RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

美術館で旅行! ー東海道からパリまでー

2012-07-31 23:30:00 | 美術
見てきました

山種美術館

会期は2012年7月28日から2012年9月23日。

夏休み企画です。
昨年は"どうぶつえん"でしたが今年は旅行
日本の旅といったらこれ。
"東海道"
まずは歌川広重の「東海道五拾三次」から。
(前期(7/28-8/26)と後期(8/28-9/23)で入れ替えあります。)
まぁ、ぶっちゃけ、、何回も見てるし。
昨年末にサントリー美術館で五十三、すべて見てるし。。
今回、保永堂版でした。
気になるのはやっぱり蒲原。
雪の蒲原
今回見たものは摺りが薄墨でやわらかい印象を受けました。

さて。
江戸時代の旅を終えると、北海道から沖縄まで。
さまざまな作品がありました。

横山大観「飛瀑華厳」
さすが大観ってかんじでした。
目立ってた。
滝の壮大な感じが伝わってきました。

岡信孝「大和三山」
墨で山が描かれています。
ここまでならよくある、というかありすぎる作品なのですが。
空には星座が描かれていました。
星座は金泥とプラチナ泥。
この作品を発表する前年に高松塚古墳が発見され、その天井に星座が描かれていたってことから、星座を描いたそうです。
幻想的で美しい作品でした。
今回見た作品の中で1番好きかな

小林古径「伊都岐島」
"いつくしま"って読みます。
"いつくしまって厳島!??"
海に鳥居があったから厳島神社のようですが、このようにも書くのね。
てか、特殊かな??
こじんまりとしていましたが朝靄の幻想的な感じとさわやかな感じが相俟って素敵でした。

横山大観「楚水の巻」
全長14メートルの作品です。
揚子江の周辺の人々などが描かれています。
長い巻物作品、、川の周辺、、、
あれ、何か似たようなの聞いたことある。
(四季山水図清明上川図)
こちらのほうが描き込まれているものは少ないですが、これはこれで好きです。

佐伯祐三「レストラン(オ・レヴェイユ・マタン)」
今回のチラシにも使われている作品です。
ユトリロに感銘を受けただけあって、どことなく寂しげな感じ。
秋から冬にかけての頃、行ってみたいな。

平山郁夫「ロンドン霧のタワァ・ブリッジ」
金泥を刷いて描かれています。
霧の様子がよく表現されていました。
シルクロードのイメージが強すぎる平山郁夫ですがこの作品かなり好きです。

今回の展示で、私は北海道から沖縄まで、そして台湾やアメリカ、フランスにイギリス、エジプトまで行ってきました(笑)
速水御舟も意外すぎる作品があって面白かった。

旅行に行く人も行かない人も。
涼し~い美術館でいろいろなところが見れちゃいます



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