭
10.おらあグズラだど


2.昭和43年4月~
A

1.アニマル1のうた
2.サイボーグ009
3.戦いおわって
4.あかねちゃん
5.ヒデバロ・ソング
6.ファイトだ!!ピュー太
7.ピュー太ぐるぐるソングだれが主役だ?
8.おれは怪物くんだ
9.妖怪人間ベム
10.ベロは友だち

B
1.佐武と市
2.紅 三四郎
3.夕陽の男
4.どろろの歌
5.男一匹ガキ大将
6.仲間達の歌
7.赤き血のイレブン
8.わが友玉井真吾
9.男どアホウ!甲子園
10.どアホウ讃歌


3.昭和45年10月~
A

1.キックの鬼
2.キックのあけぼの
3.カバトットのサンバ
4.カバトット
5.オバケのQ太郎
6.オバQえかきうた
7.天才バカボン
8.バカボンのパパ
9.ふしぎなメルモ
10.幸わせをはこぶメルモ


B

1.国松さまのお通りだい
2.逆転の応援歌
3.アパッチ野球軍
4.みんなみんな
5.ルパン三世その1
6.ルパン三世その2
7.魔法使いチャッピー
8.ドンちゃんのうた
9.かいけつタマゴン
10.タマゴンだよん


4.昭和47年10月~
A

1.アストロガンガー
2.進め!アストロガンガー3.ど根性ガエル
4.ど根性でヤンス
5.バビル二世
6.正義の超能力少年
7.ドラえもん
8.ドラえもんルンバ
9.ジャングル黒べえの歌
10.ウラウラ・タムタムベッカンコ?

B

1.わんさかワンサくん
2.ピンコラ音頭
3.ミクロイドS
4.ヤンマだアゲハだマメゾウだ
5.ジムボタンの歌
6.ポッコちゃんが好き
7.ドロロンえん魔くん
8.妖怪にご用心
9.ガンバの唄
10.冒険者たちのバラード

私が、少年時代から、テレビアニメの基本データとして活用しているのが、

テレビアニメ全集①②
(杉山 卓・秋元文庫・1978年)
なのだが、巻頭のグラビアで紹介されている作品以外はカラー作品でも本文は白黒画像で紹介されているのが寂しい限りだ。

後に出た

ロマンアルバム Animage アニメポケットデータ2000(リスト作成委員会/編・徳間書店・2000年7月1日発行)

は、非常な労作であり、東京国際アニメフェアで良くお会いするリスト作成委員会代表の原口正宏氏には頭の下がる思いなのだが、文字データばかりなのが寂しい気がする。
原口氏には、私の漫画史に関する論文を発表した成蹊大学文学部学会編の

明治・大正・昭和の大衆文化(彩流社・2008年)

も、昨年春の発売時に購入していただけて、とても感謝している。

けれども、杉山 卓氏のテレビアニメ全集の方が私好みの個別データが充実している。
①②だけでなく、③も出ており、家のどこかにあるはずなのだが最近は、すっかりご無沙汰している。
そう、私のテレビアニメ好きは、1963年の鉄腕アトムから、1975年のフランダースの犬、頃までがピークなのだ。
子供の頃に見た作品には、特別の思い入れが強くあるのだが、それ以降に作られた作品に対する思い入れは、普通の人とあまり変わらない。
ルパン三世や、天才バカボンは、ファーストシリーズは、大好きだが、それ以降のTVシリーズに対する思い入れは、普通である。
ゲゲゲの鬼太郎は、カラー化された第二シリーズがお気に入り。
あしたのジョーも虫プロ制作のものが好きだ。
手塚アニメも虫プロのものと、ふしぎなメルモまでがとても好きで、バンダーブック以降は、普通となる。
アニメや特撮作品で、特別の思い入れがあるのは、子供時代に見た昭和40年代作品だけに近い。

そのためか、私は中学・高校時代から、同世代のオタクやマニア達との交流はまるでなく、1997年に池袋で漫画喫茶を開くまで漫画・アニメ・特撮好きであることを、周囲の誰からも知られることはなかった。
まるで隠れキリシタンのような隠れオタクの人生を歩んできたのである。
テレビ東京のTVチャンピオン少年マンガ王選手権出場時に漫画やアニメ・特撮についての知識が普通のオタク達より、優れていることを初めて知ったのである。
ただし、街頭紙芝居や黄金バットについての知識は、松田春翠先生直伝なので誰にも負けない自信はあった。
漫画史研究家としての初陣を飾る少年画報大全が、マスコミで話題にならなければ、漫画やアニメ・特撮の研究者としての道は潔く諦めて趣味として細々と続けることにして、元の旅行業界にでも戻ろうと考えていた。
だが、幸運にも少年画報大全はマスコミで朝日新聞、毎日新聞、読売新聞夕刊、日本経済新聞と記事となり、出版界で話題を呼ぶ。
私が今、ブログに書いているのは、そんな隠れオタクだった私が愛してやまない大正・昭和の漫画やアニメ・特撮についての記事です。
これからは、各作品個別の記事でおすすめのポイントなどを順次紹介していきますのでお付きあいのほどよろしくお願い致しますね!
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