DENON SC-E252 スピーカー
作業部屋にはONKYO Integra M-931NⅡ/40(方チャンネルしか無いアンプ)+DENON SC-F102SG スピーカーで聴いていましたがスピーカーは2個が自然と思いアンプはLo-D HA-380を使用することにしてスピーカーを購入することにしました。
お金が無いので安いスピーカーを探していたらネットが無いDENON SC-E252が出ていたので2,500円で購入しました。
DENON SC-E252 1996年製 当時の価格は2台で60,000円という決して安くは無いスピーカーです。
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁型
使用ユニット 低域用:14.5cmコーン型
高域用: 2.5cmドーム型
再生周波数 35Hz~45kHz
最大入力 100W(EIAJ)
平均出力音圧レベル 88dB/W/m
入力インピーダンス 6Ω
外形寸法 幅202x高さ344x奥行255mm
重量 5.8kg
クロスオーバーは記入してありませんでしたがオシレーターで聴くと5KHzぐらいのようです。
DENON SC-E252 ネットがありません。チェックしましたら全部のスピーカーから音が出ました。
ツイーターは凹んでいます。外部から押されたわけでは無さそうです。
ウーハー エッジはゴムのようです。口径が小さくストロークを稼ぐ必要があるのでコンパクトスピーカーはみんなこんな感じで音質より低音がドンドンと出るように作られています。
後ろ側 バスレフのダクトがあります。
ツイータを外します。デンマーク製のスピーカーを使用しています。デンマーク製スピーカーと言えばDynaudioが有名ですがこれはpeerlessのスピーカーです。そういえばDENONはこの会社と技術提携していましたね。
分解して汚れを取り振動版を裏から小型のドライバーの柄の丸い方で押して修復してみます。
ウーハーを外します。 こちらもデンマーク製です。
ウーハーを外すと中におもちゃが入っています??。子供は穴に何か入れてしまうことがよくありますが多分バスレフの穴からおもちゃを入れたのでしょう。
もう一方のスピーカーもおもちゃが入っていました。
使用するLo-D HA-380 残留雑音0.8mVでDCバランスはL=38mV R=46mVあるのですが問題ないレベルなのでそのまま使用します。アンプの調整でサービスマニュアルにはDCバランスの調整は±5mV以内に調整と書いてありますがプロテクトの動作電圧は0.6V(600mV)が多いので実用には問題はありません。OMに聞くと±100mV以内なら問題ないよと言っていました。どちらにしてもDCバランス調整用VRがありませんので。
試聴中 作業中BGM用に聴くので音質は特に問題にしませんが小音量より少し音量を上げた方がバランスが良さそうです。その後じっくりと聞いていると以外とこのスピーカーはクラシックに向いている気がします。そういえばスピーカーはデンマーク製でしたね。