MARANTZ ST-54 チューナー
ジャンク品が500円で出ていたので購入してしまいました。MARANTZのチューナーといえば名機 Model 10Bを思い浮かべます。このチューナーは開発するのにお金がかかりすぎて会社が傾いたという噂があったほどのチューナーで3インチ・オシロスコープを搭載しています。MARANTZはこれ以降のチューナーはどれもパッとしないというかこの時代に発売されたプリアンプ Model 7 パワーアンプ Model 8 Model 9 チューナー Model 10Bというラインアップで既に完成されてしまっていてその後、どのような製品を出してもこれらを超えることが出来なかったように思います。
高級感はありませんがこのMarantzの文字だけで満足です。
上面は汚れがあります。
裏側
ちゃんと75Ω端子があります。
蛍光管表示器も大丈夫なようです。
カバーを取ったところ 中々良いレイアウトです。
底板を取ったところ メンテナンスもよさそうです。ハンダの薄いところはやり直しておきます。
フロントエンドはミツミ製の製品で4連バリキャップです。トラッキング調整は難しそう。
メモリをバックアップするスーパーキャパシタは膨らんでいるように見えたので交換しておきます。
交換後
調整中 トラッキングはコイルの幅を微調整して最適値に調整、歪率調整、セパレーション調整など、このチューナーは広帯域レシオ検波のようです。
完成
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