193万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

第23回手塚治虫文化賞と「銭形平次捕物控」

2019-04-21 19:30:21 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道


朝日新聞社主催の第23回手塚治虫文化賞が発表された。
高校三年生の五月に父親が急逝後、私の判断で、読売新聞を定期購読し続けている我が家では、近くのコンビニで朝日新聞を購入。😀

近年、私のイチオシ作品となる「銭形平次捕物控」総集編を合わせて購入しました。😀

以前、「100分de石ノ森章太郎」と「100分de手塚治虫」というブログを書いた事が有りましたが、今回、選考委員により、選ばれる作品が変わってしまう悲劇を感じています。

先頃、相次いで亡くなられたモンキー・パンチ先生や、小池一夫先生など、生前漫画界に多大なる貢献の有った先生方が、未だに特別賞には、選ばれていないようです。

もし、私が選考委員だったら、「月光仮面」(原作・川内康範)「まぼろし探偵」「8マン」(原作・平井和正)を作画された桑田次郎先生を始め、故・モンキー・パンチ先生や、故・小池一夫先生を、特別賞に選んでいます。
今回の各社スポーツ新聞での訃報記事の大きさから、来年以降、特別賞の候補者として、モンキー・パンチ先生や、小池一夫先生が選ばれる事も考えられますが、現在までの歴代の選考委員達では、国際的に評価の高い桑田次郎先生や、モンキー・パンチ先生、小池一夫先生の偉大さを理解出来ず、作品そのものを同時代に読む事が出来ていなかった事が直ぐに判ります。

後日、改めて、モンキー・パンチ先生、小池一夫先生の追悼記事も書きたいと考えていますが、取り急ぎ、一言だけ。

後は、以前、「100分de石ノ森章太郎」を見た時のブログ記事を再録させてもらいます。

台風21号の被災地の皆さんと、北海道地震の被災者の皆さんの生活基盤が復旧し、1日も早く日常生活が戻りますように。

「100分de石ノ森章太郎」の再放送にあわせて、ブログの更新を試して見よう❗️

「770作品超えという前人未到の漫画を描き上げギネスブックにも登録されている天才漫画家・石ノ森章太郎。(その作品の可能性を気鋭の論客たちが徹底的に論じ合う。)あらゆる既成の文法を解体し、新しい表現方法を開拓し続けたその才能に、現代のクリエイターたちも刺激を受け続けている。そこで、石ノ森章太郎をこよなく愛する論客たちが一同に会し、石ノ森作品を現代に通じるテーマから深く読み解き、石ノ森章太郎が私たちに残してくれたものを徹底的に論じ合う。」

出演者

【司会】伊集院光さん、島津有理子さん。

【出演】夏目房之介、名越康文、ヤマザキマリ、宇野常寛

VTRで竹宮惠子先生、島本和彦先生。

【語り】加藤有生子さん。【声】田中亮一さん。

第一章「少女漫画と石ノ森章太郎」1967年生まれの漫画家ヤマザキマリさんのオススメは「さるとびエッちゃん」が、0時4分~

竹宮惠子先生がVTRで登場し、「マンガ家入門」を紹介。😀

第二章

1960年生まれの精神科医、名越康文さんのオススメは、『週刊少年キング』(少年画報社)連載の代表作とも言うべき「サイボーグ009」と平井和正先生原作の「幻魔大戦」。0時27分~

第三章

夏目漱石を祖父に持つ1950年生まれのマンガ・コラムニスト夏目房之介さんのオススメは「佐武と市捕物控」0時58分~1時11分。

1時11分~15分に映像で島本和彦先生。「おかしなおかしなおかしなあの子」や、「にいちゃん戦車」など、虫プロ商事版の単行本のカラー扉絵を解説。

第四章「ヒーローの父」

1978年生まれの評論家、宇野常寛さんのオススメは、「仮面ライダー」。1時11分~

四章に分けて、石ノ森作品を、出演者がそれぞれ語る形式は、かつてのBSマンガ夜話のようだが、最後に宇野常寛さんがまとめる事で、夏目房之介さんとの完全なる世代交代、マンガ評論家の時代から、評論家の時代に進化している事を実感させてくれる。😀

石ノ森章太郎先生作品の場合、原作となる漫画だけでなく、アニメーションや、特撮など、映像化作品についても総合的に研究していかなければいけない漫画家さんとなる。

見れば解る絵の説明より、社会学視点で、時代と漫画の関わりを語る時代が突入して来ているのだ。

一番の年長者で有る夏目房之介さんは、当時の編集者で有る『少女クラブ』編集者だった故・丸山昭さんや、新井善久さん。「サイボーグ009」初代担当編集者だった故・桑村誠二郎さんや、最初の連載を打ち切った故・金子一雄編集長にインタビューをしておくべきだったのに、そのチャンスを逃してしまったのは、残念だとしか言いようがない。

因みに、漫画家としてデビュー間もない夏目房之介さんが、『ヤングコミック』の編集者で有る筧悟さんの所に作品を持ち込んだ時、『ヤングコミック』の編集長だったのは桑村誠二郎さん。

生前、桑村さんから「本間君は、夏目房之介をどう思う?」と、聞かれ、編集者として、夏目房之介さんの漫画家としての才能がない事を見抜いていた事に驚いた。

多分、夏目房之介さんは、桑村さんが、「サイボーグ009」の初代編集担当者であった事を今も知らないだろう。😀

幸い、私は丸山昭さん、新井善久さん、桑村誠二郎さん、金子一雄さんや、仮面ライダーのプロデューサーとして知られる東映の故・平山亨さん、「仮面ライダー」や、「秘密戦隊ゴレンジャー」などの監督として石ノ森章太郎先生作品に関わっている田口勝彦監督、トキワ荘で同時代を過ごされた水野英子先生や、鈴木伸一館長から、石ノ森章太郎先生とその作品、石ノ森章太郎先生のお姉さんについて、話を聞いている。

そして、漫画原作の収集と、映像の収集を今も続けている。
以下は、下書き分の再録です。😀

スカパー!時代劇専門チャンネルで、アニメ版「赤胴鈴之助」の再放送が開始されたのと、『週刊現代』にて、映画「同棲時代」について脚本家の石森史郎先生×由美かおるさん×仲雅美さんの鼎談が掲載されたのを記念して、長らく開店休業状態だったブログ、Twitterの更新、アーカイブとしての利用を再開致します。

皆さん、よろしくね!(^-^)

「赤胴鈴之助」は、雑誌『少年画報』(少年画報社)に連載され、ラジオ化、テレビ化、映画化もされ、日本中に大ブームを巻き起こしました。
2001年夏に私が監修した「少年画報大全」(少年画報社)の巻頭カラーページで、「赤胴鈴之助」の特集と、「まぼろし探偵」の特集。

「赤胴鈴之助」のラジオドラマのオーディションでデビューされ、テレビドラマにも出演。😀

続いて、テレビドラマ化された「まぼろし探偵」にも引き続き出演された吉永小百合さんの特集を組んでいます。😀

2009年3月「フイチンさん」で知られる上田トシコ先生を偲ぶ会参加のレポートを報告するために始めたgooブログ。(^-^)

私は、「少年画報大全」で、生前の上田トシコ先生にインタビューをして、戦前、戦中、戦後の暮らしと、戦後、上田トシコ先生が、GHQにて働いていた時の事を、具体的に初めて聞く事に成功しました。

さて、今年、私のgooブログも、10年目の春を迎え、皆さんの長年の変わらぬ支持のお陰で、現在、訪問者は、39万IP閲覧数139万PV。(^-^)

類は友を呼び、朱に交われば赤くなる。
全ては因果応報であり、自業自得。
努力した時間だけが夢を裏切らない!

継続は力なり。

良縁は良縁に繋がり、悪縁は悪縁ばかり呼び寄せるので、絶ちきって生きて来ました。😀

さて、私のSNSの居場所は、ストーカー対策と、セキュリティを考え、Facebookがメインとなっていた為、Twitter、ブログの更新も、随分と御無沙汰しておりました。(^-^)

Facebookは、映画、出版美術、音楽の業界関係者や、リアルな友人など、Facebookfriendとの交流がメインで、業務用でも有ります。😀

新たなる情報発信と、過去に書いた記事の再利用、社会学視点によるアーカイブの為のSNSとして、Twitterとgooブログを再活用したいと考えています❗️

アーキビスト

本間正幸
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「なつぞら」と「おしん」2019年春の番組改編期に思うこと。

2019-04-14 21:20:02 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
今回は、2014年5月3日の下書き記事を元に、改稿して見ます。😀

毎年、春のこの時期になると、テレビの番組改編が気になりますね❗️😀。

アニメーターの女性の人生を描いた朝ドラ「なつぞら」の子供時代が、私好みの始まり方なら、BSでの「おしん」の再放送は、我が本間一族の本拠地、庄内地方の酒田が舞台になります。😀

庄内地方と言えば、映画化された私の大好きな藤沢周平作品「たそがれ清兵衛」の舞台となる海坂藩のモデルが庄内藩であり、映画「おくりびと」の舞台でも有ります。

大好きな藤沢周平作品の研究や、ファミリーヒストリーの調査など、2010年からの私の日々の母親の介護生活は、充実した毎日でも有ります。

文筆業の傍ら、趣味と実益を兼ねた旅行会社の添乗員のアルバイトは、母親の様子が少しおかしくなり始めた2010年春より開店休業状態に突入。

外泊を伴う添乗員のアルバイトは、母親の介護との兼務は不可能と考えた当時の私の判断は、正しい選択だったと考えています。

続く2011年3月11日に発生した東日本大震災による出版業の壊滅的な大打撃。

人々の幸せな生活を心から願う平和産業である旅行業と、少年時代から憧れ続けた出版業界の大不況は、私の半生を振り返り、見つめ直すきっかけとなりました。

今春は、朝に「なつぞら」を見て、夜に「おしん」を見る毎日を送りたいと考えています。

タイトルは、「番組改変に伴う新年度の私のオススメ番組?」

携帯電話新機種にて、テストです。(*^0^*)/

新年度早くもGW後半に突入!
皆さんは如何お過ごしでしょうか?

新年度、春の番組改変は個人的に魅力的な作品がラインナップされていると考えています。

BS-TBSでは、昨日の午後6時から「木枯らし紋次郎」が始まった。
特撮ヒーローの「アイアンキング」、漫画の「愛と誠」、青春学園ドラマ「おれは男だ!」、「おこれ男だ!」、「飛び出せ!青春」、アニメ「フランダースの犬」、時代劇の「木枯らし紋次郎」は、小学生の頃の私の人生観に多大な影響を与えてくれた作品になります。
そして、「まんが道」、「ビリーパック」、「銀河鉄道999」、「あしたのジョー」、「ああ青春」、映画「華麗なるギャツビー」と続いていくわけです。(*^0^*)/

さて、先ずは地上波デジタル放送のTOKYOMX。

深夜枠(0時30分)に

火曜日「ヤヌスの鏡」
水曜日「アリエスの乙女たち」
木曜日「もう誰も愛さない」
金曜日「花嫁衣装は誰が着る」
土曜日「スタア誕生」
が始まった。

個人的には、木曜日の「もう誰も愛さない」が一番のオススメ。
後の番組は、初放送時、観ていなかったので、今回の放送を観てから判断していきたい。

早朝アニメーション枠(6時)で

月曜日「母をたずねて三千里」
火曜日「フランダースの犬」
水曜日「ペリーヌ物語」
木曜日「トラップ一家物語」
金曜日「トムソーヤの冒険」

二話連続放送。
名作中の名作「フランダースの犬」は、私の大好きな作品。
「母をたずねて三千里」は、初放送時から残業ながら未だ通して見たことがないので、今回の放送が楽しみ。「トラップ一家物語」や「ペリーヌ物語」など、最近、興味があるものが再放送されているので、嬉しい限り。
他にもタツノコプロの名作「みなしごハッチ」が月曜から木曜の午後5時30分から。
「破裂拳ポリマー」が金曜日の夜7時から。
7時30分から再放送の「てんとう虫の歌」と併せて、視聴率がどうなのか興味深い。
「タッチ」が月曜日夜7時。
特撮の円谷アワー日曜日夜6時30分の「ウルトラマンタロウ」も私達世代には嬉しい再放送だ。

BSでは、無料で海外ドラマや映画が楽しめる「D-life」と、BSジャパンの「土曜は寅さん」が毎週楽しみ。

NHKBSプレミアムの昼と夜の映画枠も嬉しい。
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4/1のランキングが、久しぶりに4421位に!

2019-04-04 18:06:32 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道

回の記事は、2018年5月14日の記事の再編集版になります。😀

再録「さて、先ずはgooのカテゴリーに合わせて、100のキーワードに過去のブログ記事を少しずつ分類し、再構成していきたいと考えていましたが、昨日は期待値からなのか?5月13日(日)の閲覧数555PV,訪問者数208IPで、ランキングは2822533ブログ中5867位になりましたので、ご確認下さいね❗️😀」

本来ならば、4/2に記事を更新しておくべき内容でしたが、諸般の事情により、本日の更新となりました。

先ずは、日別ランキングが、286万3914ブログ中、3/31(日)8911位458PV173UU、4/1(月)4421位466PV230UU、4/2(火)8921位475PV157UU

週別ランキングが、286万3914ブログ中、 2019年3月24日(日)~30日(土)11940位2509PV1204UU

明治学院大学社会学部社会学科卒の社会学士である私が、社会学視点で見て、気になる所として、この一年弱の間に、282万2533ブログから、286万3914ブログと、4万1381ブログしか微増していないという事実。😀

一方、gooブログより私のSNSの旗艦として、拠点を移したFacebookは、絶好調で、日々業界人などのFacebookfriendが増え、楽しい毎日を過ごしています。😀

私とTwitterの相性は、最悪で、ほとんど反応もなく、Instagramも、今一つといった所。😀

今後は、過去のブログ記事を活用しながら、更新を復活させたいと思いますので、よろしくね❗️😀
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追悼・萩原健一さん。😭映画「約束」

2019-04-01 01:52:39 | 映画「銀河鉄道999・愛と誠・同棲時代」脚本家石森史郎の「新宿伝説」(論創社)
石森史郎先生脚本の松竹映画「約束」にて、俳優としてもデビューされた萩原健一さん追悼企画第一弾として、石森史郎先生の著書「新宿伝説」(論創社)の巻末にて発表済みの私が選んだ石森史郎先生脚本の映画51選を紹介します。

映画「約束」は、私のオススメ六位になります。

年号、製作(配給)、タイトル、監督、脚本(共同)、主演、備考、評価

1964、日活、噂の風来坊、野口晴康、(星川清司)、二谷英明・笹森礼子、デビュー作。モノクロ
1964、日活、東京五輪音頭、小杉勇、高橋二三・国分治、山内賢・十朱幸代、原作者として採用。モノクロ。新人として山本陽子。
1965、日活、拳銃無宿 脱獄のブルース、森永健次郎、(星川清司)、渡哲也・松原智恵子、モノクロ。
1966、日活、この虹の消える時にも、森永健次郎、(堀江喜一郎)、西郷輝彦・松原智恵子、注:以降特記がない限りカラー作品の時代に突入。文部省の青少年推薦優秀映画
1966、日活、涙になりたい、森永健次郎、(倉本聰)、西郷輝彦・松原智恵子、この作品で倉本聰氏と知り合いになったそうです
1966、日活、星のフラメンコ、森永健次郎、倉本聰、西郷輝彦・松原智恵子、原案として。主題歌「星のフラメンコ」
1966、日活、不敵なあいつ、西村昭五郎、(甲斐久尊)、小林旭・芦川いづみ、主題歌「旅の灯り」
1966、日活、私は泣かない、吉田憲二、(吉田憲二)、和泉雅子・山内賢、モノクロ。「メロドラマを書く」に収録。私のオススメ五位
1967、日活、不死身なあいつ、斎藤武市、(甲斐久尊)、小林旭・浅丘ルリ子、挿入歌「ギターを持った渡り鳥」
1967、松竹大船、恋をしようよ カリブの花、宮崎守、石森史郎、三田明・早瀬久美、「初めて単独でシナリオを書いた松竹での最初の映画」(談)
1967、日活、夜霧よ今夜も有難う、江崎実生、(野上龍雄・江崎実生)、石原裕次郎・浅丘ルリ子、主題歌「夜霧よ今夜も有難う」私のオススメ四位
1967、日活、恋人をさがそう、森永健次郎、(中西隆三)、西郷輝彦・松原智恵子、主題歌「恋人をさがそう」
1967、日活、喜劇 東京の田舎っぺ、千野皓司、(若井基成・千野皓司)、東京ぼん太・松原智恵子、千野皓司監督デビュー作。石森史郎が苦手とする喜劇。主題歌「東京の田舎っぺ」
1967、松竹、また逢う日まで 恋人の泉、宮崎守、石森史郎、三田明・竹脇無我
1968、日活、ああひめゆりの塔、舛田利雄、(八木保太郎・若井基成)、吉永小百合・浜田光夫、主題歌「相思樹の歌」モノクロ。日活最後の作品。私のオススメ九位
1969、松竹大船、夕陽の恋人、井上梅次、(井上梅次)、森田健作・尾崎奈々、新人森田健作がスターダムにのし上がった。主題歌「夕陽の恋人」挿入歌「夕月」「雲にのりたい」黛ジュン
1969、松竹大船、栄光の黒豹、市村泰一、石森史郎、森田健作・目黒祐樹、「シナリオ集」に収録
1970、松竹大船、夕陽が呼んだ男、水川淳三、石森史郎、森田健作・竹脇無我
1970、松竹大船、花の不死鳥、井上梅次、(井上梅次)、美空ひばり・芦田伸介、主題歌「花の不死鳥」
1971、松竹大船、めまい、斎藤耕一、石森史郎、辺見マリ・萩原健一「シナリオ集」に収録
1972、斎藤プロ(松竹)、約束、斎藤耕一、石森史郎、岸惠子・萩原健一、「メロドラマを書く」に収録、私のオススメ六位
1972、松竹大船、旅の重さ、斎藤耕一、石森史郎、高橋洋子(新人)・岸田今日子「シナリオ集」に収録
1973、松竹大船、同棲時代-今日子と次郎-、山根成之、石森史郎、由美かおる・仲雅美、上村一夫原作。大信田礼子の歌う主題歌「同棲時代」も大ヒット!、「シナリオ集」に収録。私のオススメ三位
1973、松竹大船、新・同棲時代-愛のくらし-、山根成之、石森史郎、高沢順子(新人)・本郷直樹、主題歌「愛のくらし」大信田礼子
1973、東宝映画・東宝映像提携作品(東宝)、狼の紋章、松本正志、(福田純・松本正志)、志垣太郎・黒沢年男、平井和正原作。松田優作の初々しい演技と、犬神明の登場シーンは必見!オススメ十位
1973、松竹大船、ひとつぶの涙、市村泰一、石森史郎、森田健作・吉沢京子、挿入歌「ちぎれた愛」西城秀樹、「シナリオ集」に収録
1974、松竹大船、しあわせの一番星、山根成之、石森史郎、浅田美代子・西城秀樹、主題歌「しあわせの一番星」挿入歌「赤い風船」浅田美代子、「愛の十字架」西城秀樹、「シナリオ集」に収録
1974、松竹大船、流れの譜第一部 動乱 第二部 夜明け、貞永方久、(宮崎晃・貞永方久)、笠智衆・竹脇無我
1974、松竹、芸映プロ、愛と誠、山根成之、(山根成之)、西城秀樹・早乙女愛、梶原一騎原作・ながやす巧画の実写化の代表作。ヒロイン早乙女愛の役名は、そのまま芸名となる。オススメ二位
1974、松竹・文学座、ふれあい、市村泰一、石森史郎、中村雅俊・檀ふみ、主題歌「ふれあい」
1975、松竹大船、続・愛と誠、山根成之、早乙女愛・南条弘二(新スター)、高原由紀に東映の多岐川裕美。西城秀樹から南条弘二に代わる。原作との世界観の違いに注目。原作の梶原一騎氏が怒り「完結編」では脚本家及び監督も外されてしまい「完結編」の評判は凋落。
1975、松竹大船、はだしの青春、市村泰一、(長谷部利朗)、森田健作・小林由枝、『週刊マーガレット』連載の柴田あや子の原作。主題歌「はだしの青春」挿入歌「学校の先生」坂上二郎。市村監督の遺作。
1975、東映東京、青春讃歌 暴力学園大革命、内藤誠、波多雅史(石森史郎)・田口勝彦、星正人(第一回主演)・長谷直美、本宮ひろ志原作。
1975、東宝映画(東宝)、阿寒に果つ、渡辺邦彦、(岡田正代)、五十嵐じゅん・三浦友和、原作は渡辺淳一
1975、東映東京、男組、内藤誠、波多雅史(石森史郎)・田口勝彦、星正人・南条弘二、雁屋哲原作・池上遼一作画
1976、松竹大船、青春の構図、広瀬襄、(広瀬襄)、早乙女愛・岡田奈々、主題歌「魔法の鏡」挿入歌「青春の坂道」。私のオススメ七位
1976、日本福祉映画協会(日活)、太陽は泣かない、飯塚二郎、石森史郎、中原潤・中田喜子、明治記念館の試写に皇太子御夫妻(現在の天皇、皇后)が臨席される。
1976、松竹大船、凍河、斎藤耕一、石森史郎、中村雅俊・五十嵐淳子、原作は五木寛之の新聞連載小説。主演の二人は、この撮影の直ぐ後に結婚。原田美枝子の瑞々しい演技が光る。主題歌「朝陽を浴びて微笑みを」ハイ・ファイ・セットは、知る人ぞ知る名曲、私のオススメ八位、
1976、東映・NET・大広・企画社104、ザ・カゲスター、内田一作、(土筆勉)、立花直樹・早川絵美、平山亨プロデューサーにより、テレビの連続特撮ヒーローとして製作された。東映まんがまつりにて上映。
1976、松竹大船、パーマネントブルー-真夏の恋-、山根成之、(ジェームス三木)、秋吉久美子・佐藤佑介
1977、ホリ企画製作(東宝)、泥だらけの純情、富本壮吉、石森史郎、山口百恵・三浦友和、併映は、大林信彦監督の劇場映画第一回作品「HOUSE」。「シナリオ集」に収録
追加1977、東映東京、ボクサー、寺山修司、(岸田理生・寺山修司)、菅原文太・清水健太郎、
1978、エル・アイ・エル(松竹)、博多っ子純情、曽根中生、(長谷川法世)、光石研・松本ちえこ、『漫画アクション』連載・長谷川法世の原作。「シナリオ集」に収録
1979、東映動画(東映)、銀河鉄道999、りん・たろう、石森史郎、声:野沢雅子・池田昌子、主題歌「銀河鉄道999」ゴダイゴ「シナリオ集」に収録、オススメ一位
1982、松竹映像・富士映画提携作品(松竹)、凶弾、村川透、(北村彰・押川国秋)、石原良純・古尾谷雅人、
1983、角川春樹事務所(東映)、ボビーに首ったけ、平田敏夫、石森史郎、声:野村宏伸・根津甚八、片岡義男原作。
1992、ギャラミック・プレミアム、ビー・エス・シー、リバティ フォックス(東映)、青春デンデケデケデケ、大林宣彦、石森史郎、林泰文・大森嘉文、日本アカデミー賞で二人の主演は新人賞。優秀監督賞。優秀脚本賞。大林監督との初顔合わせ。「シナリオ集」に収録
1997、JHV、団鬼六 女教師 愛の檻、南部英夫、石森史郎、谷川みゆき・七瀬みい、単館上映された
1999、PRIDE ONE、PSC(東映)、あの、夏の日-とんでろ じいちゃん-、大林宣彦、(大林宣彦)、小林桂樹・菅井きん
2001、BS-i、国際放映(BS-i、オフィス・シロウズ)、告別、大林宣彦、(大林宣彦)、峰岸徹・清水美砂、
2004、WOWOW(アスミック・エース)、理由、大林宣彦、(大林宣彦)、柄本明・渡辺えり子、原作は宮部みゆき

主要参考文献
石森史郎シナリオへの道(1985年、映人社、1800円+税)
シナリオ作家石森史郎メロドラマを書く(2006年、ワイズ出版、3800円+税)
石森史郎シナリオ集(2006年、近代映画社、3000円+税)
スクリーンに乾杯!1 映画だけが人生(1930年代)(2009年、近代映画社、900円+税)
スクリーンに乾杯!2 映画だけが人生(1940年代)(2009年、近代映画社、900円+税)
スクリーンに乾杯!3 映画だけが人生(1950年代)(2009年、近代映画社、900円+税)

アンケートなど、オススメの順位は、集計の仕方、人によっても映画を見た時期や、視聴環境によって常に変動してしまいます。
今回のオススメは、あくまで私個人の2015年度のオススメ順位としての参考意見です。
評価欄に自己採点で、あなたが見た映画の感想や順位など、お付けになって活用してみて下さい。
配給会社や監督、主演俳優、漫画原作など、あなたが今まで気付かなかった映画に対する傾向や、好き嫌いが判るかも知れません。
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