まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

銚子をめざして 駅間ひとりウォーク(2)(成東~飯倉)

2020年03月22日 |  銚子をめざして 駅間ひとりウォーク

お正月に『銚子をめざして 駅間ひとりウォーク』と、ゴールの目標を設定したものの、なかなか前に進まない。(笑)

3月は詳細計画未定のまま、とにかく歩きにいこうと、スマホのGoogleマップをたよりに、前回の到達点、山武市成東駅から、匝瑳(そうさ)市飯倉駅までの三駅、営業キロ13.7Kmを歩いてきた。

成東駅に降り立ち、まず波切不動院に立ち寄り、一日の安全を祈願。

境内には、「同行二人(どうぎょうににん)」の弘法大師さんの像が立ち、スタートから歩きの雰囲気、グッとアップである。

この「同行二人」という言葉、自分と観音さまやお大師さまをあらわすらしいが、巡礼や遍路は「日常の自分」であり、観音さまやお大師さまとは「本質(本来)の自分(自分の中にある仏性)」のこと。
すなわち、歩きながら自分自身によく向き合いなさい、そんな意味があるのだそうだ。


安全祈願もさることながら、特に力んでお願いしてきたのが、このお堂。
おおボケならヨシとするけれど、どうか反ボケにはなりませんように。(笑)

本堂から成東の市街が見渡せた。
波切不動院さんだけに、2011.3.11の津波の映像が被ってしまった風景だった。

山武市役所ちかくの伊藤左千夫記念公園をぶらついたあと、総武本線と並行してはしっている国道126号線とその沿線の生活道をみつけ歩いた。


立ち寄ったところは、九十九里七福神のお寺や日本基督教団の教会(登録有形文化財)など、沿線の神社仏閣巡りの様相を呈していたけれど、ゆったりした楽しい時間となった。

関東ふれあいの道(千葉7)ひとりウォーク 2017年09月19日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク』で成東を歩き、伊藤左千夫の父方は、松尾藩の武士だったと知った。
今回のウォークでは、その松尾城跡(現松尾自動車学校付近)で、しばしの妄想にも浸れ、「行ってみたい」の気も済んだ。

伊藤左千夫のお父さんの辞世の句、『あら楽し 冥土の旅は 花盛り』

自身は、とてもこんな心境まではなれないだろうけれど、老いるのは嫌だ、死ぬのは嫌だとダメダメ君の凹マンで生きるより、やせ我慢でも、この句のように、日々楽しく生きたいなぁと思う。

今回のウォークのお気に入りは、これである。

松尾町浅間神社下で見つけた庚申塔。
享保元(1716)年に、上総国武射(むさ)郡田越村の庚申講中が建てたものとの解説があった。

村の安全、豊作などを願う当時の人たちの強い気持ちの残骸であり、グッときた。

人の生活、思いは、諸行無常。
されどその流れの中に今はある。

スイセンが満開の飯倉駅を後にした。
次回はここに降り立って再開である。

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歩いた日   2020/03/16
駅間営業キロ 13.7Km
歩行数     30,206歩
歩行キロ   21.1Km


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