かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐の昔のお盆を想う

2010年08月11日 | 日記
今日は、8月11日 水曜日 天候は雨と風。
昨日からの台風の接近で、加津佐の海も大荒れ。重たい雨雲が空を覆い、時折、突風が
吹いています。テレビでは、海の便の欠航で、帰省客の困った様子が放映されています。
 楽しみにして、加津佐に帰られる皆さんの交通の便が気がかりです。天候の回復を祈る
ほかありません。
 ということで、今日は、加津佐の今をお届けすることは、できませんが、加津佐のお盆
回想ということにしましょうか。写真は28年前の、駅裏で開催されていた盆踊りの風景
です。その当時は、青年団の主催によるものではなかったかと記憶しています。
 しかし、お盆の主たる行事は、なんといっても精霊船流しでしょう。初盆の家では庭先
で精霊船作りが行われていました。こども心にも、出来上がるのを楽しみに待っていたも
のでした。15日は自治会、個人の家から精霊船が一堂に会します。若者が、その船を沖
合に泳いて運びます。船の提灯の灯りが海上に映え、それは幻想的なものでした。
 精霊船流しの終わった翌日は、泳ぎに行くのですが、ワラやお供えものが、プカプカと
浮かんでいました。今は海上に流すことは、禁じられていますので、そういう風景には出
会えませんが、子ども時代の懐かしい“原風景”として、よみがえってきます。
 今年も、提灯と線香の匂いが漂う、故郷のお盆がやってきます。
 



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