群青色は、英語でウルトラマリンブルーというらしい。
いかにも日本語らしい響きと、いかにも英語らしい響きの対比もなんだか面白い。
子供の頃、画用紙に書いた空の色は、いつも群青色だった。
遊び疲れて、土手に寝っ転がると、目の前には真っ青な青空に、ふわふわの白い雲が流れていた。
私にとっての群青色は、あの『真っ青な青空』の色である。
今日は、房総の大字山の中、字田舎(ほぼ地元)で交通誘導のシルバーバイトをした。
峠道の交通誘導をしながら、車の来ないときは、ぼんやり空を見上げて過ごした。
青空が広がっていたけれど、なんだかしらっちゃけている。
「こりゃ、せいぜいラマリンブルーだわ」
そういえば、子供の頃にみたあの群青色の空は、最近見ていないなぁ。
最近の小さい子に、群青色という日本語は通じるのだろうか?
環境が悪くなったのか。
私の感性が退化したのか。
いずれにしても、ちょっと寂しい気付きになった。
公園のベンチで寛ぎながら、宇宙まで抜けるような、あの群青色の青空をまた見てみたい気もする。
群青色、私もしっかり覚えています。
(私の絵の具の中にも、入っていました。好きでよく使っていました。)
私も、空を、よくよく見上げます。
私が、「きれい」と思う空も、マリンブルーかもしれません。
群青日和という言葉があることを 知りました。
私も、群青色の空を体感したいです。
過日用事で出掛けた工業地帯の空は煤煙で汚れ
この空の元生活している人達は大丈夫なのだろうかと思いました。
海辺の町は空も海も群青色の世界です。
何も無い田舎にも贅沢な自然が残っていることに感謝です。
群青色の空とか、茜色の空とか、自分の中ではとても大事にしたい原風景です。
だって、ほんと癒されますものね。
田舎の良さは、
>何も無い田舎にも贅沢な自然が残っている
まさにこれですね。
何もない世界ががそこにあるって感じられる感性があれば、田舎はそうとう贅沢ですね。