村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

61.地球環境はあと何年大丈夫なのか?2050年までに地球は崩壊するだろうという人も多い

2006-11-19 21:54:28 | 環境
各国が集まって、さんざ「あーでもない・こーでもない」地球温暖化の削減目標を検討したはずなのに、一向に削減目標の完全達成はできなっかたどころか、むしろ悪化しているのです。そして目標設定に加わらなかった国の温暖化ガスは当然のように増え続けているのです。日本でも目標は設定したものの、その監視測定や監査やフォローはほとんどできていません。罰則がないのですから、目標は掲げてもあとは、お天気次第みたいな感じなんです。まあ実は「本気でやる気なんかない」といったところなんです。
駐車禁止のように、なかなか守られなければ、「駐車しただけで即座に違反とする」と同様な厳しい罰則みたいなものを決めるべきなんですが、これが案外かなり難しいことなんです。ということは「どんな環境負荷削減策も、所詮、絵に描いた餅」でしかないのです。世界中が一斉に自由主義・物質主義を捨てる覚悟をし、環境主義に切り替えでもしない限り、まず不可能でしょう。
「世の辞書に不可能という文字がある、それは環境負荷の削減についてである」村上和隆
みたいな感じでしょうか?
まあ核の廃絶すらできない世界がそんなことできるわけがないのです。「末期癌の患者にタバコ止めろ・酒も止めろ」と言えば大抵の患者は即座に止めるでしょうが、中には「どっちみち駄目ならば、むしろ思い切り”タバコを吸い・酒もあびるほどの飲みたい”なんて人も多いのだろうと思います。癌の場合と違うことは、その害が、自分本人より、子孫に大きく及ぶことなんです。

私のホームペイジにいろいろ具体的なことが掲載されている頁がありますのでご覧下さい。
参考「環境保全の重大性と現況」
http://www.meico.org/kankyoudoukou.pdfある人がこっそり言っていました、一つだけ解決策がある、でも良心のある人間としては口が裂けても言えない。というのです。それは、大戦争や大災害や大飢饉や感染性の病気による大量死だそうです。今残された解決策はそれだけだというのです。人間はそろそろ末期癌の患者のようにそういうことを覚悟しないといけないのだそうです。しかしそんな事態というのは、死ぬ人だけでなく運良く生き残った人々にとっても相当悲惨かつ過酷な地獄絵になることは間違いありません。
人にも生老病死があるすれば地球や人類にも生老病死があり得るのです。

さて、環境問題にどう取り組むべきか?少なくともこんな中途半端なやり方では2050年又は甘く見ても2100年地球崩壊は避けることはできないでしょう。
①世界の大学や研究機関のあらゆる研究を環境に関するものに限定する
②環境負荷を増やす企業には世界中で、大幅な環境税を課す
③世界中で環境主義を鮮明に打ち出す
④先進国は即刻経済活動を半減する
⑤必要な環境対策の世界基金を創設する
⑥世界基金に先進国は国家予算の20%を拠出する
⑦軍備は国連軍として統合し各国の軍備は80%削減する
⑧世界中の紛争は一斉に無期限で中止する
⑨もし紛争を1年以内に中止しない場合は大きな制裁を課す
⑩世界基準を設定し、10~100%の環境税をかける
⑪環境負荷を削減した場合は環境税に配慮する
⑫一般市民は「もったいない」「有難い」の精神で節約に努める、贅沢品はランクに応じて消費税を課す

その他沢山あるでしょうが、この際末期の地球を救済するための案を早急に国連などで検討し早い時期にコンセンサスをとらないと文字通り余命何年を宣告する事態になることでしょう。それほど地球環境の状況は、日々急速に深刻なものになっています。
地球環境問題等こういうことに関して日本は先鞭をつけても結果的にそのうち、いつの間に他国に大きくイニシアチブをとられてしまうことが多いのです。例えばスポーツの場合でも、バレーボールや相撲や柔道や水泳や体操やマラソンでも、かつての栄光はなく、現在後塵を拝しているのです。環境問題もこれまで日本はかなりリードしてきたはずですが、どうも環境問題でもそういうことに甘んじてしまい。環境先進国を更に強力に推し進めようという信念や気運がありません。
ところがマスコミの論調は、「日本は環境先進国である」といったものです。
そんな自惚れは、きれいさっぱり即刻拭い捨て、世界を更に大きくリードするような鮮明な地球環境保全方針や理念を国家百年の大計として掲げるべき時なんですが、最近どうも欧州などに遅れをとっていくような気がしています。かつての家電製品のようにスペックは日本が決めるというような勢いが必要なんですがね。残念です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする