かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

ほほ笑みの布袋像ー南島原・加津佐

2015年01月10日 | 日記

 

今日は、1月10日 土曜日 天候は晴れ。
ここ数日、冬晴れの天気が続いています。風があるせいか、体感温度は冷たく
感じます。元旦から、もう10日が過ぎました。年ごとに、正月気分が薄れるのが
早いような気がします。

団塊の世代にとって、昔の正月風景が記憶の中にあるだけに、少し寂しい気も
します。新年を迎えるために、杵を振り上げての「餅つき」 風景も、よく見られた
ものでした。

「餅」の量も、座敷いっぱいに並べるほどの量で、鏡餅なんかは、今で言えば、
超特大でしたよ。日が経つにつれて、「カビ」が付くのを防ぐために、「カメ」に
水を入れ、その中にもちをいれ、保存していました。

子どもたちと言えば、「こま回し」「凧上げ」など、正月遊びを楽しんだものでした。
テレビや、ゲームがない時代でしたから、当然外の遊びが主流でしたが…。
暖房用の〈火鉢〉が各家庭にあり、「焼き網」を使って、餅を焼き、中に黒砂糖
などを入れて食べていました。「家族」や「地域」が「新年を祝う」雰囲気が長く
続いていたような気もします。

半世紀ぐらい前の「正月風景」も、記憶が薄らぐ年代になりました。家庭を訪れる
年始風景などもありましたね。それだけ、「人」との結びつきが強かったのかも
しれません。すべての価値観の多様化が進む中、伝統行事も、変わっていくん
でしょうね。

健康が第一と考えるようになった年代になった今、午後から、ポールウオーキング
に出かることにしました。手袋をして、今日の冷たさに備えます。寒暖の差が、体調
に大きく左右することも、自覚できるようになりました。

岩戸にある、「布袋像」に会いに行くことにしました。冒頭の写真がそうです。
何度も、ブログには登場するのですが、今日は、少し違った角度から撮影してみま
した。陽射しが、「像」の顔を照らしています。よく見ると、ほほ笑んでいますよ。

仏教の無財の七施のひとつ「和顔施」を頂いたようで、とても気持ちが穏やかに
なりましたよ。これも、齢を重ねた恵みかも知れません。ありのままに、素直に
受け取る、心の安らぎも必要な年代ということでしょうか。

冬鳥でしょうか、木々の梢を飛び交っています。今日は、倍率が低いデジカメなの
で、その姿を捉えることはできませんでした。近くの枝にとまったので、少し遠い
ところから撮った冬鳥です。「アカハラ」という鳥でしょうか?

        

弁財天の前を通って、岩戸波止場にやって来ました。

   

   

まだ、寒さが居座りするという予報が出ています。でも、天気の崩れはないようです。


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