村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

23.顧客と社員に恐喝・恫喝事件の東証一部アイフルは、京都の一流企業だ

2006-04-25 22:36:45 | 経営管理
最近バブル崩壊以後、全国的に役人や企業の不祥事が多くなっているようです。(不祥事@13HZ)(YAHHO不祥事)
でもとりわけ、京都では、なんとなく、こういった恫喝まがいの話や陰湿な事件や潜在的な状況が多く、内容も信じられないようなかなりひどいレベルのものが多いように感じます。東証一部の会社でも、社員への恫喝は当然のようにやられているというような話も聞きます。古都京都ということは素晴らしく、良い面も沢山あるのですが、京都以外の人は俄かに信じがたいことでしょうが、反面、悪い面もあるような気がしています。
関東と関西は、同じ日本人のように見えますが、それぞれのルーツは精神的にも肉体的にも全く違います。顔や目鼻立ちで、容易に関西人か関東人か見分けられます。私には大阪・京都は韓国・朝鮮系であり、東京・関東は蝦夷系北方系のように思えます。関西人特に京都は古い伝統や習慣・風習がありますから、人間関係も密接で複雑です。ですから、こういう到底理解できない事件や潜在的な状況が一流企業でも行われてしまうのでしょう。
私が東京から、大阪経由で京都に移り住んだ頃「同和問題」という東京出身の私には到底理解できない人権問題が真剣に取り上げられていることに吃驚したことがあります。その状況は「エッーそこまで何故やるのか????」みたいなすさまじいレベルでした。私のように京都に長年住んでみると、やはり京都という所は、身分や格式や学歴や出身地を重視するところで、住む場所・家系や気にくわぬとなれば阻害されることが日常茶飯事にやられていることを身に染みて実感しました。人種差別を許さないと言いながら、現実には、アメリカでも黒人差別が残っているのと似ています。
皆様、特に文化が180度違う関東の人が、もし京都に移り住む場合、最初は謙虚にかつ京都に馴染む努力と辛抱を相当長い期間かけてやり続けないと、一生かかっても生粋の京都人の仲間入りはできないことを理解すべきです。フランスの場合なんかも多分そうなんでしょうね。観光都市・やさしい京言葉・優美な町の装いとは裏腹に、よそ者や身分の違う者に対する手厳しさは、到底関東人の想像を絶するように思います。
私のように、京都に34年も住むとそういうものが、やっと少しだけ乗り越えて、むしろ京都を尊敬し、好きになってはいますが、そういうことが理解できるまで、その道のりは平坦なものではないように思います。京都に入り込むためには、フランス同様、少なくとも30年以上は、ご当地に住んで京都人に交わり、京都弁を使い、修行に近いものをやらないと入りこむことは不可能でしょう。私の実感ですが、生粋の京都の人と互角に付き合えるようになったら一人前ですよ。凡人には、それほど難しくもあり、ややっこしいのです。
日本の道府県を、単純かつ大きく明るい県と暗い県に分けるとすれば、皆様もご想像のように、京都は暗いほうの筆頭でしょうし、明るい筆頭は沖縄とか九州とか高知でしょうか?気候が寒く冬も雪が降る・資源が乏しい・伝統格式を重んじる古都などのどれかの要素を持つ県民は、まあどちらかというと暗いですね。話しかけても全然話をせず、顔の表情が乏しく、仲間意識が強く、物事に裏表があります。(明るいのが良いと言っているのではありませんが)
そういう土地柄のせいでしょうか?私の京都の大手一部上場企業での体験では、社内で会社幹部からの恫喝はすさまじいものでした。同様な話は、京都の他の一流会社の場合でも、聞いたことがありますが「嘘でしょ(アンビリーバブル)」と言ったものです。今回の話も、その他金融であるアイフルの特徴的な事件という側面だけでなく、京都の企業であるいう側面もあるように思います。無論多くの京都のきちんとした企業は、恫喝なんかやっているはずはありませんが、他府県と比較すると、京都では、恫喝まがいのことをするような一部上場の一流企業が多く存在しているような気がします。また個人的な付き合いにおいても、純粋に京都の人との付き合いは、かなり難しいと思います。私の経験でも、京都で仲良くなる人は、結果的に京都以外の府県の出身の人だったということが多いのです。仲間意識というのは、歴史が長い地域ほど、よそ者を中に入れません(関係者以外立ち入り禁止)。
京都では、あっちでも人権擁護、こっちでも人権擁護と、一見「人権優良地域」のように見えるのですが、そんなに大声で町中で人権を叫ぶところを見ると「この京都市というところは人権を侵害する風土が根強く残っており、現実は駐車違反やスピード違反のように真面目に人権擁護をやる気なんか爪の垢ほどもない」ということなんでしょう。京都市は多額の金や努力を傾注しているわりに、京都の企業は社員に対して、そして信じ難いことでありますが顧客に対してまで人権侵害をする風土がある街かもしれません?生粋の京都市民は一度そういうことを疑って・もしそういうことがあれば猛反省すべきなんですが、もし風土であれば簡単には直らないのかもしれませんね。
京都の文化を知るのは大変な努力が必要です。同じ日本人だからこそかえって、理解が難しい面があります。
アメリカ人の行動や考え方を見ていると最初は格好いいとか、はっきりものを言うとか明るいとか思うのですが、よくよく付き合い観察すると、日本人には到底受け入れがたい文化の持ち主であることがわかってきます。アメリカに行って、そこらにいるアメリカ人と結婚したら多分すごくしんど思いをすると思います。日本の男とコテコテのアメリカ人の女と結婚した場合なんか想像するとゾーとします。うまく行く確率は数%でしょうね。よほど互いの文化を理解し尊重している場合でないとうまくいくわけがありません。中国人と日本人、イギリス人やフランス人と日本人だと通常のケースでは絶対にうまくいくわけがありません。
同様に京都の人の考え方はその他の日本の地方の人には非常に難解なレベルだと思います。良いとか悪いとかでなく、京都には、人種的・地理的・歴史的に「イジメの文化」「排他的文化」があるような気がしています。34年も東京を離れ一人で暮らして来た私は現在は京都の文化・生活・生き方が好きです。厳しさ、きっちりした人間を育てる濃い文化のルーツがあるような気がするからです。
京都の文化は、非常に味わい深い、優れたものであるのですが、お話をまた、京都の悪い面に戻します。
私の京都の一流企業での経験がありますが、日本の先端的な会社でも、当時私を含め年齢が上がってくると「死ね」「首つれ」「辞表もってこい」「そのあげくは仕事をほす」「一方的に退職させてしまう」なんてことをやられたのです。ある日突然、「1週間でやめろ」と言われた時全く信じられませんでした。辞めさせられる正当な理由がないどころか、重要業務であり、私一人専任であり、十二分な業務成果もあげているにも拘わらず引継ぎ者もいない状況だったんですから。テレビや映画で見る京都の意地悪な陰湿な物語さながらの一面であることを実感しました。「死ね・首つれ」という必用な脅しの効き目がないので苦し紛れに最後の手を打ってきたというわけです。
その会社のように高収益で東証一部の一流企業でしたら普通常識的には、こういう場合、事前説明や段取りがあり、格別の配慮をして慎重に実行されるはずなんですが、そんなものは全くなく犯罪に近いものでしたね。今となってはそんな俗悪な社長や幹部のいる会社を辞めて良かったと思っていますが、まあそれに類したことは京都の他の一流企業でもあるやに聞いています。
今回の東証一部上場の高収益企業のアイフルの場合は、顧客が最大の被害者であるのですが、その前提に、会社幹部から社員への日々の壮絶な恫喝があったことが重要なポイントのようです。社員への恫喝がやられていて、それが外部へ漏れない、社員は内部告発しないで、悩み続けて会社幹部の言うとおり実行する。法律違反すること、それも暴力団や殺人や殺人未遂に近いことを無理やりやらされていたというのですから「そんなことが民主主義の日本の東証一部の大手企業にあるのか?」ということでしょうね。アイフルの社長のように恫喝をする社長というものは、表面的には誠実に振舞っていても「顧客・社員・株主の犠牲の上に自分さえ儲ければいい」という絶対にあってはならない偽経営者に堕落しているのです。
外部から見ると「そんな馬鹿な」「警察に言えばいいじゃないか」「マスコミに情報を漏らせばいいじゃないか」ということなんですが、特に京都ではそういうことは何故かやりません。
こういう恫喝の悲惨な状況に似た話は沢山あります。

①第二次大戦中日本でも天皇のため、非国民と言われないように決して戦争批判しませんでした
②北朝鮮で多くの餓死者が出ているのに、今のところ革命や暴動がおきません
③学校で相当ひどく苛められた子供が、先生や警察に訴えずに自殺しました
④親に食べ物も貰えず虐待されて衰弱死しました
⑤キリスト協会で牧師から多くの女児が性的虐待をうけていたが誰も訴えず、我慢していました
⑥暴利のヤミ金融業者から法外な利息をとられ理不尽な行為を受け続けたあげく、夫婦で自殺しました
⑦昔日本の家ではお嫁さんは、朝から晩まで働かされ、相当厳しい扱いを受けても我慢し続けました
⑧学校のクラブ活動で厳しい訓練やしごきで死んでしまいました
⑨猿の世界ではボス猿には絶対服従で、服従しないと群れから去ることを意味します
⑩村八分というのが昔の日本の農村にはありましたが暴力団まがいです
⑪暴力団では当然ですが、組を出るには指を詰められたり、相当の制裁を加えられます
⑫夫が妻や子供に信じがたいような暴力をふるい、大怪我をしても妻や子供は耐えるだけ

「なぜそんなことになるのか?」「絶対にありえない」ということが立派な企業や立場の人によって行われ、被害者は恫喝され、虐待され、つらいことに耐え、事件となって顕在化しても、当人は罪の意識もないような経営者や先生や僧侶や指導者がいるということです。特に京都の伝統・風土は超真面目なんです。その超真面目さが京都を発展させている一方で、その真面目さが嵩じて、本来超えてはならない一線を越えてしまうのでしょう。
そういう想像を絶するものは、そういうことをする本人自身の問題だけでなく、業界や土地の風土というものも原因していることを感じています。厳しい風土の業界や土地には、往々にしてそういう恫喝や人権無視の風習が、我々が知りえない所で、まだ当然のように存在しているようです。
地球環境問題が問題になっていて末期的な状況になっていますが、精神的なものの環境も民主化するどころか、益々水面下で悪化しているように思えてしかたありません。
そういう目に見えないことが土地や業界の風土としてやられるということを、一度経営者や指導者は、一斉に点検し反省しないと、またまたこういう事件が次々に表面化することになりかねません。そういうことのないように是非見直しをして下さい。今回の業務停止命令を喰らったことの張本人であるアイフルの幹部の記者会見でも、ヌケヌケと顧客恫喝や社内恫喝に初めて気づいたような謝り方に、非常におかしな感じ・異常な感じを抱いたのは私だけだったでしょうか?最近あったどこかのビジネスホテルの事件と一脈通じるものがあります。盗人猛々しいとはこういうことでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする