かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐の秋の海と空…そして湧水

2010年09月28日 | 日記
今日は、9月28日 火曜日 天候は晴れ。
秋空が広がっています。夏の残暑の反動か、秋の海風が、ことさら心地よく感じられます。
今まで、田んぼのあぜ道の彼岸花ばかりを追いかけてきたような気がします。 そこで、
今日は、秋の海をお届けしたいと思います。
 今、時刻は午後2時半。何度かお届けした下馬松海岸に来ています。夏の海と違って、
キラキラ光る海も、何となく涼しく感じられます。子ども時代に親しんでいたこの海も、
大人になってから、あまりこの海岸に降りてくることは、少なかったような気がします。
今になって、この場所が自分にとっては、原風景のひとつだったなと気づかされています。
それほど、自然は現実の生活からは、遠くかけ離れたものだったんですね。
 しばらく、海岸の木陰で、波の音に耳を傾けたり、雲の形などを眺めながら、風景を楽し
むことにしました。
 ふと、前を見ると水が流れているような跡を見つけました。近づいてみると、なんと、水
がブクブクと湧き出しているではありませんか。今まで、何度もこの場所に来たり、通って
いたのに気付かなかったのですね。不思議な感覚です。
 一瞬、子ども時代の自分が、そこに立っているような錯覚すら覚えました。泳ぎ疲れて、
喉を潤すのは、いつも、この水だったんです。その当時、泳ぎに行く時に、水筒なんかは
持っていきませんから……。
 あの頃を思い出すように、指を浸けると、冷たい水の感触がヒンヤリと伝わって来ました。
秋は、子ども時代の想い出も、いっぱい運んできてくれるような気がします。

 

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