RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展

2011-04-20 23:45:00 | 美術
見てきました

Bunkamuraザ・ミュージアム

会期は2011年3月3日から2011年5月22日。


楽しみにしていました

今回、フェルメールの作品は《地理学者》のみ。
2007年に国立新美術館で開催された
「牛乳を注ぐ女とオランダ風俗絵画展」
を思い出しました。

さて。
今回、フェルメールの素晴らしさは言うまでもなく。
その他の作品も素晴らしかった
今回、展示品95作のうち90作品が日本初公開というところも注目です。

日本でも人気の高いフェルメール。
その作品は30数点しか確認されていません。
そのうち、単身で男性が描かれているのは2作品のみ。
《地理学者》はそのうちの1点で、かなり貴重で重要な作品です。
もう1つは《天文学者》
ときは17世紀。
近代科学の黎明期といえる時期のオランダにふさわしい主題です。

では気になったものを。
まず、入り口からすてきです
地理学者イメージの空間です。

レンブラント・ファン・レイン
「マールトヘン・ファン・ビルダーベークの肖像」
さすがレンブラント。
光と影がドラマチック

バーレント・ファブリティウス
「自画像」
マ、マイケル!!
似てます。
KING OF POP
マイケル・ジャクソンです。
まさかの発見(笑)
「この顔にしてください」
ってこの絵を持って行ったんじゃないかってぐらい似てます。

ピーテル・コッド
「演奏家たち」
鮮やか、艶やか。動きそう。

アドリアーン・ブラウエル
「苦い飲み物」
表情イイ!! (・∀・)ノ
タイトルからも分かるかと思いますが(笑)

ヤーコプ・ファン・ロイスダール
「滝のある森の風景と接近する嵐」
ヘンゼルとグレーテルや、赤ずきんちゃんの世界みたい。

そして
ヨハネス・フェルメール「地理学者」
VIP待遇です。
メインだから当たり前ですけど。
17世紀、海の覇権を握ったオランダ。
貿易大国には欠かせない「地理学」をテーマに、学者の仕事、地図関連のモチーフ、裕福なオランダ市民の生活が。
空気が違います。
光が……月並みですけど美しいんです。
窓から差し込む光だけではなく、壁や床に差す光まで。
もう、
こんなの(!?)読んでないで直接見てください。
ため息もの。


この展示、本当に見所多いので満足度高いです



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牛島憲之 -至高なる静謐-

2011-04-19 21:30:00 | 美術
見てきました

渋谷区立松濤美術館

会期は2011年4月5日から2011年5月29日。


“開館30周年記念特別展”
でございます。

牛島憲之っていうと府中市美術館内に記念館があるので、見たあとフラリと立ち寄ってました。
それぐらいの印象しかなかったのですが。
なかったのですが。
改めて向き合ったら独特の世界観がたまりません!!
柔らかい独自の色調と曲線。
水辺の風景や日だまりなどの自然はもちろん、
水門やタンク、煙突などの人工的な建築物でさえ優しく見えちゃう。

代表作の「炎昼」
美しい。
こうゆう夏、いいよね。
まさに絵になる景色。

「白い昼」
ファンタジーもののイメージ図になりそう。
夏を題材にした青春小説でも可。
こんな景色に立ってみたい。

「倉庫」
こんな倉庫、夢の中みたい。
気づいたら迷いこんで。
「晩春永代橋」を渡って「灯台のある島」に行けたら。

非日常っぽいのに妙にリアルな感じもあり。
どこかノスタルジックな感じもして。

優しい色使いと独特の世界観がしばしの間、不思議な世界へ連れていってくれます。




独特の世界を持ちたいものです


香り かぐわしき名宝展

2011-04-17 21:00:00 | 美術
見てきました

東京芸術大学大学美術館

会期は2011年4月7日から2011年5月29日。


日常で“香り”を気にしていますか??
今回は“香り”という目に見えないものを見ようとする、五感や想像力で味わうという、なかなかおもしろい展示です。
「見えないものを見ようとする展示とかどこのBUMP OF CHICKENだよ」などのツッコミは無用です★

香りっていうと、梅の花が咲くころになると
「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花
主なしとて 春を忘るな」
という菅原道真の歌が思い出されます。

今回、出品リストが縦書き。

めずらしい~
縦書きなだけで和を感じる。

「香りの日本文化」
「香道と香りの道具」
「絵画の香り」
以上の3つから構成されています。

出品作は香箱などの香りを楽しむ道具から、香炉など香りにまつわるものが描かれている絵画、また、香り立ちそうな絵画や香木まで香りにまつわるものが勢揃い。
香木に触れたり、香りのサンプルがあったりと見るだけではなく体験して楽しめます

香木初めて見た、かも。
香木にも重要文化財ってあるんですね。
ただの木にしか見えないものも実はものすごく歴史的価値のあるもの。

野々村仁清「色絵雌雉香炉」
重要文化財です。
堂々としています。
色も艶も美しい。
4月27日までの展示です。

蒔絵の香箱や七宝の香炉、美しくて惚れ惚れしてしまいます。
「松竹梅蒔絵十種香箱」
とかね。

「絵画の香り」では。
ポスターにも使われている
速水御舟「夜梅」

やっぱり御舟好き
御舟は「芸術の上に常に欲しいと思ふのは芳しさです」と言ったようですが。
この作品から感じるよ。
夜の暗闇、月明かりに照らされる梅からほのかに春を告げる香りが。
静寂の中、目を閉じたらますます香りを強く感じそう。


今回、購入したのは、
香りつきのポストカード

速水御舟の夜梅と上村松園の楚蓮香之図(展示は5/8まで)を購入。
香りはジャスミン。
え、梅じゃないの!??
って言いたいところですが。
香り展ならでは、なポストカードです



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東へ向かう、足取り重く………

2011-04-17 20:20:00 | 日常
駅でこんなものを見つけてしまいました。
ここで写真を撮れば、あなたもたちまちかぐや姫

母親は一緒に旅行とかしてこうゆうのを見つけると、
「まるこのだよ、撮らないの??」
と。

あ、私、そんな担当があるんだ。

今回は一人……。
近くを通った人に「写真撮ってください」って言えるほど勇者ではないので……。


昨日は女子会でした

食べ物の写真等はありません。
食べるのに夢中で、話すのに必死で
撮ってる余裕なんかない(笑)


久しぶりに夜中遅い時間まで遊んでました。
ほら、
清く、正しく、美しく、というかさ。
真面目な生活してるから、私。
うん。

次回はGW
仕事休んで連休にしたいなー

ほら、オランダの香り

2011-04-16 20:30:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
レンブラント展で購入

レンブラントの生まれ故郷、オランダ・レイデンにあるチーズは、クミンシードが入っているのが特徴
パティスリー ル ラピュタ
(patisserie Le LAPUTA)
の河田シェフが、レイデンチーズをイメージしたオランダ産ゴーダチーズとクミンシードを配合して完成。
クルミの香ばしい食感もいい
甘すぎないです。

レンブラント展を美術館で楽しんだら、お家で図録見ながらゆっくり食べるのが最高ですね




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府中市美術館でつくる

2011-04-15 21:30:00 | 美術
先に書いておきます。

私、美術ダメなんです。
自分で創作するのができない。
それはそれはセンスのないヒドイ作品となります。

以上。


今回、展示以外にもおもしろい取り組みが

「ぱれたんの屏風工房」
ぱれたんは府中市美術館のキャラクター
黄色くて頭にパレットが乗っています

展示を出た後のロビーでミニチュア屏風が作れちゃう
屏風の紙にスタンプで押すだけ
そう、そんな美的センスが問われることをやっているのです。

もちろんやってきました
ブログのネタにもなるなーと思いつつ。
配置を考える……。


さて、本文の最初を思い返してください。
再度、お読みください。

スタンプ押すだけなのに……。
押すだけなのに……。

だって。


これと

これ、入れたくて。


ぱれたんと

むら田(こちらも府中市美術館のキャラクター)
も入れたいんだもん。



後期、見に行ったときには見せられる作品を作ってきます!!
今から構図考えます……。

屏風作り終えたら、「むら田屋」なるお店が!!
むら田は紫色だからむら田。
名字みたい……。

ちなみにぱれたん&むら田はミュージアムキャラクター人気投票で2位になったこともあるのです。
絵の国の妖精なのです

「むら田屋」では図録が売られていたのですが、もっと気になる商品が。
“私の小さな床の間”

組み立てると床の間ができるのです!!
ペーパークラフトってやつですね
380円。
買うでしょ、これ(笑)

自分で想像し作り出すのは苦手だけど、見本があるものなら作れる
てか、こうゆうの好き
早速、家で広げ。


切り取り……
って、あれ!??
これ、ハサミとかカッターで切らなきゃダメ!??
よくある手でも簡単にピリピリ切れるヤツじゃないの!??

……………。

また今度にしよう。
(→おいっ)


後期を見に行くまでには作ります!!


むら田屋ではレシートが出ないので、レシートが欲しい方は1階のミュージアムショップでどうぞ



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江戸の人物画 ー姿の美、力、奇(前期)

2011-04-14 21:30:00 | 美術
見てきました

府中市美術館

会期は2011年3月19日から2011年4月17日。
後期は4月19日から5月8日。


府中の森公園は桜が見事でした

美術館までの道のりも桜が美しかった~
桜の下歩いてると気分あがるね

現在、府中市美術館では江戸時代に描かれた「人物画」が展示されています
美人画や洋風画、等身大の作品やゆるキャラ系。
ふざけてるようにしか見えない仙人や、
まったく怖くない妖怪図など実に様々。
(そもそも仙人や妖怪は人物なのか……)
演出もすごくよかった
入り口から「おぉ~」となりました。

それでは気になったものを。

祇園井特「観桜美人図」
あきらかに美人ではない人も
てか、化粧……。
お歯黒はよく見るけど。
唇、緑色なんですけど……。
なんでも、当時のおしゃれだとか。
えぇぇ~。
ガングロとかより気持ち悪いよ……。

太田洞玉「神農図」
神農とは古代中国の伝説の皇帝。
医学と農業に貢献したとされ、その道の神と崇められています。
目がぎょろりと大きく薬草らしきものを持ってこちらを見ています。
目頭切開してますね、これ(笑)
それぐらい目が大きい。
印象に残った理由として、西洋画みたいなんです。
顔つきもアジアっぽくない。
ギリシャ神話に出てきますって言われても信じちゃいます。
異国風で神秘的。

曾我蕭白「太公望・登竜門図」
竜門の滝を登ることのできた鯉は竜になる、という有名な説話がありますね。
太公望は釣り人でしたが、周の文王に見いだされ軍師として活躍した人物。
出世の図なんですね。

最後はゆるゆるゆる~な作品たち。

東東洋「農婦図」
“とうとうよう”ではありません。
“あずま とうよう”。
おっさんがゆるりと農具をもっています。
って、女性!!
農婦、だもんね……。
でもおっさんに見える……。

円山応挙「元旦図」
袴を着た男性が日の出を見ています。
元旦図、ですから初日の出でしょう。
男性は背中をこちらにむけているので表情はわかりませんが。
おめでたいであろうはずなのに、なぜか哀愁漂う作品。
疲れたサラリーマンの背中を見ているような気分に。

歌川広重「命図」
これ、おもしろいです。
命、という字を女性2人が鉋と手斧で切ったり削ったりしています。
男性にとって女性は魅力的ではあるが「命とり」でもある、という意味らしいです。
あぁ、そうかもねー。(他人事)
男性の皆さん、削りとられないようにね(・∀・)ノ

他にも脱力感がハンパない作品が。
いや~、おもしろい
後期も期待です



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服部早苗 布工芸展

2011-04-13 21:30:00 | 美術
見てきました

大倉集古館

会期は2011年4月2日から2011年5月29日。

正直なところ。
見に行くつもりはなかったのですが、ぐるっとパスで入館できるので。
それなら見てみようかな、と。


さてさて。
全然知識のない中、行ってきたのですが。
服部早苗さんは日本伝統文様を取り入れた作品制作をしていて。
海外での受賞作品は57作品。
世界的に活躍されているんですね。
キルトで日本の伝統美を表現されています。

今回は新作の〈仏像シリーズ〉が初公開。
仏像が、立体的に見える~!!
キルトがふっくらしてるから、仏像に立体感があって。
躍動感も生まれる。
これ、おもしろい。
打ち掛けも華やかで美しかった
個人的には「積雪の松」
近くで見たときもきれいだなーって見てたんだけど、
他のものを見ていてふと振り返ったらすっごく輝いて見えた。

作品全部に思ったけど。
近くで見ても美しい。
離れてたくさんの作品をまとめて見ても華やかで美しい。

こういった布工芸展を見る機会もなかなかないのでいつもと違う雰囲気を楽しめます



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ネイル

2011-04-12 21:40:00 | ネイル
替えました

前回からそんなに経ってないけど。
ストーンが落ちてきちゃったので。
さらに明日は会社の展示会で受付やるからキレイなネイルにしておこうかと
パンフレット渡すときとか気になるからね
私が。
他人はいちいちネイルなんか気にしないだろうな。

春です

ピンクです
なかなか控えめにしたと思う。
薬指だけ白ベースにバラ。

なかなかこうゆうのしないから新鮮



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