「奥歯に物がはさまったようないい方」という言葉があるけれど、実際、奥歯の隙間に物がはさまってしまうと、爪楊枝でも、歯磨きでもブラシがとどかずとれない。
虫歯のような痛みはないけれど、どうも、なんだか、もう、すっきりしない。。。(笑)
そんな歯が、左上最奥、右下最奥にある。
数年前に、歯医者さんでの歯科衛生士さんのすすめもあって、ラバータイプの歯間ブラシを使う習慣ができてきた。
このタイプの歯間ブラシは、少量をケース等に入れてカバンに入れておけば、外でお弁当を食べたあとにも手軽に使えて、とても有り難い。
使ってきたのは、今、別のことで大変なことになっている製薬会社さんの、『やわらか歯間ブラシ』
これは爪楊枝のように歯茎を傷つけることもないし、最奥の歯の隙間にもしっかり届くしで、とても良い商品だと思うけれど、毎日数本使うとなると、ちと、高いかも。
と思っていたところ・・・。
先日のシルバーバイトの帰り道、仕事終わりの「乾杯!」をするために、街のセブンに立ち寄った。
毎回、カップ焼酎1つとよっちゃんイカだけでは、なんか、あれだなぁと思いつつ、時間もたくさんあったので、店内をぶらぶら見て回ってみた。
するとそこに、ダイソーさんの日用品コーナーが設けてあり、
そこに、「おお、15本、110円(税込み)で、ラバータイプの歯間ブラシがあるではないか」
歯間ブラシが、「買ってくれ、買ってくれ。おらを買ってくれ」と脳内に声を送ってきたので、さっそく、お試しに2セットばかり買い込んで使っている。
ブラシの付け根部分がやや弱く、折れ曲がってしまうことがあるが、気になる詰まりの二箇所を中心に掃除するには十分な強度。
一度使ったら使い捨てる道具だから、単価も安いにこしたことはない。
ちなみに、単価は、
製薬会社さんの商品=1本 18円くらい。
ダイソーさんの商品=1本 7円くらい。
1本で約10円の差。1日2本使うとして、1年間では、(10円×2本)×365日で、7,300円。
1日3本使うと、1万円以上安くあがる。
これからは、ダイソーさんの商品に乗り換えて、節約することに決めた。
この1月に、昨年の支出を集計したら、食料品、電気、ガソリンを中心に、がっつり、支出増だった。
一方で、世の中、最賃はあがったけれど、最賃の少しだけ上にあった自分の日給には変化なし。
数年前の採用時に最賃の日給からスタートして、何年かかけて仕事を覚える中で上げてもらった日給だったけれど、結局、最賃に追いつかれて、最賃になった。(悲)
まあ、ジジイのバイトだから、こんなものなんだろうけれど。
今年も、シルバーバイトの日給が上がるという話はない。
少しばかりの年金と、月数日、最賃で働くシルバーバイトが収入の途だから、今年も増えることはなさそうだ。
むかし習ったエンゲルの法則は、「収入の増加に伴い、食費支出も増える一方、総支出に占める割合は減少する」というものだったように記憶しているけれど、エンゲル係数は、収入が上がらず、むしろ下がって、物価高等で食費支出が上がれば、どんどん上がる。
食べるもの、生活必需品以外は買えない、いっぱいいっぱいの生活方向に向かうってことでもある。
節約できるところは、今年もしっかりしなければ。
ダイソーさんの安い歯間ブラシの出会いが、私のひとり春闘の成果である。
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