まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

必要なものだけあれば

2016年02月20日 | 日記

子どもの頃は昼間は草むらに寝転がり、青空に浮かぶ雲を眺めて自分の伸びしろのようなものを感じてみたり、夜空の星を眺めて、ウルトラマンのM78星雲はどっかにあるのかな、と胸をふくらませた時間を送っていたように思い出します。

高校、大学、社会人とすすみ、人間社会の混沌に知らぬ間に飲み込まれ、空を見上げるゆとりもすっかり忘れてしまいました。

ワンコと散歩しいると、冬空に、ときどきで形を変える、きれいな月がとても新鮮です。これを記録してみようかな、と思い立ち、1月から『月観表』を自作し、見えた月の形などを書き込んで楽しんできましたが、見えない日がとても多いことに疑問を持ちました。

今日様は、だいたい決まった時間に東から上って、西に沈む。月もきっとそうだろうという思い込みです。

月の出入時刻を調べてみたら、毎日50分くらい変動していて、午前中に月出時刻があったり、23時過ぎだったりしている。高度も40度くらいから70度以上。
毎日、ワンコといっしょの同じ時間帯で見ようとしていたのが、そもそも無理な話でした。

「まてよ」これは、中学生くらいの理科で習ったかな?!

生きていくのに必要ないこと、興味のないことは、ほとんど忘れてしまいますね。

使わないものはなくてもいい、必要ないことは知らなくてもいい。 それで十分なんですね。きっと。

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