まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

若い人たちの収入が増えなくては

2022年09月04日 | 日記

GoogleChromeの拡張機能でブラウザに埋め込んだRSSリーダーでニュースサイトなどの記事を読むようになったせいか、最近新聞をとんと読まなくなってしまった。

今朝もひととき安いインスタントコーヒーをすすりながら、ニュースサイトをながめていたら、「75歳以上の保険料引き上げ検討へ 制度維持の費用賄う狙い(https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/09/04/kiji/20220904s00042000140000c.html)」という記事が目にとまった。

近い将来、高齢者の医療費負担も値上げになるらしい。

まあ、歳取ったらそうそうお金の使いみちもないから、ある程度収入のある層からは応分の受益者負担、ある人から取るというのも仕方がないのかな。

一方で、「共働きで月収17万円 母、再びよぎった夜の仕事 コロナで沖縄は今(https://news.yahoo.co.jp/articles/82bb9a2c2e4956b7af00c8b428fa78e7c4f2470c)」という現実的な記事も。

昭和の頃の主流だった、「ベースアップ」「定期昇給」という考え方はすっかり崩れ去り。今や能力主義という耳障りは良いけれど、なんだかわけの分からない考え方が主流。

一般の企業組織内での能力発揮は、そう短期間に判断できるわけではないし、そもそも人の能力は多様で、考課者が簡単に判断できるものではないだろう。

平成、令和と時は流れ、日給月給に近いようなお給料で働かざるをえない非正規の人が圧倒的に増えた。
この非正規のお給料は、ほぼ最低賃金にへばりついている。
今お世話になっているシルバーバイトがそうだけれど、こういう中で働くと、出なければお金にならないから、週休2日制も祝日もない。

非正規の仕事は、労働の多様性なんていう人もいるけれど、そうではないだろう。

きちんとした正規雇用、安定した収入の中で、ライフステージに合わせたフレキシブルな働き方ができるのがいいに違いない。

千葉県もこの秋から最低賃金が時給984円(8時間換算7872円、22日間働いて17万円余り)に引き上げられる。
ありがたいことではあるけれど、この月給17万円から、所得税・住民税、年金、健康保険料が差し引かれ、田舎暮らしでは車の維持、ガソリン代もかかるだろう。

残った部分は、『食う、寝るところ』のかかりでカツカツ。

こういう生活は、もう現役を終えたジイサンマン、バアサンマンなら悪くない。

でも、今と将来の社会を背負ってくれている若い世代がこれじゃ、ダメじゃん!

もう収入も先細りとなった高齢者から、取れるものをとろうという発想も現状では仕方がないけれど、若い人たちの働く環境を作り直し、お給料を安定的にとれるようにする取り組みをお上はしてほしいなぁ。

これが、今朝の雑感。

<今日の作業予定>
・ゴーヤの終了(ひとまず根を抜いて枯らす)
・畑耕耘

コメント
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