RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

日本画どうぶつえん

2011-08-20 21:00:00 | 美術
見てきました

山種美術館

会期は2011年7月30日から2011年9月11日。

夏ですね
あと2週間程度で夏休みが終わってしまいますが。
そろそろ宿題始めなきゃな~って思う頃ですね。
焦るのは来週あたりから……

夏の思い出はできましたでしょうか。
私は今年は夏らしいことは一つもせず。
家で冷房効かせてのんびりが一番すばらしい過ごし方だよ、
と思っております。
上野に行くと動物園へ行くであろう小さい子がいっぱい。
あ、恐竜博、めっちゃ混んでました
トーハク行くから国立科学博物館前を通ったら外に行列。
60分待ちでした。
帰りに再び通ったら70分待ちでした。
これから行かれる方、気をつけて、そして暑さ対策をしてからお出かけください。

さて。
どうぶつえんなんて久しく行っておりません。
こんな炎天下の中、行けない……
そんな大人は。
美術館の中で日本画の巨匠たちが描いた動物を見て夏休み気分を味わおうじゃないか。
小さい子を呼ぶための企画って雰囲気ありありでしたが。
作家陣が素晴らしすぎる。
まさに大人のためのどうぶつえん。

守屋多々志「波乗り兎」
兎と波
涼しげで可愛らしくて。
このうちわとかあったらつい買っちゃいそう

山口華楊「生」
なんだか心に染み入るんです。
そして親しみを感じる、共感できるようなかんじがするんです。
同じく山口華楊「木精」
美しさに見入ってしまいます。
森の中の巨木の根っこにとまる一羽のみみずく。
幻想的ですが、なんだか淋しそうにも見え。

横山大観「木兎」
大観は色を使った作品より墨一色の作品が好き
墨の濃淡で表現しているなか、目だけ色が入っているのもいい。

気になったのは上村松篁の作品。
特に「千鳥」「閑鷺」
上村松園の子ってしか見てなかったけど。
繊細な筆捌きと優しい色使いがすごくステキ。
ポストカード購入してしまいました。

速水御舟「葉陰魔手」
私、虫苦手です。
蜘蛛、苦手です。(得意な人も少ないでしょうが。)
それなのに、まじまじと見てしまう、そんな美しさ。
蜘蛛の糸の、息を吹きかけたら千切れてしまいそうな繊細さに惚れ惚れ。

どの作品もすごくステキです
なんて楽しいどうぶつえん。


今回、後期(8/23~)は重要文化財、速見御舟の「炎舞」が特別公開です。
近代日本画の最高傑作!!(と私は思ってます)
煌々とした炎とそれに群がる美しい蛾。
ぜひ見に行かなくては。



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