超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

シンクロニシティの現象学

2008-02-24 | 21世紀の超心理学
<21世紀の超心理学(15-1)>

第15章:パメラ・ヒースの現象学的方法
(1)シンクロニシティの現象学

ユングのシンクロニシティ(非因果的連関)の現象学的研究を
1998年にハンソンとクリーノが報告している。

円滑にうまくいく体験の、28人の記述から、次の16の意味
構成要素を抽出した。括弧内は体験比率。

あるきっかけをもとに(100%)、願望/必要性/目的(100%)へ、
情報収集しながら(100%)、達成に向けて行動し(100%)、意味
付与され(100%)、期待どおりの結果になる(100%)。一部の人
は、変化への抵抗を感じ(70%)、支配を受け入れ(45%)、変化
までの時間経過があり(22%)、内的な動機づけを感じ(61%)、
同期した出来事に合い(56%)、危険を感じ(96%)、思考体験や
超越体験をし(46%)、忠誠や信用を感じ(43%)、将来予測(57%)
をしている。

総じて、自発的超心理体験には、個人的意味要素がもっとも
重要である。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/5-8.htm



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