かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

南島原・みそ五郎どんの眼差し

2011年08月03日 | 日記
今日は、8月3日 水曜日 天候は晴れ。
朝から、澄みきった夏空が広がりました。夏空には白い雲とひそかに期待していたのですが…。それにしても、
今日の暑さ、半端じゃない暑さでしたね。でも蒸し暑さはあまり感じませんでしたけど。
 さて、先日から、テレビのバラエティ番組で、雲仙市の郷土芸能「とり刺」と南島原市の民話「みそ五郎どん」
が取り上げられ、放映されました。それも、全国放送ですからね。その宣伝効果はかなりのものでしょう。
 いつも、見慣れているものでも、テレビで取り上げられると、見方が変わってくるんですね。編集の仕方が
いいのでしょう。「とり刺」なんかも、他の地方の郷土芸能みたいに感じられ、余計親しみが持てましたよ。
 さて、南島原市の「みそ五郎どん」ですが、全国に残る巨人伝説のひとつですよね。他の地方では「だいだら
ぼっち」とか「だいだら法師」などと言われているみたいです。
 それでは、加津佐に残る「みそ五郎どん」の話しを紹介しましょう。
「ずっと昔、みそ五郎という大男が住んでいた。ある時、ほう上岳と愛宕山はどちらが重いだろうかと思って
二つの山をかついで見た。そうしたら、愛宕山の方が少しばかり重かったそうである。昔は、ほう上岳と上原
は続いていたが、二つの山の中間を、みそ五郎が掘りきったそうである。その時の掘った土が、口之津の富士山
となった。また、その時の足跡が、足の形の水田になって、今も残っているという」(加津佐史話より)
 今や、「みそ五郎どん」は南島原・西有家の有名キャラとして、いや、それ以上に、この放送をきっかけにして
全国有名キャラのひとつに数えられるかも知れませんね。
 そんなことを考えていたら、「みそ五郎どん」の、あの眼差しを見たくなって、西有家まで行ってきましたよ。
「みそ五郎どん、あなたは、年に1回しか出番はありませんが、貴方はずっとここで何かを考えていらっしゃる
んですよね」と。
 私には、その眼差しはそのように見えるのですが……。 
 

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