映画サマーウォーズ、二回目の鑑賞。
前回、テレビで放送された時も、適当に見ていたのだが、今回、最初から見たので、ヒロインの帰省先の地方の旧家の設定が、少し気になり、ラストまで、通して見た。
近年、父方のファミリーヒストリーを、趣味で調べているのだが、父親の実家は、庄内地方の本間家屈指の旧家で、私は、14代目当主の男系の孫四人の一人となる。
現在の当主は、私のいとこちがいで、17代目。
室町時代に庄内地方に都落ちしたサムライの末裔で、関東武士集団小野姓横山党本間からの家系図と、室町時代に庄内地方に都落ちした時からの家系図に、いくつかの謎が有る。
GHQマッカーサーによる戦後の農地改革がなければ、14代目当主の八男となる私の父親も、実に室町時代以来となる、先祖縁の神奈川の地に、舞い戻って来ることもなかったかも知れない。
映画のヒロインのお祖母さんの家が、室町時代からの先祖の墓が有る地方の旧家との設定だったのだが、横山党など、本間家以外の有力なサムライの家系は、三浦一族や、愛甲氏など、ほとんどのサムライの家系は、サムライとしては、途絶えてしまっている。
太平記に登場する本間山城左衛門と、我が家の先祖との関係など、鎌倉時代末期から室町時代にかけての家系図の全貌が、定かではないため、まだまだ諸説有るのだが、おおよそ、主流が佐渡の地頭となり、庄内地方には、南北朝時代に、永享の乱にて、足利持氏の重臣だった本間季綱が、都落ちしたことで、間違いなさそうだ。
16代目当主である伯父は、本間季綱の墓が有る菩提寺の檀家総代を務めており、祖父の代まで、先祖代々父親の実家が、その地域の大地主として地元でも知られている旧家なので、私は、南北朝時代のサムライで有る本間季綱の末裔であることに間違いはない。
佐渡と庄内地方の本間一族の関係には、興味深いものが有るなぁ。