196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

追悼・元東映プロデューサー平山亨さんを偲ぶ会に思うこと

2013-10-27 03:16:27 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
今夜は東日本大震災以降、私の人生の中でも最大となる哀しい報せをしなければなりません。
少年時代より心の師匠と慕い続けた元東映の平山亨プロデューサーの訃報を知り、私は次のような追悼文をblogに書きました。


皆さん、お元気ですか?(*´∀`)♪

ここ最近、諸般の事情によりブログの更新が出来ませんでしたが、私は横浜の自宅近くに新事務所をオープンさせ、最新のBlu-rayを購入し、元気に快適な日々を過しています。

東映の名プロデューサーとして知られる平山亨さんの訃報を知り、映画【ニュー・シネマ・パラダイス】で、アルフレッドの死を知った時のトトのように、土曜日の午後、横浜から大泉学園にある東映の撮影所に平山さんを訪ねて何度も通った12歳の少年時代からのことを思い出していました。

今日の画像は、大好きな映画【少年時代】と【天空の城ラピュタ】のパンフレットになります。

平山さんと初めて逢った日から34年。
いつか悲しい知らせを聞かなければならない日が訪れてしまうことを、一年以上前から日々覚悟して生きてきました。
平山さんのお人柄、人間性については、少年時代より心の師匠として尊敬し続けてきましたが、生涯変わることのない嘘のない、人間として本当に素晴らしい方でした。
もう、あの平山さんの「本間くん」と話し掛けてくれる独特の大きな声は二度と聞けないのだなぁ。


2011年3月11日、大震災の際に私は平山さんと電話で話をしていました。
そして・・・。

元気な平山さんと最後に御逢いできたのは、2010年12月末、私が御誘いした新宿紀伊國屋ホールでの無声映画鑑賞会でのこと。
上映会終了後は、毎年恒例、脚本家・石森史郎先生を囲んで、御弟子さんたちと一緒の食事会に平山先生と二人で参加。
その後、タクシーで西武新宿線の新宿駅まで行き、西武新宿線の車内まで御案内して座席を確保し、電車に乗った先生をホームでお見送りしたのです。
その後、突然病に倒れた平山さんとは、お逢いする機会もなく、時は過ぎて行ったのですが、昨年の夏、石森史郎先生から連絡があり、

「平山さんの御見舞いに行くから、私の付き添いとして本間くんも一緒に行こう!」

と、言って下さったのです。

今回の平山さんの葬儀、告別式は密葬のようですが、病気入院中の御見舞いについても、俳優さんなどの著名人や、東映時代からの関係者のみに最期まで限定され続けていました。
私と平山さんの関係を良く知る石森史郎先生だけが、付き添いの形を取って私に生前の平山さんに逢えるチャンスを作ってくれたのです。
昨年の夏、既に自力で歩行出来ないほど痩せ細り、車椅子に乗った変わり果てた平山先生の姿を見た私は、いつかこんな日が来ることを覚悟していました。

何故なら、高二の夏、父が癌のため長期入院し、一年近く見舞いや看病に通い続けた経験が私にはあるので、その覚悟も経験済みなのです。

私が17歳の時、47歳だった父の死は、その後の私の人生に様々な影響を及ぼしました。
心の師匠である平山さんとは別に、私が師事した二上洋一先生の急逝の際には、まだまだ聞きたい話も沢山あり、未練や後悔もありましたが、遺された著書を読み返すことにより、その淋しさからは解放されています。
平山さんの場合、少年時代から付き合いも大変長く、東映の助監督時代の話や、奥様とのなれそめなどプライベートの話まで、様々なお話を聞く機会が数限りなくありました。
私の場合、子供として実の父親からその人生について聞く機会が少なかった分、図々しくも父親代わりに平山先生から人としての生き方を学ばせてもらっていたのです。
平山先生の場合は、84歳の大往生であり、プロデュースされた沢山の作品や、作詞された歌の数々、そして著書があります。


今回の平山先生の大往生に際し、私は平山先生が作詞された名曲【男はひとり道をゆく】を心のテーマに、平山先生が残された映画に対する熱い思いを大切に生きて行きたいと考えています。
また、心の師匠として平山亨さんに師事していた私は、【仮面ライダー】や【戦隊】シリーズなど、平山さんがプロデュースした東映特撮作品群や俳優さんをめぐってイベントや、ネット上で争われている全ての事柄に関して、これからも一切関わる気はありません。
何故なら、平山さんが一番嫌ったことは、自分の利益のためだけに作品を利用してファン同士が争いを繰り返すことだったからです。
平山亨先生が亡くなられた現在、何時も快く電話での応対をしていただけた奥様以外、常識ある社会人として交流したいと思う方はいませんし、現在の奥様の状況では、私に出来ることもなさそうです。
(無声映画鑑賞会の会場で、平山先生の御紹介により縁が始まった、石森史郎先生と奥様には、引き続き御指導御鞭撻していただけたら幸いです。(*´∀`)♪)


最後に、かつて平山さんが【柔道一直線】や【太陽の恋人】をプロデュースするなど、縁が深く、【愛と誠】【あしたのジョー】【タイガーマスク】など、私が大好きな作品を数多く生み出した梶原一騎先生の【夕やけ番長】のラストの言葉からアレンジして、平山さんに捧げます。


平山亨はどこへ行ったのでもない。
どこへ消えたのでもない。
かれを愛してくれた視聴者諸君の心の中へと去り、そこに住みついたと信じたい。
永久の無二の友として・・・夕やけによびかけてくれ。
たとえスモッグによごれていようとも、そこからかれは諸君に語りかけるだろう・・・


平山先生、長い間、本当に有難うございました。(*´∀`)♪
これからは、先生のお力に頼ることもなく全て自力だけで人生の困難に立ち向かって行きます。
人生とは正に【男はひとり道をゆく】ですね!(*´∀`)♪

アニメと漫画史研究家

本間正幸


実は、この追悼文を書く前より、Twitter上で匿名のネットストーカーからの誹謗中傷が始まりました。
匿名のネットストーカーの発言内容から、直ぐにある人物・平山満をプロファイリングすることが出来ましたが、確固たる証拠がありません。
暫く様子を見て、ストーカー宛に誰の犯行か、犯人像は既に割り出せていることをTwitter上で何度も臭わせたのですが、余程、頭が悪いと見えて逆怨みするばかり。
遂には匿名のネットストーカー行為を認めた上で、facebook上でも、公然と誹謗中傷を始めるようになりました。
平山満の手口は、Twitterの時も、facebookの時でも、先ず必ず自分の犯行声明とおぼしき自己PRから始まります。
そして、被害妄想から始まる根拠のない虚言癖など、自分の性癖を他人に擦りつけるような発言が続くのです。
Twitterやfacebookなど、日々の発言や暮らしぶりからその人の人間性は見えてくるし、反りが合う、合わないということもあるかと思われます。
私が大嫌いなのは、ヤクザよりも偽善者です。
学生時代から教師の偽善に真っ向から対立し、天然パーマの髪質など、その風貌から不良少年と呼ばれるようになりました。
中二で170センチと皆よりも体格に恵まれ、周囲の誰よりも喜怒哀楽の気性が激しかったため、学校では目立った存在ではありましたが、弱いもの虐めなど陰湿な行為は一切せず、人種差別や暴走族も大嫌い。
高校時代、たまたま近所に住む朝鮮学校の人物と親友になると、そいつが当時の横浜の非行少年を総なめにする伝説のボスにのしあがっていったのです。
非行少年たちとの無益な争いの日々に辟易とした私は、一人大学進学を目指します。
明治学院大学社会学部社会学科進学以降、人生は180度好転し、幸せな人生を歩み続けています。
全ての悪縁を断ち切り、良縁だけを大切にしてきたこと以外に、弱いものイジメなど、卑怯な振る舞い、卑劣な振る舞いをしないということが、幸運を引き寄せると考えています。
平山満と私とでは水と油、性質が真逆となるようです。
大恩ある平山亨先生の本日の偲ぶ会に関しては、誠に遺憾ではありますが既に追悼文に明記したように欠席とさせていただきたく存じます。
この事については、石森史郎先生にも相談済みで、昨年の夏が最期の挨拶

「もうあれで別れが済んでいるからいいんじゃないか。」

と、おっしゃっていただきました。
古き良き日本人の風習として、村八分でも火事と葬式は別というのがあります。
大恩ある平山亨先生の偲ぶ会に私が参列しないのは、これ以上無駄な争い事を避けるためです。
私について平山満が語る誹謗中傷、虚言の一切は全て事実無根と神に誓って断言しますし、今後も一切関わりたくありません。

最後に、今日の画像は昨年秋、ネットストーカーと化した現在の平山満とは別人格、私が心から尊敬する平山亨先生の次男として、誠心誠意、平山亨先生の看護に尽された平山満さんから献本いただいた書籍となります。
平山亨先生の携帯での記録、若しくは住所録を元に、お送りいただけたのかと存じます。
いち早く献本いただきました細やかな優しい心遣いと気配り、少年時代からの一ファンとして、満さんに心から御礼申し上げます。
現在、私の母の体調もそうなのですが、先生の奥様のお身体の具合もあまりよろしくない御様子。
奥様の体調が回復され、健やかな日々が戻りますよう、心より御祈り申し上げます。
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Fw:平山満さんからの新着メッセージです

2013-10-26 18:53:38 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
平山 満さんからメッセージが届いています。



"お元気になさっていますか?珍しいですね。シェアしていただくなんて。別の方からでも良かったのに。"

このメールに返信することにより、メッセージに返事を出すことができます。

このメッセージに返信するには、こちらをクリックしてください。
http://www.facebook.com/n/?messages%2F&action=read&tid=mid.1382327888948%3A0282e54905e1f96317&medium=email&mid=8ceaa87G5af4189c7035G0G0&bcode=1.1382329689.Abkh9c4q5Ya9dycL&n_m=metropolis%40docomo.ne.jp

=======================================
このメッセージはmetropolis@docomo.ne.jp宛てに送信されました。 今後Facebookからこのようなメッセージを受けとりたくない場合は、購読を停止するには以下のリンクをクリックすることができます。
https://www.facebook.com/o.php?k=AS3bKPSApBLg14GV&u=100004431425589&mid=8ceaa87G5af4189c7035G0G0
Facebook, Inc., Attention: Department 415, PO Box 10005, Palo Alto, CA 94303

このメールが突然きて、この人物による私のfacebookへの根拠の無い嫌がらせが始まりました。
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天空の城ラピュタと少年時代、追悼・平山亨プロデューサー

2013-08-05 12:20:01 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
皆さん、お元気ですか?(*´∀`)♪

ここ最近、諸般の事情によりブログの更新が出来ませんでしたが、私は横浜の自宅近くに新事務所をオープンさせ、最新のBlu-rayを購入し、元気に快適な日々を過しています。

東映の名プロデューサーとして知られる平山亨さんの訃報を知り、映画【ニュー・シネマ・パラダイス】で、アルフレッドの死を知った時のトトのように、土曜日の午後、横浜から大泉学園にある東映の撮影所に平山さんを訪ねて何度も通った12歳の少年時代からのことを思い出していました。

今日の画像は、大好きな映画【少年時代】と【天空の城ラピュタ】のパンフレットになります。

平山さんと初めて逢った日から34年。
いつか悲しい知らせを聞かなければならない日が訪れてしまうことを、一年以上前から日々覚悟して生きてきました。
平山さんのお人柄、人間性については、少年時代より心の師匠として尊敬し続けてきましたが、生涯変わることのない嘘のない、人間として本当に素晴らしい方でした。
もう、あの平山さんの「本間くん」と話し掛けてくれる独特の大きな声は二度と聞けないのだなぁ。


2011年3月11日、大震災の際に私は平山さんと電話で話をしていました。
そして・・・。

元気な平山さんと最後に御逢いできたのは、2010年12月末、私が御誘いした新宿紀伊國屋ホールでの無声映画鑑賞会でのこと。
上映会終了後は、毎年恒例、脚本家・石森史郎先生を囲んで、御弟子さんたちと一緒の食事会に平山先生と二人で参加。
その後、タクシーで西武新宿線の新宿駅まで行き、西武新宿線の車内まで御案内して座席を確保し、電車に乗った先生をホームでお見送りしたのです。
その後、突然病に倒れた平山さんとは、お逢いする機会もなく、時は過ぎて行ったのですが、昨年の夏、石森史郎先生から連絡があり、

「平山さんの御見舞いに行くから、私の付き添いとして本間くんも一緒に行こう!」

と、言って下さったのです。

今回の平山さんの葬儀、告別式は密葬のようですが、病気入院中の御見舞いについても、俳優さんなどの著名人や、東映時代からの関係者のみに最期まで限定され続けていました。
私と平山さんの関係を良く知る石森史郎先生だけが、付き添いの形を取って私に生前の平山さんに逢えるチャンスを作ってくれたのです。
昨年の夏、既に自力で歩行出来ないほど痩せ細り、車椅子に乗った変わり果てた平山先生の姿を見た私は、いつかこんな日が来ることを覚悟していました。

何故なら、高二の夏、父が癌のため長期入院し、一年近く見舞いや看病に通い続けた経験が私にはあるので、その覚悟も経験済みなのです。

私が17歳の時、47歳だった父の死は、その後の私の人生に様々な影響を及ぼしました。
心の師匠である平山さんとは別に、私が師事した二上洋一先生の急逝の際には、まだまだ聞きたい話も沢山あり、未練や後悔もありましたが、遺された著書を読み返すことにより、その淋しさからは解放されています。
平山さんの場合、少年時代から付き合いも大変長く、東映の助監督時代の話や、奥様とのなれそめなどプライベートの話まで、様々なお話を聞く機会が数限りなくありました。
私の場合、子供として実の父親からその人生について聞く機会が少なかった分、図々しくも父親代わりに平山先生から人としての生き方を学ばせてもらっていたのです。
平山先生の場合は、84歳の大往生であり、プロデュースされた沢山の作品や、作詞された歌の数々、そして著書があります。


今回の平山先生の大往生に際し、私は平山先生が作詞された名曲【男はひとり道をゆく】を心のテーマに、平山先生が残された映画に対する熱い思いを大切に生きて行きたいと考えています。
また、心の師匠として平山亨さんに師事していた私は、【仮面ライダー】や【戦隊】シリーズなど、平山さんがプロデュースした東映特撮作品群や俳優さんをめぐってイベントや、ネット上で争われている全ての事柄に関して、これからも一切関わる気はありません。
何故なら、平山さんが一番嫌ったことは、自分の利益のためだけに作品を利用してファン同士が争いを繰り返すことだったからです。
平山亨先生が亡くなられた現在、何時も快く電話での応対をしていただけた奥様以外、常識ある社会人として交流したいと思う方はいませんし、現在の奥様の状況では、私に出来ることもなさそうです。
(無声映画鑑賞会の会場で、平山先生の御紹介により縁が始まった、石森史郎先生と奥様には、引き続き御指導御鞭撻していただけたら幸いです。(*´∀`)♪)


最後に、かつて平山さんが【柔道一直線】や【太陽の恋人】をプロデュースするなど、縁が深く、【愛と誠】【あしたのジョー】【タイガーマスク】など、私が大好きな作品を数多く生み出した梶原一騎先生の【夕やけ番長】のラストの言葉からアレンジして、平山さんに捧げます。


平山亨はどこへ行ったのでもない。
どこへ消えたのでもない。
かれを愛してくれた視聴者諸君の心の中へと去り、そこに住みついたと信じたい。
永久の無二の友として・・・夕やけによびかけてくれ。
たとえスモッグによごれていようとも、そこからかれは諸君に語りかけるだろう・・・


平山先生、長い間、本当に有難うございました。(*´∀`)♪
これからは、先生のお力に頼ることもなく全て自力だけで人生の困難に立ち向かって行きます。
人生とは正に【男はひとり道をゆく】ですね!(*´∀`)♪

アニメと漫画史研究家

本間正幸
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【ハウルの動く城】と【泣き虫プロデューサーの遺言状】と映画【評決】

2013-01-06 00:18:31 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
l漫画史研究家であえる私、本間正幸の今年の年賀状は


臥薪嘗胆の時を経て、2013年は温故知新の志で

「ことしも元気でいこう!!福井英一・画」

『冒険王』(秋田書店)1954年新年号付録【イガグリくん】年賀状を発掘!!

故・上田トシコ先生の【フイチンさん】を始め、昭和時代の名作漫画を続々と電子書籍化します!

【まぼろし探偵】【月光仮面】(原作・川内康範)【8マン】(原作・平井和正)で知られる桑田次郎先生、少女漫画の名作で知られる故・東浦美津夫先生、【ゆうひが丘の総理大臣】【サインはV!】(原作・神保史郎)で知られる望月あきら先生作品版権管理窓口

株式会社 パインウッドカンパニー

郵便番号104-0044
東京都中央区明石町1-3-404

Tel:03-5939-6991

『漫画の匠』
http://www.manganotakumi.com

漫画史研究家 本間正幸


私が2001年夏に監修した【少年画報大全】(少年画報社)の発売から今年で13年目の正月を迎えます。

「漫画バカ一代」誓った少年の日から、35年以上の歳月が経過し、昨晩は映画【ハウルの動く城】を観ておりましたが、今日は大好きなスタジオジブリの宮崎駿監督と、私の誕生日になります。

漫画史研究家としての私を取り巻く面倒な問題は、昨晩の深夜観た映画【評決】のように昨年年末迄にことごとく神の裁きが下され壊滅していきました。
巨大な影響力を持った偽善者の不正を告発したことから始まった業界内での四面楚歌にもめげず、正義と真実を貫き通した臥薪嘗胆の日々は終わりを告げ、今年は温故知新の志で不遇時代の私を変わらず支援し続けてくれたアニメーション業界、映画業界、特撮業界など様々な人達の無償の愛、その遺志にも報いられるよう粉骨砕身精一杯努力して頑張って生きたいと考えています。
さて、大晦日は紅白歌合戦で美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」を、正月は元旦から四日間連続で【おしん】の総集編をみておりました。
私の父の故郷である山形県庄内地方が舞台となるおしんの少女時代をみると、横浜鶴見の街で不良少年時代を過してしまったため、何一つ親孝行を出来なかった私が、父の病を機に改心した時代と放送時期がダブっているためでしょうか、どうしてだろう、おしんの環境や境遇に感情移入してしまい泣けてきました。
庄内地方屈指の地主の一族の家、鶴岡にある本間家の八男兄弟の末っ子として生まれてきた私の父は、10歳の時に父を亡くし、マッカーサーによる戦後の農地改革のモデルケースとして所有していた莫大な農地の殆どを失ってしまいます。
10代で志願し戦地に赴いた一番大好きだった兄はシベリアに抑留され亡くなり、南洋の戦地から無事復員してきた年の離れた長兄が、私の父の父親代わりとなるのです。
明治維新の時に庄内藩のサムライから地主となり、今度は日本の敗戦のために大地主から普通の農家に変わる訳ですが、父と兄を失っただけでなく、かつての名門だった家の名誉と財産まで殆ど奪われてしまった父の少年時代の苦労は、果たしてどのようなものだったのでしょうか。
父は、一年近く病院に長期入院し、私が17歳の春に胃癌のため47歳で亡くなってしまっているので、その頃の話はあまり聞けませんでした・・・。
42歳の時、寡婦となってしまった母の両親、私の母方の祖父母は数年前に亡くなっておりましたが、幸い横浜市の小学校の調理員として、地方公務員として働いていた母には定職と安定した収入があり、父が新築したばかりの家のローンや借金などは、その殆んどを貸してくれていた父の実家の伯父の好意により、全て帳消しにされていたため、父が元気だった頃と何一つ変わることなく暮らしていくことが出来たのです。
母に負担をかけまいと、奨学金をもらい、旅行会社の添乗員として働きながら明治学院大学の夜間で学んでいた私のことを、父の実家の伯父や伯母は、よほど不憫にでも思ったのか、

「学費のことや、生活費のことなど、お前は何も心配することはないし、必要な金ならいくらでも送ってやるからお前もみんなと一緒に昼間の学校へ通えばいい。
今までもらっていた奨学金も全て俺がはらってやるから、お前は返さなくてもいいぞ。」

と、山形からの長距離電話で延々と説得されたのですが、私は、伯父にまで迷惑をかけてはならないと思い、折角の申し出を断ったのです。
伯父が弟である私の父や、甥っ子である私や私の家族に対していつもかけてくれている愛情は、まさに無償の愛だといえるのではないでしょうか。
今年93歳となる伯父は、私が漫画史の研究者として一族の名に恥じない立派な研究者になれる日が来ることを日々願い、とても楽しみにしてくれています。
今年は、伯父を喜ばすような良い仕事が出来たと報告出来るような年にしていきたいですね。
私の心の師匠と自分勝手に公言している東映の平山亨プロデューサーは、昨年講談社から発売された著書のあとがきに座右の銘は

「あきらめない」

ことだと言っています。
少年の日に、ひとり「漫画バカ一代」漫画史の研究者への道を誓った私は、巷に溢れるマンガ評論家たちのリーダーを目指すのではなく、漫画を中心としたアニメや映画、音楽の総合的な漫画史研究者、新しい時代の漫画史研究家のパイオニアとして、我が道を突き進んで行きたいと考えています。
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我が心の師匠・平山亨さんは語る!

2012-06-15 22:03:22 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
仮面の忍者赤影メモリアル座談会1/2
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東映キネマ旬報と特撮ヒーローD VD紹介

2011-12-20 00:08:29 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


現在、私のブログはgooを初め、アメブロ、Yahoo!ブログで音楽紹介と記事更新をしております。

先週届いた


【東映キネマ旬報】

2011年冬号vol.18

【東映創立60周年記念大特集】
「私の東映映画オールタイム10」榎戸耕史、宇崎竜童、立川志らく、川本三郎、篠崎誠、柏原寛司、高間賢治ほか

【特集】
「一枚のハガキ」新藤兼人監督研究
「大鹿村騒動記」阪本順治監督インタビュー、


最新号と一緒に、

2012東映ビデオ セル商品カタログ(2011年12月現在)

が入っていたので、私の心の師匠である平山 亨プロデューサーのプロデュース作品一覧と、現在入手可能なDVDデータを併せて紹介しますね!(参考資料・月報「もん・りいぶる」創刊號・平山 亨スペシャルインタービュー、チクマ秀版社・2006年7月発行より)


【平山 亨/ひらやま・とおる】

1929年3月19日生まれ。
東京都出身。
東京大学卒業後、東映株式会社入社。
助監督として130本以上の劇場用映画に携わる。
その後3本の監督作を経て、プロデューサーに就任。
以降『仮面ライダー』、『悪魔くん』、『柔道一直線』等々数多の大ヒット作をプロデュースする。
八手三郎、大堂 勲、秋月一彦も同氏のペンネーム。

漫画原作ドラマの礎を築いた名プロデューサー【平山 亨】「漫画バカ人生を語る」

水木しげる先生の『悪魔くん』を筆頭に、『仮面ライダー』シリーズ、『仮面の忍者 赤影』、『ジャイアントロボ』、『柔道一直線』などヒット作を次々プロデュースし、70年代から80年代にかけて漫画原作ドラマの一時代を築いた平山 亨さん。
親交を深めた作家たちとのエピソードや、当時の番組制作での苦労などを熱く語っていただきました。

僕がおもしろいと思った作品は必ずヒットする。

東映の精鋭が揃った実写版『悪魔くん』

水木先生の千里眼に感服

日本初の本格カラー時代劇作品『仮面の忍者 赤影』

梶原一騎原作と正面からぶつかり合う


ヒット量産の秘訣


(聞き手/高畠正人・本間正幸 構成/高畠正人)



1.【悪魔くん】原作・水木しげる(1966~67年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ四位}漫画には、原作となった貸本版と、テレビ放映に合わせて『週刊少年マガジン』に連載された「がんばれ!悪魔くん」版、貸本版をリメイクした「悪魔くん千年王国」などがある。
後にアニメ化もされた。
チクマ秀版社にて、私が復刊をプロデュースしましたが、版元解散のため絶版。
現在は、小学館クリエイティブから再度復刊されています。


2.【仮面の忍者 赤影】原作・横山光輝(1967~1968年)全52話・DVD全四巻・各14,490円{おすすめ二位}『週刊少年サンデー』に連載された「飛騨の赤影」が原作で、テレビ放映が決まり漫画のタイトルも「仮面の忍者 赤影」になる。
後にアニメ化もされた。


3.【キャプテンウルトラ】漫画・小幡しゅんじ(1967年)全24話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ五位}漫画はテレビ放映に合わせてコミカライズされたもの。
現在、マンガショップから復刊されています。


4.【ジャイアントロボ】原作・横山光輝(1967~1968年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ一位}

5.【河童の三平 妖怪大作戦】原作・水木しげる(1968~1969年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ三位}原作の貸本版は、私がチクマ秀版社から復刊プロデュースするも版元解散のため絶版となりましたが、現在は、小学館クリエイティブから再度復刊されています。
『月刊ぼくら』(講談社)に連載されたものと『週刊少年サンデー』に連載された貸本版のリメイクの三種類の漫画があります。

6.【怪盗ラレロ】原作・加納一朗/漫画・ジョージ秋山(968~1969年)全26話・未商品化{観てみたい}

7.【妖術武芸帳】原作・伊上 勝/漫画・荘司としお(1969年)全13話・未商品化{観てみたい}

8.【花のお江戸の凄い奴】(1969年)全13話・未商品化{観てみたい}

9.【柔道一直線】原作・梶原一騎/漫画・永島慎二、他(1969~1971年)全92話・未商品化{おすすめ七位}

10.【花と狼】(1969年)全13話・未商品化{観てみたい}

11.【彦左と一心太助】(1969~1970年)全52話・未商品化{観てみたい}

12.【仮面ライダー】原作・石森章太郎(1971~1973年)全98話・DVD全十六巻・各3,990円{おすすめ六位}

13.【仮面ライダーV3】原作・石森章太郎(1973~1974年)全52話・DVD全九巻・各3,990円{おすすめ}

14.【仮面ライダーX】原作・石森章太郎(1974年)全35話・DVD全三巻・各12,600円{観てみたい}

15.【仮面ライダーアマゾン】原作・石森章太郎(1974~1975年)全24話・DVD全二巻・各12,600円{おすすめ}

16.【仮面ライダーストロンガー】原作・石森章太郎(1975年)全39話・DVD全四巻・各12,600円・四巻のみ6,300円{観てみたい}

17.【仮面ライダー(スカイライダー)】原作・石森章太郎(1979~1980年)全54話・DVD全五巻・各12,600円・五巻のみ6,300円{観てみたい}

18.【仮面ライダースーパー1】原作・石森章太郎(1980~1981年)全48話・DVD全四巻・各12,600円{観てみたい}

19.【仮面ライダーZX(ゼクロス)】原作・石森章太郎(1984年)全1話・未商品化{観てみたい}

20.【太陽の恋人】原作・梶原一騎/漫画・かざま鋭二(1971年)全13話・未商品化{観てみたい三位}原作は、『週刊少年チャンピオン』に連載された「朝日の恋人」。
テレビ化に伴い「太陽の恋人」、その後「夕陽の恋人」と三部作に。
私が【少年画報大全】で大変御世話になった梶原一騎先生の奥様に直接交渉し、チクマ秀版社からの復刊をプロデュースしましたが、版元解散のため完結せず。
【愛と誠】のプロトタイプとなる純愛ものの幻の名作で、ヒロイン天地真理の名は、同姓同名の新人歌手の芸名として使用され、昭和の時代のアイドルとして一世を風靡しました。
【柔道一直線】で大人気を博した吉沢京子さんと桜木健一さんの青春コンビが主演した一時間ドラマです。


21.【刑事くん】(1971~1972年)全166話・未商品化{観てみたい}30分で難事件を解決する刑事くん。



22.【好き!すき!!魔女先生】原作・石森章太郎(1971~1972年)全26話・DVD全二巻・各10,290円{観てみたい四位}原作となったのは「千の目先生」。

23.【超人バロム・1】原作・さいとうたかを/漫画・古城武司(1972年)全35話・DVD全四巻・各10,290円・四巻のみ5,090円{おすすめ}原作となったのは、『週刊ぼくらマガジン』に連載された「バロム1」。
テレビ放映に合わせて「超人バロム・1」が連載された。
水木一郎さんが歌うあまりにも有名な主題歌の作詞は平山さん。(笑)


24.【変身忍者 嵐】原作・石森章太郎(1972~1973年)全47話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

25.【人造人間キカイダー】原作・石森章太郎(1972~1973年)全43話・DVD全四巻・各10,290円{おすすめ十位}


26.【キカイダー01】原作・石森章太郎(1973~1974年)全46話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

27.【どっこい大作】(1973~1974年)全62話・未商品化{おすすめ九位}

28.【ロボット刑事】原作・石森章太郎(1973年)全26話・DVD全二巻・各14,490円{観てみたい}

29.【イナズマン】原作・石森章太郎(1973~1974年)全25話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ}

30.【イナズマンF】原作・石森章太郎(1974年)全23話・DVD全二巻・各14,490円{おすすめ}

31.【がんばれロボコン】原作・石森章太郎(1974~1977年)全118話・未商品化{おすすめ}

32.【コンドールマン】原作・川内康範/漫画・ひおあきら(1975年)全24話・DVD全二巻・各10,290円{観てみたい二位}

33.【秘密戦隊ゴレンジャー】原作・石森章太郎(1975~1977年)全84話・DVD全十四巻・各6,090円{おすすめ}輝く東映の戦隊シリーズは、この作品から始まった。


34.【アクマイザー3】原作・石森章太郎(1975~1976年)全38話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

35.【超人ビビューン】原作・石森章太郎(1976~1977年)全36話・DVD全三巻・各10,290円{観てみたい}

36.【宇宙鉄人キョーダイン】原作・石森章太郎(1976~1977年)全48話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

37.【ザ・カゲスター】原作・八手三郎(平山 亨)/脚本・石森史郎/漫画・浅井まさのぶ(1976年)全33話・DVD全三巻・各10,290円{観てみたい一位}【仮面ライダー】以来となる脚本家・石森史郎先生と平山さんによる異色のヒーローもの。
ヒロインとヒーローの関係に注目!


38.【忍者キャプター】原作・八手三郎(平山 亨)/漫画・聖 悠紀(1976~1977年)全43話・DVD全四巻・各10,290円{観てみたい}

39.【ぐるぐるメダマン】原作・秋月一彦(平山 亨のペンネーム)/漫画・吾妻ひでお(1976~1977年)全28話・未商品化{観てみたい}

40.【5年3組魔法組】原作・大堂 勲(平山 亨のペンネーム)(1976~1977年)全41話・未商品化

41.【快傑ズバット】原作・石森章太郎(1977年)全32話・DVD全三巻・各10,290円{おすすめ八位}日活映画の小林旭を彷彿とさせるヒーローの復讐劇。
エンディング曲の作詞も平山さん。


42.【大鉄人17】原作・石森章太郎(1977年)全35話・DVD全三巻・各10,290円

43.【ジャッカー電撃隊】原作・石森章太郎(1977年)全35話・DVD全六巻・各6,615円

44.【ロボット110番】原作・石森章太郎(1977年)全37話・未商品化

45.【氷河戦士ガイスラッガー】(アニメ)原作・石森章太郎(1977年)全20話・未商品化{おすすめ}

46.【冒険ファミリーここは惑星0番地】原作・秋月一彦(平山 亨のペンネーム)(1977~1978年)全20話・未商品化

47.【激走!ルーベンカイザー】(アニメ)原作・大堂 勲(平山 亨のペンネーム)(1977~1978年)全17話・未商品化

48.【がんばれ!レッドビッキーズ】原作・石森章太郎(1978年)全48話・DVD全四巻・各10,290円

49.【透明ドリちゃん】原作・石森章太郎(1978年)全25話・未商品化

50.【スパイダーマン】原作・八手三郎(1978~1979年)全41話・未商品化{観てみたい五位}

51.【宇宙からのメッセージ】(劇場用映画)原作・石森章太郎(1978年)全1話・DVD全一巻・4,725円

52.【宇宙からのメッセージ 銀河大戦】原作・石森章太郎(1978~1979年)全27話・DVD全三巻・各10,290円

53.【ピンクレディー物語 栄光の天使たち】(アニメ実写混合)(1978~1979年)全話・未商品化


54.【燃えろアタック】原作・石森章太郎(1979~1980年)全71話・未商品化

55.【バトルフィーバーJ】原作・八手三郎(1979~1980年)全52話・未商品化

56.【ロボット8ちゃん】原作・石森章太郎(1981~1982年)全52話・未商品化

57.【バッテンロボ丸】原作・石森章太郎(1982~1983年)全51話・未商品化

58.【ペットントン】原作・石森章太郎(1983~1984年)全46話・未商品化

59.【夏の怪談シリーズ】(1984年)全話・未商品化

60.【どきんちょ!ネムリン】原作・石森章太郎(1984~1985年)全31話・未商品化

61.【てれびオバケてれもんじゃ】原作・石森章太郎(1985年)全11話・未商品化

62.【勝手に!カミタマン】原作・石森章太郎(1985~1986年)全51話・未商品化

63.【もりもりぽっくん】原作・石森章太郎(1986年)全39話・未商品化

64.月曜ドラマランド【悪魔くん】原作・水木しげる(1986年)全1話・未商品化{おすすめ}

65.【おもいっきり探偵団覇悪怒組】原作・石森章太郎(1987年)全50話・未商品化

66.【じゃあまん探偵団 魔隣組】原作・石森章太郎(1988年)全50話・未商品化

67.【仮面天使ロゼッタ】全話

68.【ボイスラッガー】

69.Vシネ【Vモンスター】

70.Vシネ【侵略美少女ミリ】

71.Vシネ【異世界戦士リリン&エリン】(禅ピクチャーズ)
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仮面ライダー【地獄大使】と神主

2011-08-31 23:18:31 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


今日の画像は、昭和の【仮面ライダー】地獄大使役で知られる俳優の潮健児さんの素顔と、【仮面ライダー】シリーズのプロデューサーで知られる平山亨さんです。
潮健児さんと、平山さんの関係それは、水木しげる先生原作の【悪魔くん】を平山さんがプロデューサー初仕事としてテレビドラマ化した際に、二代目メフィスト(弟)役として潮健児さんが演じた頃から関係が深く、プライベートでも交流が続いていたようです。
我が心の師匠である平山さんは、東映テレビ部のプロデューサーを定年退職後、一時期神社の神主をしていたことがあり、その時の貴重な一枚がこの写真。
左の神主の衣裳を纏っているのが平山さんです。
潮さんは、プライベートで平山さんを訪ねに来たので素顔のままノーメイク、スーツ姿でいますから、こちらも珍しい。
この写真は、特撮マニアの間でも、みんな見たことがない、かなりレアなものになるかと思われます。
何故なら、ある時平山さんが

「そうだ、本間くん、今日は君に見せようと思って面白い写真を持って来たんだ。」

と鞄の中からこの写真を取り出し私にくれたのです。
「えっ!この写真、雑誌の取材か何かで撮ったんですか?」

と、私が尋ねると

「いや、潮ちゃんがどこかで僕が神主をやっているって噂を聴いたらしくて、遊びに来てくれた時に一緒に撮ったんだ」

とのこと。
「何か縁起が良さそうだからって欲しがる物好きな奴もいたから何枚か焼き増ししたんで、これは本間くんの分だ。(笑)」
と、いつものように茶目っ毛たっぷりに微笑みながら、私にくれたのです。
何故、私のような無名の若造が、偉大なる名プロデューサーとして知られる平山さんに、大勢いる弟子筋の中の一人として、気に入られていたのか?
その理由は、特撮に限らず昭和の正義のヒーロー好きであったことや、純粋な少年漫画好きであり、コレクターであったため、平山さんが興味を持っていながら入手困難な漫画作品があると、私の所へも連絡が入ってきたのです。
そして平山さんが少年時代に大好きだった戦前の大日本雄弁会講談社時代の少年雑誌『少年倶楽部』に連載されていた佐藤紅緑先生が書いた少年小説好きだったこと。
平山さんが少年時代に夢中になっていたサイレント映画にも興味があり、無声映画鑑賞会の正会員としてその情報を持っていたことなどから、平山さんが見たい無声映画が上映される際には、平山さんを鑑賞会の会場へ御案内することが、何度もありました。
また、平山さんが少年時代の一時期を過したのが横浜鶴見であり、少年時代(12歳前後)の私が、平山さんを大泉学園にある東映撮影所まで訪ねて行くと、
「君は鶴見に住んでいるのか。僕もまだ小さい頃の少年時代に鶴見の月見が丘という地名の辺りに住んでいた記憶があるんだ」
と、とても嬉しそうにおっしゃってくれたので、初対面の緊張がほぐれ、とても親近感を覚えたものです。(笑)


ぼくらが大好きだった『特撮ヒーローBESTマガジン』VOL.8(講談社・2006年1月)
にて、[巻頭特集]【悪魔くん】【河童の三平 妖怪大作戦】に続き、

対談[水木しげる×平山亨]

が収録された際には、平山さんに無理言って、インタビュアーである堤哲哉さん共々、私・本間正幸まで平山さんのお供として水木プロダクションの収録現場に付いて行ったことがありました。(笑)

これが功を奏し、後に私が【河童の三平】[貸本版]上・下巻(チクマ秀版社)をプロデュースする企画を立てた際に、水木プロダクションからの承認がすんなりいくことになるのです。(笑)

昨日は、プライベートにおいてとても哀しい出来事がありましたので、(涙)我が心の師匠である平山さんが、私にくださった縁起の良い写真でも眺めながら、夜を過ごそうと考えています。
今日のNHK朝の連続テレビ小説【おひさま】は、私のとても好きなエピソードでした。

どんな境遇であろうとも、どんな環境であろうとも、一生懸命努力して頑張って生きてさえいれば、

「働きながらでも勉強は出来るんだ。」

戦争中空襲で両親を亡くしたため、縁故疎開先の長野で孤児となり、妹と離れ離れに親戚の家に引き取られた少女のエピソード。(涙)

今日は、TSUTAYAで

【ロミオの青い空】

のDVDを再度借りてきました。

今、私がもう一度見直してみたいアニメ、今の私は、そんな心境なのです。(涙)
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真夏の怪談!貞子の父親の正体と和製ホラー映画の知られざる恐怖の結末とは?

2011-08-12 00:47:31 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


夏と言えば怪談、ホラー映画の季節ですが、1998年に大ヒットした和製ホラー映画【りんぐ】や【らせん】の衝撃の結末、その後を特別にお教えしましょう。


2011年の夏には、地デジ化に伴い日本国中ほとんどの家庭にてブラウン管テレビから液晶薄型テレビへと移行しました。
そして、録画機材もデジタル放送対応のDVDやブルーレイデッキへと変わり、一般家庭にてビデオを観る機会は少なくなり・・・。
そう、ビデオデッキの消滅により、呪いのビデオのダビングは簡単には出来なくなり、ブラウン管テレビの消滅により貞子が出没出来る環境は一斉に消滅していったのです。(笑)
そう、それは昭和の時代に全国の小学校の汲み取り式のトイレにて、便器から青い手や赤い手が伸びてきたと子供たちの間で噂になった現象が、戦後全国の小学校のトイレも水洗式が普及したため、便器から青い手や赤い手が出たと証言する子供たちもいなくなってしまったのと同じ現象なのです。(大爆笑!)
映画はその時の時代や社会現象を感じさせてくれますね!(笑)
ちなみに、貞子のお父さんを演じた俳優の伴大介(元・伴直弥)さんは、名プロデューサー平山亨先生がプロデュースした東映特撮ヒーロー【人造人間キカイダー】の主人公ジローや、【イナズマン】【イナズマンF】【忍者キャプター】など数多くのヒーローを演じ続けた人で、1999年の夏にはなんと!当時私が池袋で経営していた漫画喫茶メトロポリスへ来店していただいた思い出があります。
初代【ウルトラマン】を演じた黒部進さんは、著書『ハヤタとして 父として』(扶桑社)発売に際し、私のお店にて出版記念のサイン会をしてもらいましたっけ。


スカパー
日本映画専門チャンネルにて

映画【リング】(1998年)

〔おすすめホラー度★★★★〕

死を招くのろいのビデオテープをめぐって、次々と展開する恐怖を描いたホラー。
鈴木光司の同名ベストセラー小説を鮮烈に映画化。

監督・中田秀夫、出演・松嶋菜々子、真田宏之、中谷美紀、沼田曜一、雅子

8/6,10

映画【らせん】(1998年)

〔おすすめホラー度★★★〕

死んだ竜司が残した伝言に、のろいのビデオの隠された真相が・・・。
ヒットした【リング】の続編となるホラー。
原作は鈴木光司。

監督・飯田譲治、出演・佐藤浩市、中谷美紀、真田広之、鶴見辰吾

8/6,11

映画【リング2】(1999年)
〔おすすめホラー度〕

1998年の大ヒット・ホラーの続編。
山村貞子が残したのろいの実態に迫る。
原作小説を基にした映画用のオリジナル・ストーリー。
監督・中田秀夫、出演・中谷美紀、佐藤仁美、深田恭子、松嶋菜々子

8/12,17
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がんばれロボコン・ED2

2010-10-07 16:59:31 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
がんばれロボコン ED
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がんばれロボコン・ED

2010-10-07 10:00:21 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
がんばれロボコン ED
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がんばれロボコン

2010-10-07 00:05:22 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
がんばれロボコン
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どっこい大作・ED

2010-10-06 18:12:00 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
1973 どっこい大作-ED
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1973 どっこい大作-OP

2010-10-05 23:49:37 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
1973 どっこい大作-OP


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太陽の恋人 OP

2010-10-05 09:43:36 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
太陽の恋人 OP


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刑事くん OP

2010-10-05 00:42:21 | スカパー!東映チャンネル「仮面ライダー」追悼!平山亨プロデューサー
刑事くん OP


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