村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

454.会話における話題や相手との壁などの問題

2018-05-09 08:24:59 | 会話
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出来た・出来ます
テーマ:会話における話題や相手との壁などの問題
     会話は地道に頑張れば必ず上手くなる

久し振りに会話について話す、以前と内容の重複はお許し下さい
最近も誰とも多くの人と会話を楽しむ75歳の私、幸せです。
世の中には、もの言わぬペットを友達とし人と会話しない、
日がなパソコンやゲームやテレビと向き合い、会話不足な人が多いですね
ますます会話下手になっていく老人や若者が増えていくのだ

日本人は会話が苦手、気心が知れた人以外は基本的にしない
日本人と会話して感じることはひどい口下手、付き合い下手ということ
男は寡黙・理屈・地域社会から遊離、女も女同士に引き篭もる、感情的
女の人も女同士だけの会話好きだが、男と話すと違和感やお粗末さを露呈
日本人は初対面を含めて、見知らぬ人との会話の訓練が不足している
だから便利で経済的に豊でも、何となく貧相だ、会話とか自然などは苦手
多くの日本人は、会話教育も会話トレーニングも受けたことはない
何しろ会話という手段で日本人は自分を上手く表現したり伝えられない

私も若き時は会話・付き合い・人間関係で60歳くらいまで長く悩んできた
今は逆の立場、下手な会話の相手でさえも案外楽しんでいる
けっして急がない、去る者は追わずであるが、確実に友人は増えている
会話が上手になって、交際も広がり、より楽しく、より明るくなった
皆さんも私のようになって欲しいが、私にも出来たのだから大丈夫

会話とは若い頃から上手いはずがない。これを勘違いしないように
若いのによく喋る人は、単なるお喋りであって、会話とは言えない
お喋りが悪いと言っているのではない、お喋りは会話の初歩に過ぎない
私のように若い頃は会話下手で悩むのは、しごく当然で、その悩みを
会話や人間成長につなげて、やがて本物の会話上手になるのだ
こういうことを勘違いして会話上達を諦めてはならない
音楽やスポーツなどの習い事より数段大事なことは会話なのだ
会話とは人間として生きていくのに不可決な道具なのだ

私の過去の反省を含めて、会話下手な人とはおよそ次のようなもの
 ①話題がない、話題が途切れる
 ②上手く話せない、面白く話せない
 ③相手の会話に上手く乗れない
 ④知識や情報がない、または逆に知識に頼り過ぎる
 ⑤趣味がない、あまり行動型でない、知識だけの人も多い
 ⑥楽しそうにできない、笑顔や笑いがない、やや暗い
 ⑦話しかける勇気がない、気軽さがない、堅苦しい
 ⑧話す相手が限定される、苦手な人とは無理
 ⑨友人自体が少ないので自分に閉じこもりがち
 ⑩話す機会が少ないので会話が上達しない
 ⑪とにかく恥ずかしい、あがりやすい、リラックスしてない
 ⑫会話だけでなく、何事も自信がない


そういう中でも、話題がないことで悩むという人が多い
話題がなく、会話のきっかけがつかめないから会話は苦手だと
私は65歳以降、急に会話好きになり、積極的に誰とも話すようになった
確かに歳をとって人間が丸くなり、話題が増えたと言えば言えるのだが
話題なんてものは沢山あるじゃないかと思うのが今日この頃である
話題の元は沢山あるが、会話に挙げたり話題を広げることが下手だ
一見つまらん話題でもよく観察したり、掘り下げると面白い話になる
それをつまらんように話すからその話題は展開せずに、話題に事欠くのだ

料理に例えば食材は沢山あるし、お金出せば何でも買えるが
料理は下手というのと似ている、食材も料理によってより美味しくなる
話題は沢山ある、それを会話に挙げて、仕立て上げるかどうかなのだ
料理と同様にいかにそれを美味しく調理するかなのだ
ということは、何しろ手あたり次第会話訓練の積み上げが必要
もし会話に挙げなければ、話題がないとなり、会話下手は直らない
多くの日本人は元々会話下手だが、更に会話下手を露見してしまう
話題を選んではいけない、そんなのは会話が相当に上達してからの話

とにかく会話が上手くなろうとするならば、何でも話題にすること
話題なんて
天気・ニュース・スポーツ・経済・政治・お洒落・製品・食べ物・酒・・・・・
もう話題がないどころの話ではない、ほぼ無限にあるのだ
まあ無限だからその中から難しく選ぼうとするが、それは駄目
とにかく何でもよいのだ、その場で思いついたのでよい
最近の私は、道端で人に会ってもすぐに次々に話題を投げかける

60歳頃からブログも書くようになり、広く・深く考えるようになったことも
会話において、話題を展開させる力がついたようである
会話は話すだけでない、その前提として深く考え、文章にする習慣も重要

現代は、結果的に日々パソコンやテレビの前に座して動かなくなる
”お宅”になって、家に引き篭もる人は、会話下手になる典型的タイプ
そんな影響なのか会話の苦手な子供や若者が増えている
奥様がまだ元気な場合、奥様に頼り切りになり、更にひどくなる
進んで外で身体を動かし、いろいろ挑戦し、人に交わり会話することだ
会話と言えども体力を消耗する、会話しない人はエネルギー不足なのだ
一人引き篭もったり、誰とも会話しないのは、ある意味楽かもしれない
読書好きや運動好きや職人なども会話の少ない人が多い

会話の相手も選ばないということ、誰にでも話しかけること
会話下手な人は相手を選ぶ、相手を選ぶというのは会話下手の特徴だ
会話下手の理由は何かと、あれ駄目これ駄目と、選ぼうとすること
誰彼構わず話しかけるのは、最初は勇気や気力がいるが
対人恐怖症は、経験の少ない特に若い人に多いが、これは当然であり
気にしないことだ、苦手を克服するより、そういう意識自体を消し去ること
むしろ誰でも気軽にとりあえず笑顔と挨拶から、身近な話題から

私は年齢や性別を問わないで誰にも話しかけるようにしている
一つの癖だ、良い癖だ、楽しい癖だ
老人や若者からさえも、時々素晴らしい教訓を貰うこともある

テレビの街歩き番組で素晴らしいのは、町のありきたりの話で盛り上がる
私が上手い思うのは円広志さんだが、是非あれも参考にすべきだ
大阪人はおおかた会話好きだ、彼らは壁を作らない
気軽に話そうとする・ボケ突っ込み文化・明るい・軽い・親切・・・
(大阪と大違いで京都は、よそ者には、そうはいかない、気位高く、いけず)
実に上手くて関心する、話題がないはずが次々に会話を展開させる

私も、すっかり関西文化に浸かり、ボケ突っ込みも出来るようになった
関東の人は会話技術的にはボケ突っ込み文化がない・会話が平ばん
超大都会の悲劇なのだろうか、昔の東京はそんなことはなかった
意欲や元気がないビジネスライクで会話が弾まない、面白くも何ともない
会話とはある話題を10倍100倍に拡大し面白おかしくする腕である

少し脱線、おまけ
大阪は商人の町、初対面でも相手を大事にする
京都は長い付き合い、信用を重視する、初対面の人は疑ってかかる
  ※京都でも商売に限れば大阪以上だが、それはごく一部だ
現在の東京は、ビジネス社会、人のことより、早く、効率よく物事を進める
 大阪の取引は、円滑でやり易い、楽しい
 京都の取引は、しんどい、やりにくい、緻密で疲れる
 東京の取引は、ルールにのり、無駄がない、早い、細かいことに拘らない


大事なことは、何はともあれまず会話を誰かと始めることなのだ
会話の本を沢山読むことではない、大事なのは実践と継続だ
泳ぎなどと同様、本を100冊読んでも会話は上達しない
会話も野球と同じで朝から晩まで練習しないと上達しない


それと大事なのは相手との間に勝手に壁を作らないこと
自分自身も、苦虫をつぶしたり、頑固、超真面目、堅物にならないこと
相手は壁を必要以上に意識しているのだ
リラックス・笑顔・笑い・声掛で相手の心の固い高い扉を開かせることだ
 
 会話相手・話題を選り好みするな
 えり好みのし過ぎはかえって禁物
 難しい話題はむしろ相手にとっては、つらいものだ
 会話下手の意識や恥ずかしいという意識も捨てよ
 過度な自己主張も駄目
 自分だけ話し続けるも駄目
 こういうことは会話訓練というか日常の会話習慣
 会話下手=会話習慣病なのだ

引用参考=人付き合いの悪い人の特徴
1.褒めない
2.駄目出しばかりする
3.笑わない
4.内に篭る
5.競争したがる
6.世間話が出来ない
7.共感力がない
8.人の話を聴かない



たかが会話だが、奥はあまりに深い、ひたすら会話道を歩み続けるしかない
会話下手な人とは、必死に追い求め、挑戦してこなかったからなのだ
ところで生まれながらによく喋る:所謂社交家の会話は、案外面白くない
一生かけて会話道を必死に求めない場合、会話は深みや楽しみがない
会話の深みや広さを増すことに結び付くことは何でもやってみることだ

 ・何でも話題にあげる
 ・その話題を展開する
 ・面白い話に展開していく
 ・相手を話題に乗せる
 ・つまらん話題でも笑顔と笑いで盛り上げる
 ・常日頃、身の回りの些細なことに関心を持ち、深く考えてみる癖を

それと人間恐怖症も話題を選んだり、会話下手の原因になる
相手がレベル高そうだから話題も上等でないといけないと思い込む
相手が怖いのは、特に初対面・美人美男・頭のいい人・金持ちなど
相手の人が怖いというのは何の根拠もないが、とにかく怖い
高所恐怖症のようなものなのである「怖い怖い」と思うから怖くなる
お化けのように、お化けが実在するのではなく、勝手に自分が思い込む
特に若い人に多い、私もかつてそうだったからよく分かる
こういう問題は、若い時には、かなり難しい問題で、歳をとると解消するものだ

要するに私が私がと自我・自意識が過剰なうちは会話も上手く行かない

しかし
 1)話題を選り好みしないということは出来る
 2)また出来るだけ誰でも話しかけるというのも努力次第で出来る
 3)笑顔と笑いもきちんとやるとなれば出来ることだ
少なくとも当面最低限の目標として以上の3点の努力をすべきだと思う
何かを信じて努力を続けないと道は開けてこない

何事でも、出来ない人というのは何かが駄目だからと理由を探すものだ
「会話の話題なんか無限にある」と自分に言い聞かすことだ

会話しないことの原因を話題がないことに、おっかぶせていませんか?

まずは、身近に会話友達を作るのが良い、話しやすい友人で訓練したらよい
出来れば口数の多い明るい人を選ぶのが一番よい

会話下手の一番大きな理由は、人間が暗い・小さい・こだわる・自意識過剰
すなわち、人間の成長が基本である、

やや言いにくいことだが、
   会話下手=未熟人間

会話がきちんとできるのは人間のレベルの物差しと言うわけだ
そう考えると会話も単なる会話ではなく、人間度の確認になる
人間関係が悪いとかないのは会話しようとしないから


会話下手は、人間として問題や欠点や改善点が多いことを意味する
そうなると会話下手でもよいなどと開き直っている訳にいかないくなる
人間的に未熟だということに対して言い訳が出来なくなる
何としても会話が上手く出来るように努力せざるを得ない

日本では会話、スピーチ、討論の教育や訓練の機会が極端に少ない
学校や地域でもっとそういう機会を作るべきであるが少ない
モノ言わない文化をなんとか直さないといけないですね

とにかく何でもよいから誰にも声かけることが大事、それを乗り越えよう
顔を合わせても何も話しかけないのでは、会話が始まらない
会話どころか、むしろ、壁が出来、人間関係が冷えてしまいます
何でもよいから話しかける、この訓練を欠かさないようにして欲しい
話題をいかに展開していくかのほうがむしろ重要です
 今日は天気が悪くなる
 なにがどう困る
 最近の天気は
 明日以降の天気はどうか
 天気が何故悪くなるか
 いつ天気がよくなるか
 雨の日は何するか?
 雨でも楽しく過ごせる工夫は
・・・・・たかが今日の天気からあれこれ話を拡大して行くのです

自分も拡大し相手も拡大すれば倍以上話題は広がる
もし相手が乗らないと会話はテンポよく進みませんね
会話は相手との共同作業なのです

最近の私は相手がどうであろうとどんな話題であろうと次々に話題を展開
させていくことに自信があります。その元はいろいろありますが、
私は会話と同時に長年物書きを続けて来たことも回転を良くしているのは事実です
また私独自の話題があれこれあるのも強味です
私の場合は大工・山暮らし・木の剪定・ガーデニング・絵・パソコン・・・
そういう私の得意な具体的な話題を織り交ぜて行ける
それと、相手から話題を引き出すことにも気を配るべきです

 ・会話は体験・訓練です・・・まずは質より量
 ・会話は高度な精神技術です・・・会話とはより深く・より広く・より
 ・会話は人生です・・・自分で考えるのと同時に他人と討議すること
 ・会話は人です・・・自分を磨くこと
 ・会話は人生最高の楽しみです・・・お金使わず誰とも・どこでも出来る
 ・会話は楽しき社交、ダンスみたいなもの
  ・・・社交の仕方はいろいろあるが、会話が安くて・簡単で一番
 ・会話の前提になる自分で物を考えそれを文書にすること
 ・会話だが文章を書くとか身体を動かすとか総合的な結果が出るもの
 ・身も心も常に元気なこと、明るく笑顔でいること
 ・相手の話に笑顔と笑いで、面白いことを表現すること


会話というのは徐々に人間関係の深まりになっていきます
焦ることはありません、会話を楽しむことがやがて友人関係に発展する
そしてついには親子や兄弟以上の関係になっていくはずです
急いではいけない、ゆっくり会話を通じて心を許すようになるまで待つ
「来る者は拒まず・去る者は追わず」ひたすら日常的な会話を楽しむこと

やがて相手の気持ちや好き嫌いまで分かるようになっていく
血のつながりより会話でのつながりが大事、人間関係=会話です
最近は会話のない夫婦や親子が増えていませんか?

会話から、更に暮らしの上での付き合いに進めていく
深い楽しい人間関係への発展も、その始まりは会話から
会話を疎かにする者は人生を疎かにする。会話は大事です

会話でお悩みの方は一度安曇川田中の私に相談下さい
何が問題か、何をどうすべきかを分析し改善の提案できると思います
私もかつて若い時に会話で悩んできましたからね、お役に立てば

田中の家のイチゴ、屋根の上で日差しを浴びて育ってます
イチゴの実がなる頃、いろいろ虫がつくので高いところにおいています

田中の家のミニ盆栽、山野草と苔は山からのもの
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