見てきました
上野の森美術館
会期は2012年8月4日から2013年1月20日。
大阪では93万人動員。
すごい人数を動員した展示が東京にやってきました
って、実は見に行くか迷って迷って。
と、いうのも、入館料が\3,000-(平日は\2,700-)
その割には……というウワサを聞きまくっていたので迷っていたのです。
「ツタンカーメン展」って名前でそれっぽいものがポスターに使われているのに、それは実はツタンカーメンではない、とか。
人が多いだけで、展示品が言うほどではない、とか。
運営資金もなんだか怪しい話で……
こんな展示に加担するのもイヤだ!!
という気持ちがあって。
悩んでいたら会期ギリギリ。
「とりあえず、見てこよう」
って気持ちで行ってきました。
期待していないので入館料は捨てるつもりで。
平日、午後半休しました(笑)
美術館に着いたのは13時半ごろ。
入館制限があり、整理券が配れていました。
16:00から16:15に入館できる整理券。
まぁ。ここは上野。
美術館だらけ。
時間を潰すのに困ることはありません(笑)
再度16時に上野の森美術館へ。
そこで少し並びます。
大体20分程度だったかな。
入るまでは上から吊り下がっているモニターでフ○テレビアナウンサーによる注意(!?)みたいなのが流されていました。
「飲食禁止」とか「撮影禁止」とかの類ね。
どうしよう、、まったくおもしろくないし、かわいくないし、かっこよくないし。。
やっぱり噂どおりの展示なのかもしれない、と不安に。
(フ○テレビが儲けるためにいろいろ仕掛けていてウザイとも聞いていたので 笑)
入るとまずは映像見せられます。
その後最初に現れた展示品は
「ツタンカーメンの立像」
紀元前1355-1346年ごろつくられたもの。
それにしては細部までいい状態で残っているなぁ～と。
ちょっとテンションあがって展示室に入ると。
人。人。人。。
あぁ……
なんか、分かっていたけど。。
全然見えない!!
隙間から見る感じでした。
え～っと。
ファイアンスの青が色鮮やかで目にとまりました。
それでも書かねばならない。
そのためには見なくてはならない。
人の多さにくじけそうになるも、何点か印象に残ったものを。
「チュウヤの人型棺」
ツタンカーメンの曾祖母にあたります。
王家の谷から発見されたもの。
保存状態もよく、かなり美しい。
刻まれている文字もよく見えるしこれは本当に素晴らしかった。
「ツタンカーメンの王笏」
青と黄金のしましまの王笏。
よく見るやつです。
本物だ～と感激。
古代エジプト、でイメージする色。
青と黄金の発色もよくて輝いていました。
「ツタンカーメンの黄金のカポノス」
チラシに大々的に使われているのはこれ。
写真だけ見て、ツタンカーメンの黄金の仮面が来日していると思った方も多いようですが、これ。
マトリョーシカみたいなサイズ。
でも、キラキラしてたよ!!
精巧な細工がなされていて、確かに美しかった。
カポノスとはミイラを作るときに取り出した内臓などを入れる容器。
へぇぇ～。
これにツタンカーメンの内臓が、、
と思いきや。
この容器。
顔があんまりツタンカーメンに似ていないそうです。
そう、、ツタンカーメンのものではない可能性が……
「ツタンカーメン展」のチラシにも大々的に使われているのに、ツタンカーメンのものじゃない確立が高いものがメインかのように扱われる展示って、、
どうなの??
でも、写真よりは美しくて見れてよかった!!
エジプト人の器用さに驚かされます。
ちゃんと見たくて、しばらくその近くで隙をうかがっていました(笑)
やっぱり黄金が多かった。
金は富の象徴か～と思ったら。
金は錆びたりすることがないため、来世でまた甦ると考えるエジプト的死生観に合った素材、とのこと。
来世で甦ったときに身の回りのものが錆びていることがないように、とな。
まぁ、黄金をふんだんに使えるのは王族のみなので富の象徴といえば象徴なのですが。
結論として。
同じエジプトなら昨年の森アーツミュージアムで開催された「エジプト展」のほうが断然よかった!!
今回、キャプションを読むこともままならない状態でしたので、このときに得た死生観の知識なんかもすごく生きました。
ここで突然見ても何か理解できないものがあったかもしれない。
まぁ、最初から期待していないのでガッカリ度も少なめですが。
やっぱりガッカリ。
「えっ、もう終わり!??」
という感じでした。
貴重なものが来るとか色々考えても金額高すぎるよな～。
お金の使い方間違ってるんじゃないのかな～。
エジプトとかの「世界不思議発見」系の展示は黙っていても人は集まるのでCMとかの広告料に使いすぎなのでは??
AKBとかお笑いとかいる??
もっと知識のある人が出てきてくれたほうがいいのに。
一大イベントなのは分かるし、盛り上げたい気持ちも理解できるけど、方向性が違うと思う。
あと、お金稼ごうっていう意図がちらちら見えすぎ。
来ているものは素晴らしかったけど、余計なことして水差した印象(笑)
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上野の森美術館
会期は2012年8月4日から2013年1月20日。
大阪では93万人動員。
すごい人数を動員した展示が東京にやってきました
って、実は見に行くか迷って迷って。
と、いうのも、入館料が\3,000-(平日は\2,700-)
その割には……というウワサを聞きまくっていたので迷っていたのです。
「ツタンカーメン展」って名前でそれっぽいものがポスターに使われているのに、それは実はツタンカーメンではない、とか。
人が多いだけで、展示品が言うほどではない、とか。
運営資金もなんだか怪しい話で……
こんな展示に加担するのもイヤだ!!
という気持ちがあって。
悩んでいたら会期ギリギリ。
「とりあえず、見てこよう」
って気持ちで行ってきました。
期待していないので入館料は捨てるつもりで。
平日、午後半休しました(笑)
美術館に着いたのは13時半ごろ。
入館制限があり、整理券が配れていました。
16:00から16:15に入館できる整理券。
まぁ。ここは上野。
美術館だらけ。
時間を潰すのに困ることはありません(笑)
再度16時に上野の森美術館へ。
そこで少し並びます。
大体20分程度だったかな。
入るまでは上から吊り下がっているモニターでフ○テレビアナウンサーによる注意(!?)みたいなのが流されていました。
「飲食禁止」とか「撮影禁止」とかの類ね。
どうしよう、、まったくおもしろくないし、かわいくないし、かっこよくないし。。
やっぱり噂どおりの展示なのかもしれない、と不安に。
(フ○テレビが儲けるためにいろいろ仕掛けていてウザイとも聞いていたので 笑)
入るとまずは映像見せられます。
その後最初に現れた展示品は
「ツタンカーメンの立像」
紀元前1355-1346年ごろつくられたもの。
それにしては細部までいい状態で残っているなぁ～と。
ちょっとテンションあがって展示室に入ると。
人。人。人。。
あぁ……
なんか、分かっていたけど。。
全然見えない!!
隙間から見る感じでした。
え～っと。
ファイアンスの青が色鮮やかで目にとまりました。
それでも書かねばならない。
そのためには見なくてはならない。
人の多さにくじけそうになるも、何点か印象に残ったものを。
「チュウヤの人型棺」
ツタンカーメンの曾祖母にあたります。
王家の谷から発見されたもの。
保存状態もよく、かなり美しい。
刻まれている文字もよく見えるしこれは本当に素晴らしかった。
「ツタンカーメンの王笏」
青と黄金のしましまの王笏。
よく見るやつです。
本物だ～と感激。
古代エジプト、でイメージする色。
青と黄金の発色もよくて輝いていました。
「ツタンカーメンの黄金のカポノス」
チラシに大々的に使われているのはこれ。
写真だけ見て、ツタンカーメンの黄金の仮面が来日していると思った方も多いようですが、これ。
マトリョーシカみたいなサイズ。
でも、キラキラしてたよ!!
精巧な細工がなされていて、確かに美しかった。
カポノスとはミイラを作るときに取り出した内臓などを入れる容器。
へぇぇ～。
これにツタンカーメンの内臓が、、
と思いきや。
この容器。
顔があんまりツタンカーメンに似ていないそうです。
そう、、ツタンカーメンのものではない可能性が……
「ツタンカーメン展」のチラシにも大々的に使われているのに、ツタンカーメンのものじゃない確立が高いものがメインかのように扱われる展示って、、
どうなの??
でも、写真よりは美しくて見れてよかった!!
エジプト人の器用さに驚かされます。
ちゃんと見たくて、しばらくその近くで隙をうかがっていました(笑)
やっぱり黄金が多かった。
金は富の象徴か～と思ったら。
金は錆びたりすることがないため、来世でまた甦ると考えるエジプト的死生観に合った素材、とのこと。
来世で甦ったときに身の回りのものが錆びていることがないように、とな。
まぁ、黄金をふんだんに使えるのは王族のみなので富の象徴といえば象徴なのですが。
結論として。
同じエジプトなら昨年の森アーツミュージアムで開催された「エジプト展」のほうが断然よかった!!
今回、キャプションを読むこともままならない状態でしたので、このときに得た死生観の知識なんかもすごく生きました。
ここで突然見ても何か理解できないものがあったかもしれない。
まぁ、最初から期待していないのでガッカリ度も少なめですが。
やっぱりガッカリ。
「えっ、もう終わり!??」
という感じでした。
貴重なものが来るとか色々考えても金額高すぎるよな～。
お金の使い方間違ってるんじゃないのかな～。
エジプトとかの「世界不思議発見」系の展示は黙っていても人は集まるのでCMとかの広告料に使いすぎなのでは??
AKBとかお笑いとかいる??
もっと知識のある人が出てきてくれたほうがいいのに。
一大イベントなのは分かるし、盛り上げたい気持ちも理解できるけど、方向性が違うと思う。
あと、お金稼ごうっていう意図がちらちら見えすぎ。
来ているものは素晴らしかったけど、余計なことして水差した印象(笑)
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