かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

棚田の箒目模様ー南島原・加津佐

2014年02月27日 | 日記



今日は、2月27日 木曜日 天候は曇り。
天候の回復の兆しはあったものの、終日、雲の多い天気になりました。
2月も残すところ、あと一日。厳しい寒さのトンネルも、どうやら出口が見えてきた
ような、今日の暖かさでした。

朝から、病院への通院でした。連れ合いの治療も、約20日間の通院で、今日医師
から“完治”というお墨付きをもらい、ほっとしました。帯状疱疹という病名でした。
最初、皮膚がピリピリした痛みがあったそうです。すぐ、皮膚科に受診したのが
よかったのでしょう。治療期間も短くて済みました。

午後から、隣町の病院に入院している義兄を見舞った後、バイクで今日の風景を捜す
ことにしました。この時季は、馬鈴薯畑が、まるで雪が降ったように、ビニールで覆われ
ます。畑では、芽開けをする農家の人の姿が見えます。

崎谷の棚田にやって来ました。米作りの田んぼも、この時季には、馬鈴薯が植え付け
られています。ほかの馬鈴薯畑と同じように、ここもマルチビニールで覆われています。

曲がりくねった畦模様が、私には砂紋みたいに見えるのですが…。
でも、よく見ると京都のお寺の庭園などで見られる、砂にひかれた箒目(ほうきめ)にも
見えます。棚田の特徴である階段状の石垣が、この白い“砂紋”を引き立てています。

帰宅すると、連れ合いが洗面台の前で、顔を拭いています。化粧時間ではないのに
と思いつつ、訊ねると、「新玉ねぎの皮をむいていたら、涙が出て…」と。新玉ねぎの
感動の涙に、私も笑いの涙でした。

当然、今日の夕食は“涙のカレー”でしたよ。