今日は、7月4日 日曜日 天候は雨。
よく降る雨だ。しかし一週間の予報では、曇りマークも目に付きます。
ということで、再び、加津佐に残る伝説を紹介したいと思います、
岩戸山の座禅石の登り口に、ちょっと変わったお墓が目に付きます。さるの像が刻んであ
ることから、地元では「さるの墓」と呼んでいます。
その墓にはこんな伝説が残っています。
昔、この山に夫婦ざるが住んでいたという、ある日、大智禅師のところに雄ざるが来
て、涙ながらにしきりに訴えた。何事かと思い、さるの導くままに山に行ってみると、
雌ざるが、ひどく苦しんでいた。それを見た禅師は、護符を書き授けて帰られた。いくら
待っても、雄ざるが来ないので、山に行って見ると、雌ざるは息絶えていて、側では雄ざ
るが号泣していたという。それを見た大智禅師は、哀れに思い、供養塔を建てられたという。
ーそれが、この「さるの墓」だと言われています。
夫婦ざるの悲しみに寄り添う、大智禅師のやさしさが心を打つ伝説ですね。
この「さるの墓」は、さるの像が腹部を押さえている様子から、寄進者は安産の願いをか
けたものと言われています。もちろん伝説にまつわるのもあるかも知れません。
加津佐の郷土史には、ほかにも、16話の伝説と10話の昔話が集録されています。
もう、すでに忘れ去られようとしている加津佐の伝説と昔話。それと歩調をあわせるかの
ように、方言もあまり聞かれなくなったような気がします。
むかしじゃったげなもん・・・との語り出しを、もう一度聞きたくなりました。
よく降る雨だ。しかし一週間の予報では、曇りマークも目に付きます。
ということで、再び、加津佐に残る伝説を紹介したいと思います、
岩戸山の座禅石の登り口に、ちょっと変わったお墓が目に付きます。さるの像が刻んであ
ることから、地元では「さるの墓」と呼んでいます。
その墓にはこんな伝説が残っています。
昔、この山に夫婦ざるが住んでいたという、ある日、大智禅師のところに雄ざるが来
て、涙ながらにしきりに訴えた。何事かと思い、さるの導くままに山に行ってみると、
雌ざるが、ひどく苦しんでいた。それを見た禅師は、護符を書き授けて帰られた。いくら
待っても、雄ざるが来ないので、山に行って見ると、雌ざるは息絶えていて、側では雄ざ
るが号泣していたという。それを見た大智禅師は、哀れに思い、供養塔を建てられたという。
ーそれが、この「さるの墓」だと言われています。
夫婦ざるの悲しみに寄り添う、大智禅師のやさしさが心を打つ伝説ですね。
この「さるの墓」は、さるの像が腹部を押さえている様子から、寄進者は安産の願いをか
けたものと言われています。もちろん伝説にまつわるのもあるかも知れません。
加津佐の郷土史には、ほかにも、16話の伝説と10話の昔話が集録されています。
もう、すでに忘れ去られようとしている加津佐の伝説と昔話。それと歩調をあわせるかの
ように、方言もあまり聞かれなくなったような気がします。
むかしじゃったげなもん・・・との語り出しを、もう一度聞きたくなりました。