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ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

DENON DA-305トーンアーム

2022-10-05 | レコードプレーヤー

DENON DA-305トーンアーム
知人より依頼されて落札しました。価格は17,000円で元箱付きです。

元箱付き 発売は1973年ごろですので49年前ということになります。このアームはNHK放送局で使用されていたトーンアームを改良して販売された製品でシンプルそのものです。

取説やその他のパーツもありますがコードは付いていません。見た感じ使用頻度は少なさそうです。

ヘッドシェルとの接続端子は接触不良の原因になります。

消しゴムできれいにしておきます。

トーンアームの中の線は極細なので断線していないかチェックします。またアース線が中でハンダ付けされているのでアースもしっかり接続されているかチェックします。こういう古いアームはマイクロベアリングの固着が気になりますが簡単な動作では特に引っかかったりした感じはしませんでした。

 


audio-technica AT-618 レコードスタビライザー

2021-08-14 | レコードプレーヤー

audio-technica AT-618  レコードスタビライザー
入札しておいたら落札していました。写真では汚れがあったのであまり人気が無かったようです。落札価格1,700円。当時の価格4,950円重さは600g(結構重いです)

汚れていたので洗剤で洗いましたが周りのゴムも劣化しているのか洗剤が真っ黒になりました。その後アーマオールを塗っておきました。手に持つとずっしりと重く感じますのでトルクのあまりないプレーヤーには向かないかもしれません。

裏側

試聴中

 


JEWELTONE RC-401 レコードスタビライザー

2021-08-12 | レコードプレーヤー

JEWELTONE RC-401 レコードスタビライザー
レコードスタビライザーが欲しいと思って中古を1,300円で購入しました。このスタビライザーを使用すると音が静かになるような気がします。

表側 この毛みたいなベルベットはレコード針に付いたゴミを取るためのようです。発売当時2,600円 重量170g

裏側 亀裂があります。このスタビライザーは金属(ステンレス?)全体をゴム剤でコーティングしてあるようです。

 


DENON DP-55M トーンアーム

2021-07-13 | レコードプレーヤー

DENON DP-55M トーンアーム
このトーンアームは一度クリーニングして調整してから取り付けましたがどうも動きが良くないので取り外して危険物ゴミ箱に放り込んでいました。その後代わりのトーンアームを物色していましたが(DENON DA-307,308 FR-54.64 MICRO MA-101Ⅱ,MA505XⅡなど)どれも古いのに新品当時の価格より高いのでジャンク品のDP-55Mからトーンアームだけ外して使うかと思っていてもこのジャンク品の安いのが出てこないのでそのままになっていました。
雨が降っていて暇なので危険物ゴミ箱に放り込んでいたトーンアームがまだ捨てずにこのっていたので又整備してみました。

今回は全て分解します。注油しておいたトーンアームがゴミ箱に放置しておいた時間が長かったのが原因か分かりませんがベアリングの錆が取れていたようなので再度よく洗浄します。アームリフター、インサイドフォーキャンセラーも整備します。(このインサイドフォーキャンセラーってカートリッジの針にかかるのではなくアームにかかるので意味はないような気もします。カートリッジの針先がターンテーブルの中心の方に曲がっているのをよく見ます。)

トーンアームのコネクタも分解清掃します。この時アースが確実につながっているか確認をします。

組み立て終了 このトーンアームは水平軸の軸受けはピポットベアリングで垂直軸の軸受けはボールベアリング構造です。組み立てはピポットの調整がけっこうクリチカルで動きやすくガタを出さずに調整するのが難しかったです。その後各ベアリングに注油をしておきます。水平を取ってヘッドシェルに軽く息を吹きかけて動くことを確認します。

取付けて試聴中 特に問題はなさそうです。古いレコードプレーヤーはモーターの方に注意が行きますがトーンアームもよくチェックしないといけませんね。

古いトーンアームはどんなに高い物でもメンテナンスしないと使えないということですね。特にナイフエッジを使ったトーンアームは素人ではとても調整できませんのでメーカーで分解調整をしてもらわないと使い物にならないかもしれません。

 


echnics SL-1301 トーンアーム

2021-07-09 | レコードプレーヤー

Technics SL-1301 トーンアーム
SHURE M75ED Type2 カートリッジはDENON DP-50Lに取り付けていましたがどうも相性が悪いようでハイコンプライアンスカートリッジには合わないようでどちらかというとDENON DL-103に合わせているような気がします(DENONはみんなDL-103に合わせてある?)そこでTechnics SL-1301にSHURE M75ED Type2を取り付けると見違えるように鳴り始めました。

カートリッジとレコードの間がけっこう離れているので針が下がってくるときに勢いがついてしまってバウンドするときがあります。

このトーンアームは調整が出来ないのでトーンアームに付いている金具をやすりで少し削ります。

後で気が付きましたがよく見たら調整用のネジがありましたのでそれで調整できました((+_+))

これで5mmほど高さが低くなりました。

今日の1枚:メンデルスゾーン & チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲 ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリンは滑らかというかやさしさがあるような気がします。超絶技巧でヴァイオリンを弾いているのにいとも簡単に弾いているように聴こえのが不思議です。

 

 


Technics SL-1301

2021-05-29 | レコードプレーヤー

Technics SL-1301
オークションに左側音が出ないジャンク品として出ていたので3,900円で購入してみました。以前購入したSL-1300のクオーツロック版でデザインはよく似ていてトーンアームが変わっている感じです。

上面 ダストカバーは汚れがありますが比較的きれいです。

カバーを開けたところ デザインはSL-1300と同じです。アルミダイキャストの表面は汚れがあります。

前面 塗装の剥がれがあります。

音が左側から出ないというのでケーブルをチェックすると左側が破損していてショートしていました。

手持ちのケーブルを代わりに取り付けました。

トーンアームの端子をチェックします。

100円ショップで購入した消しゴムで端子を磨きます。

ターンテーブル ローター一体型です。

ターンテーブルを取ったところ このモーターもSL-1300と同じような感じです。

カバーの鉄板を取ったところ

表面のアルミダイキャストのカバーを取ったところ モーターとトーンアームが付いているのはアルミダイキャストではなく普通の鉄板でここらへんがコストダウンされているようです。それにしても埃がすごいです。家で使っていてはこんなに埃がたまらないので壊れて危険物として捨ててあった物かもしれません。

裏版は防振効果のあるプラスチックのような素材を使用しています。

軸受けにはグリスがありませんでしたので注油しておきます。

トランス 特に防振処理はされていません。

コントロール基板 

こちらも埃がすごいので掃除をしておきます。以前メンテナンスしたSP-20に似ているような気がします。

モーターコントロールIC AN640 これが壊れているとアウトです。

水晶はおなじみ 4.193280MHz

ストロボは汚れを取っておきます。

トーンアームは注油しておきます。トーンアームの軸受け方法はジンバルサポート形式、2軸サポート形式、ナイフエッジ方式、ワンポイントサポート形式、オイルダンプ調整式など色々ありますが個人的にはジンバルサポート形式が経年劣化が少なく初期性能が保たれるような気がします。

トーンアームを取ったところ。 この部分を分解清掃している人もいますが私には分解は出来ても組み上げる自信がないのでクリーニングのみ。

トーンアームの裏 こちらもグリスアップのみ。

部品交換終了

交換部品

モーター側もきれいにします。

トラッキング、VS,IRチェック

ターンテーブルを載せます。

クオーツロックなのでストロボは微動だにしません。

チェックのため4時間ほど連続運転。

レコードを再生してトーンアームの動作をチェック。

試聴中 このアームは感度も良くトレース能力が高いようです。カートリッジはEPC-270Dですが針は新品なのでダンパーのゴムが柔らかいのかトレース能力が良いです。中古のMMカートリッジはゴムが劣化しているので本来の性能が発揮できていません。

 

 

 


水準器

2021-05-04 | レコードプレーヤー

水準器
レコードプレーヤーは水平にして初めて性能を発揮するのですが(そんなの常識だよと)と言われてしまいますが実際にはスチール棚の上に置いたりして使用しているので水平ではないと思われます。
Amazonで小型の水準器2個入り757円というのを買ってみました。

シンワ測定株式会社製 到着まで知りませんでしたが直径11mmと小さいのが2個入っていました。

赤い丸があるのでわかりやすい

ターンテーブルのゴムマットを取って足を調整して水平にしました。

試聴中

 


SHURE M75ED Type2

2021-04-28 | レコードプレーヤー

SHURE M75ED Type2 カートリッジ
カートリッジも別のが欲しいと思って中古品を物色していましたがみんな結構高いのでSHUREでも特徴の無いというか無難なM75ED Type2(ヘッドシェル付き)を5,760円購入しました。本当はV15TYPEⅢやGRACE F-8L,Technics EPC-205CⅡLなどを購入したかったですが。SHURE M44Gもけっこう人気があるので中古ではこちらの方が高い時があります。

正面

上 audio-technicaのマグネシウムヘッドシェル付き

楕円針?

DENON DP-50Lに取り付けて試聴で針圧は1.0gで使用します。音は無難なフラットな素直な音です。レコードの内周で左側の音が割れることがあるのでトーンアームのチックをあとでしないといけません。

 


カートリッジの配線

2021-04-23 | レコードプレーヤー

カートリッジの配線
レコードプレーヤーからDENON DL-103を外し針に付いているゴミを掃除していてふと配線を見ると何となくおかしい気がして改めてDL-103を外して配線をし直しました。レコードプレーヤーでレコードを聴くのは久しぶりなのでトーンアームのL,Rの位置を忘れてしまい間違って配線していました。まあ間違いというよりはこのDL-103が特殊なのかもしれませんがどうしてカートリッジごとに端子がまちまちなんでしょう?

トーンアームを正面から見たL,Rの配置図 これを元にDL-103を配線すると上下・左右全て逆に配線しないといけません。「そんなの常識でしょう」といわれてしまいますが長年カートリッジを使用していなかったのですっかり忘れていました。

配線しなおしました。