RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

東京都美術館

2011-11-22 23:00:00 | 美術
長い長い閉館期間がやっと終わりますね。
改装後初の展示が2012年6月30日から始まります
「マウリッツハイス美術館展」

やってきます。
フェルメール。
「真珠の耳飾の少女」
多分、フェルメール作品の中で1番人気でしょう。


私、人生の中で目標決めてまして。
「フェルメールの作品、全て見よう!!」

フェルメールの作品って約30数点だし。
これぐらいなら見れるんじゃないかな~と。
問題は"約"ってとこだよね。
贋作多いから……。
盗難されて見つかってないのもあるし。
全部は見れないなら……。
とりあえずウィーン美術史美術館で「絵画芸術」見たい!!
あと、同じくウィーンでクリムトの「接吻」
これを見れたら私の人生の目的は達成されるわけです。

私が今まで見たのは

*牛乳を注ぐ女
*マリアとマルタの家のキリスト
*ディアナとニンフたち
*小路
*ワイングラスを持つ娘
*リュートを調弦する女
*手紙を書く婦人と召使
*ヴァージナルの前に座る若い女
*地理学者

以上、9点。
全30数点からするとけっこう見てる~。


年末には夏から休館していたBunkamuraの改装後初の展示
「フェルメールからのラブレター展」に3点来日。

*青衣の女
*手紙を書く女
*手紙を書く婦人と召使

手紙を書く婦人と召使、見たことあるから、2点追加。

で、改装後初はフェルメールってお決まりなの!?
話題性あるし人も呼べるだろうけど。
てかてか、フェルメール展のイメージソングを「Not yet」が担当ってさ。
『フェルメールの手紙』って。
ふざけてんのかねぇ。
担当者に問い詰めたいよ。
本展覧会の為に書き下ろされた新曲だそうですが。
「展覧会とイメージソングでフェルメールの世界を存分にご堪能ください。」
無理だろ、どう考えても。
なんだろ、無理矢理押し込まれたんかな。
こんなのやったってどっちもイメージ悪くなるでしょ。
とりあえず、ないわ~(-_-)
センス疑う。


話戻って。
そもそも東京都美術館改装後の初展示はフェルメールってかなり前からウワサはあったよね。
改装始まってすぐぐらいには聞いてた気がする。
今までのフェルメール展の実績があるからって。
どこでこのウワサ聞いたんだろう……
覚えてないけど。手帳には書いてあるしな~。
すごいな、怖いな(笑)


とりあえず、楽しみ~

この情報を掴んだ瞬間、
「平日休み取ろう!!」
って決めたもん(笑)



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野見山暁治展

2011-11-22 22:00:00 | 美術
見てきました

ブリヂストン美術館

会期は2011年10月28日から2011年12月25日。

初めてです、この方の展示。
昨年、90歳を迎えたとのこと。
それでも絵を描くことへの情熱が衰えることはなく、今もなお新しい表現を模索し創作活動をつづけられています。
今回は代表作や初公開の作品も含め約110点の展示です。

初期から現在に至るまで、時の流れ順に展示されているのでわかりやすい。

抽象画なのですが、初期は抽象画ではなく、フォーヴィズムっぽいです。
黒い縁取りなんかが。
またキュビズムも。
だんだん抽象画へ移っていく様子はなかなかおもしろい。

「花と骸骨」あたりは雰囲気や色使いがすごく好き。
全体的に暗い色でまとめられているのですが、なぜか明るさを感じます。
花という美しいものと骸骨という負の象徴のようなものを一緒に描いていることも
いろいろ考えさせられておもしろいです。

つづいてフランス留学など海外にいたころの作品。
そして帰国後の作品。
帰国後は幻想的な風景を描くようになっていきます。
その頃の作品だと「ある日」
もう、何が描かれているのか判断するのが難しい作品になってきているのですが。
なぜか惹かれる。
抽象絵画を好きになるってこんな曖昧な感情ですよね。

そして。
すごく気になる言葉がありました。

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すべての景色はうつろうものだ。
今ある形は束の間のことだ。
魔性を孕んでいるものは美しい。
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魔性を孕んでいるものは美しい、ってなんだか惹かれる。
この言葉、忘れないでおこう。



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