メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

110414_相模原・篠原の里と石砂山-0(速報)

2011年04月15日 | 予告/速報/案内
今年は、色々な花の開花が遅れているし、ネットでは石砂山のギフチョウの情報も少ないようなので、いつ行けばいいか迷ったのですが、次のような状況から、今週の中頃の心算でいました。
 *昨年の4月6日には登山口のサクラ(マメザクラ?)が満開で、そのサクラで
  吸蜜中のギフチョウを撮っている。
 *昨年の4月19日にもギフチョウは一応撮れているが、登山口のサクラは完全に
  終わっていたし、ここではギフチョウは全く見掛けなかった。
 *どうせなら、このサクラで吸蜜中のギフチョウを撮りたいが、ソメイヨシノの
  開花状況から、4月中頃がこのサクラの満開時期か?(殆ど根拠なしのヤマカン)

そんな折も折、アビ-さんご夫妻が先週の日曜日(10日)に石砂山に登られ、
 「頂上は温度低く 曇りがちで ダメかなぁ~と諦めてましたが
  下山始めたら 現われました。」(アビーさん)
とブログに発表されたので、腹を決めました。

で、いつ実行するかについては、晴れて気温が上がり、かつ風の余り強くなさそうな日という条件を重視しながら、月曜日の夕方から天気予報と睨めっこ、火曜日(12日)は、相模原市緑区牧野は風が強く、箱根町仙石原はそれほどでもなさそうだったので、箱根に行くこととし、水曜日の朝見た天気予報では翌日の方が風が弱そう、木曜日の朝見た天気予報では翌日よりも風が弱そう・・・ということで、木曜日(14日)に決行しました。

今日は速報のため、例によって、JPG ファイルを単純縮小した画像(RAW 画像を現像時に調整して自分好みに仕上げることを宗とするメカロクにとっては、いわば未完成写真)ですので、いつもよりも小さく、かつ、クリックしても大きな画像は開きません。

1.相模原・篠原の里 110414
  イカリソウ
予報よりも冷え込んだようだった(駐車場到着の 6:30、車の温度計で4℃)けれど、露は殆ど見られず、いつも撮るアケビは、巻き付いていた樹が伐採されていたし、カテンソウの蕾は固く、エイザンスミレは1株しか花がなく、ムラサキケマンも殆ど咲いていない・・・と、殆どシャッターを切らないまま、公衆トイレのところまで来て見ると、対面のお宅の畑では、例年のように沢山の花が咲いていました。


2.相模原・篠原の里 110414
  アブラチャン
石砂山に登る前に嵌ったのが、コレ!
今までは、川の上に突き出した枝を、対岸から望遠レンズで撮るしかなかったのですが、この樹は、道路の端に腰掛けてマクロレンズで至近距離から狙える位置にあり、等倍(35mm 判換算2倍相当)撮影を交えて、かなりの枚数撮ったばかりか、石砂山から下山後にもう一度撮りまくりました。


3.相模原・石砂山登山道 110414
  ツツジ
例年なら、登山道では、ミミガタテンナンショウ/ヒトリシズカ/ヤブレガサ/アケビ/ハナイカダなどを良く撮っていましたが、今年は、未だ咲いていない、余り綺麗でないなど、気に入るものが殆ど見つかりませんでした。
そんな中で、このツツジの若葉は、例年以上に綺麗だったような気がします。


4.相模原・石砂山登山道 110414
  シュンラン
シュンランも、例年並みか、それ以上だったような気がしますが、これは、多分初めて見た、前年の実が弾けた後の鞘(?)が残っていた個体です。


5.相模原・石砂山 110414
  ミヤマセセリ & センボンヤリ
石砂山の頂上では、毎年、センボンヤリを1~2本見掛けますが、綺麗な花が咲いていた記憶はありません。
ところが、今年は、10株以上のセンボンヤリがあって、見頃の花も数輪ありました。
残念ながら、ギフチョウが留まることはありませんでしたが、ミヤマセセリは何度も留まって呉れました。


6.相模原・石砂山 110414
  ギフチョウ & スミレ
この日は、登山中から合計10回くらいはギフチョウを見掛け、頂上では最大5頭を同時に見掛けました。
しかし、頭数が多いと、テリトリー争いと求愛行動で明け暮れるようで、四つ巴、五つ巴の乱舞を繰り広げるばかりで、殆ど留まっては呉れず、頂上では、地面に留まった翅の傷んだ個体を数カット撮れただけでした(涙)
諦めて篠原の里に引き返そうと歩き出すと、頂上から 50m 位のところのスミレの前で待ち受け撮影している人があり、ちょうどギフチョウが吸蜜中でした。
 *実は、頂上で一度だけスミレの花に留まったので、昨年の経験から、そのスミレの
  前で待ち受けたのですが、二度と留まっては呉れなかったのです(涙)
そのギフチョウは直ぐに飛び立ったため撮ることはできませんでしたが、その人に倣って、そこから 30m 位のところで見つけたスミレの花の横で待ち受け、ピン甘ながら、やっと吸蜜中のギフチョウをゲットできました。


7.相模原・石砂山登山道 110414
  ギフチョウ & ツツジ
下山中、綺麗に咲いているツツジがあったので、花用にしていた E-P2+90mm MACRO を向け、ピントを合わせていると、何とギフチョウが留まりました。
ツツジに留まったギフチョウは初めてで、大変ラッキーでしたが、花撮りのため絞りを開放にしており、しかもピントを合わせ直す暇はなかったため、かなりピン甘なのは、何とも残念です。


8.相模原・篠原の里 110414
  ギフチョウ & マメザクラ?
登山口のマメザクラ(?)は狙い通り満開で、しかも、到着して間もなく、1頭のギフチョウが吸蜜に訪れ、レンズ交換をしながら撮れるほどの時間、サービスして呉れました。
ありがとう!


9.相模原・篠原の里 110414
  エイザンスミレ
朝は、咲いた株が1株だけだったエイザンスミレ、帰りには数株で咲いていました。


10.相模原・篠原の里 110414
  アマナ
朝は全く見つからなかったアマナも、数輪咲いていました。


110330_相模原・城山かたくりの里-3(カタクリ-3)

2011年04月15日 | 花マクロ
「110330_相模原・城山かたくりの里」シリーズ、今日も、「カタクリ」の特集です。

1.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


2.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


3.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <212mm/F4.0>


4.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <212mm/F4.0>
黄色い前ボケは、キバナセツブンソウだったと思います。


5.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <212mm/F4.0>


6.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <212mm/F4.0>
6~10枚目は、同じ個体です。
この2本が、最も沢山撮った個体だと思います。


7.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-5
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <212mm/F4.0>
朱色の後ボケは、確かゲンカイツツジで、これを入れるために苦労した記憶があります。


8.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


9.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


10.相模原・城山かたくりの里 110330
  カタクリ(片栗/カタコ/カタカゴ)
  OLYMPUS E-P2
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


110327_湘南平-5(棘のある木本)

2011年04月15日 | 花マクロ
「110327_湘南平」シリーズ、今日は、「棘のある木本」の特集です。

1.湘南平 110327
  モミジイチゴ(紅葉苺)
  OLYMPUS E-5
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


2.湘南平 110327
  モミジイチゴ(紅葉苺)
  OLYMPUS E-P2
  M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mmF3.5-5.6 <42mmF5.6>


3.湘南平 110327
  ノイバラ(野茨)
  OLYMPUS E-5
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>
ノイバラには、良くレンズを向けます。
誰が手を加えた訳でもないのに、盆栽的というか、面白い形が各所に見られることに惹かれるのでしょうか?


4.湘南平 110327
  ノイバラ(野茨)
  OLYMPUS E-5
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


5.湘南平 110327
  ノイバラ(野茨)
  OLYMPUS E-5
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


6.湘南平 110327
  サンショウ(山椒/ハジカミ)
  OLYMPUS E-5
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>
今まで、撮ったことは殆どないと思いますが、逆光に透けたサンショウの若芽も、大変に魅力的でした。


7.湘南平 110327
  サンショウ(山椒/ハジカミ)
  OLYMPUS E-5
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>


8.湘南平 110327
  サンショウ(山椒/ハジカミ)
  OLYMPUS E-P2
  M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mmF3.5-5.6 <40mmF5.5>


9.湘南平 110327
  バラ(薔薇/ショウビ/ソウビ/ローズ)
  OLYMPUS E-5
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO <F2.8>
葉っぱの色が魅力的でしたし、花はこちらの方が一般受けしますが、形の面白さでは、ノイバラには敵いませんね(笑)
なお、背景のボケは、ミツマタの花だったと記憶しています。