超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

純粋知性に開かれた心のモデル

2010-10-07 | 唯物論の終焉
唯物論の終焉(13-2)

第13章:臨死体験(NDE)
・純粋知性に開かれた心のモデル

私(タート)は、超心理学とトランスパーソナル心理学の
知見から心身の世界を表すモデルを提唱した(1993)。

物理世界に生き続ける生物は、身体や脳神経をもとにして
「私!」という生物物理的仮想現実をシミュレーションする。
その際には、物理実体の外部の「心」が、脳を含む身体と
超心理的相互作用(ESPとPK)を行なっている。

つまり、生物体の主体としての私は、物理世界の仮想体と
しての心。真の心は、超越世界でトランスパーソナル領域と
不可分につながった存在である。私たちは、臨死体験や
体脱体験などの変性意識状態で、その真の心の在り方を
感知し、純粋知性を認識するのである。