かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

魅力的な響き、唐人常夜塔ー南島原口之津

2013年03月16日 | 日記



今日は、3月16日 土曜日 天候は晴れ。
ここ数日、桜の開花だよりも聞かれるなど、すっかり春らしい気候になりました。
でも、まだポカポカ陽気とはいかなくて、時間帯によっては肌寒さを感じる時もあります。
午後からは、薄雲が広がっていました。

今日は、BSフジの「わがまま!気まま!旅気分」という番組で、「歴史・ロマンとグルメの
旅」のタイトルで南島原市が取り上げられました。BS放送なので全国放送です。

 
 

南島原市の盛りだくさんの観光資源が取り上げられていました。昔は、著名な観光地に
行くという事が観光だといわれていた時代と、隔世の感がします。
日頃、見慣れた日常風景が、テレビの映像を介すると、非日常の観光地に見えてくるから
不思議です。私も、映像を見ていたら、行きたくなりましたよ。
それほど、映像のメッセージは宣伝効果があるんですね。南島原市の人、グルメ、自然、
農産物、景観、酒蔵などを、プロの映像としてとらえていました。

連れ合いが、友達とのおしゃべりから帰ってきて、早速昼食の準備に取り掛かりました。
ノートを見ながら、調理を始めました。何しろ、連れ合いのA-4のノートにはグルメ、料理
スィーツ、観光などなど、テレビからの情報で、ビッシリ埋まっています。
その中からの、今日の料理メニューは「ニラソバ」でした。ソバは、ちゃんぽん麺です。
結構いけます。料理の材料代も安い上に、ニラを使った健康食でした。ご馳走様でした。

     

さて、昼食も摂ったことだし、今日は隣町の桜の名所を訪ねることにしました。
さて、着いたところは口之津公園。公園の上の方まで、バイクで登ることにしました。
広場には、「唐人常夜塔」があります。寛永19年(1642年)に造営された献灯で、一時は
船舶の標識としても利用されていたそうです。上の写真がそうです。
それにしても、「唐人常夜塔」とは、いい響きだと思いませんか。そんなに思うことも
観光のひとつに挙げてもいいのではと考えるのですが…。

広場の前は、天草を望む海が広がっています。ここに桜の花があれば、絶好の癒し
スポットでしょう。実は、常夜灯と桜の風景を撮りたかったのですよ。タイトルも「海と
桜と常夜灯」ということにして。常夜灯の後の木には《ソメイヨシノ》と書かれた表示
プレートが取り付けられていました。
南島原市でも、桜の標本木を決めたらどうでしょうかね。

帰ろうとして、振り向くとツツジの木陰にうずくまっている、若者を見つけました。
「何しているの」と聞くと「カンケリです」との答えが返って来ましたよ。カンケリ
なつかしい響きですよ。若者たちにも、まだこの遊びは健在なんですね。嬉しく
なりました。鬼さんらしき若者に、「高校生?」と聞くと、「卒業しました」と明るい
声に、3月の春をここでも感じましたよ。


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