RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

ロイヤルコペンハーゲン ビングオーグレンダール

2012-04-28 21:30:00 | 美術
見てきました

渋谷区立松濤美術館

会期は2012年4月7日から2012年5月20日。

今回は陶器。
しかも、ロイヤルコペンハーゲンとビングオーグレンダール
こりゃもう、渋谷のマダムが大集合の華やかなる展示なのでは!?
と行ったのですが。

なんか、思ってたのと違う!!
「ロイヤルコペンハーゲンってこんなの作ってたの?」
って作品だらけの、衝撃的な展示です。

モチーフがなめくじとかなんだよ。
ロイヤルコペンハーゲンなのに。
モチーフがきのことかなんだよ。
ビングオーグレンダールなのに。
なんだか信じられない。

さて、デンマークの誇る名窯「ロイヤルコペンハーゲン」
かつて人気を二分した「ビングオーグレンダール」
19世紀末から20世紀初頭に制作されたアール・ヌーヴォー磁器の展示です。

さて、19世紀末、、世紀末、、、
このネタ、今年はもういいかな~と(笑)
昨年何度もやったしね。

19世紀末、アール・ヌーヴォー全盛期。
当時の最先端を誇る多彩な釉薬技術によって世界を牽引した窯。
そしてアール・ヌーヴォーの頂点といわれる1900年のパリ万国博覧会。
グランプリを受賞したのはロイヤルコペンハーゲン。
動植物や昆虫など、自然のモチーフをかたどった優美なフォルムと淡い色彩による作品です。

一方でビングオーグレンダールは彫刻家を採用。
彫塑的要素が強い作品を世に出していきます。

「鷺のセンターピース」
ビングオーグレンダールのまさに彫塑的要素満載の作品。
鷺の鋭い目付きに釘付けです(笑)

「一夜茸花瓶」 
ビングオーグレンダールです。
えぇ、キノコです。

「キノコにナメクジ花瓶」
もうすでに、、
タイトルからしてロイヤルコペンハーゲンかよ!?って疑いたくなりますが。

なんだかこうゆうのを見ていると、同時期のエミール・ガレも実はそこまで奇抜ではなかったのかもしれない、
と思えてくる不思議。
いや、ガレはかなりぶっ飛んでるけど。
それが受け入れられたっていう土壌があったことが伺えました。

最後に奇抜なものではなく、キレイだなって思ったものを。
「青羽蝶小花敏」
ロイヤルコペンハーゲン
青色がとにかく美しい。
こうゆうのばかりの展示だと思っていたのに(笑)
なかなか普段見ることの出来ない、アール・ヌーヴォー期の作品ってことでおもしろさは満点です!!



ブログランキングよかったらお願いします


最新の画像もっと見る

コメントを投稿