かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐の唄ー加津佐小唄

2010年07月15日 | 日記
今日は7月15日 木曜日 天候は曇り。
加津佐の時刻は午前11時。どんよりした梅雨空に、少しだけ日差しが見えます。
写真は、1972年に加津佐町から発売されたレコードジャケットです。ドーナツ盤と
呼ばれていました。歌っているのは、民謡歌手の原田直之さんです。
 今日は、ふるさとの唄として、なじみが深い「加津佐小唄」について書いてみたいと思
います。こんなエピソードがある。作詞を依頼された、野口雨情は、当時のH旅館に宿泊
し、加津佐の町を一巡した後、条幅紙10枚に、毛筆で一揆に書き上げたという。その書
かれた条幅は、町内の有志何人かに配られたという。今でも、K氏宅でその条幅を見るこ
とが出来る。
 作曲は、数年後、村岡素芳によって作曲されたが、当時雨情とのコンビで、作曲してい
た中山晋平には、予算の都合で、依頼できなかったというエピソードも残っている。
 今、静かに目を閉じると、加津佐の情景とともに、なつかしのメロディーが聞こえてき
そうである。
 なお、この唄は、当時は「肥前加津佐流し」と呼ばれていたという。カップリングされた
もう一つの「加津佐音頭」は、今でも体育祭などで踊られている。
 


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