111番目。ゾロ目になったところで、読書ガイドはお休みとしたい。
最後は、日本超心理学会の初代会長の著書としよう。
●小熊虎之助『心霊現象の科学』芙蓉書房(1974)
本書は小熊虎之助先生(1888-1978)の主著であり、「心霊科学の問題」
(1918)を改訂出版した「心霊現象の科学」(1924)の、新装版である。
小熊先生は東京帝国大学で哲学・心理学を学び、早くから心霊現象の科学
的究明に意欲をもたれていた。大学では、福来助教授の変態心理学の講義
も受講していたそうである。本書では、欧米でさかんになってきた心霊研究
が扱っている対象を精査し、「偽心霊現象」と「真実の心霊現象」に分けて
論じており、懐疑的態度をもった研究の草分けとみることができる。
小熊先生は1922年明治大学に赴任され、1957年に法学部教授として退官
されるまで35年間、心理学を講じられていた。1968年に発足した日本超心理
学会の会長に就任した。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/aboutus/about_us.html
※明日からは論文ガイドを始める。
最後は、日本超心理学会の初代会長の著書としよう。
●小熊虎之助『心霊現象の科学』芙蓉書房(1974)
本書は小熊虎之助先生(1888-1978)の主著であり、「心霊科学の問題」
(1918)を改訂出版した「心霊現象の科学」(1924)の、新装版である。
小熊先生は東京帝国大学で哲学・心理学を学び、早くから心霊現象の科学
的究明に意欲をもたれていた。大学では、福来助教授の変態心理学の講義
も受講していたそうである。本書では、欧米でさかんになってきた心霊研究
が扱っている対象を精査し、「偽心霊現象」と「真実の心霊現象」に分けて
論じており、懐疑的態度をもった研究の草分けとみることができる。
小熊先生は1922年明治大学に赴任され、1957年に法学部教授として退官
されるまで35年間、心理学を講じられていた。1968年に発足した日本超心理
学会の会長に就任した。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp2/japanese/aboutus/about_us.html
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