ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

HITACHI TRK-8020 ラジカセ ロッドアンテナ交換

2021-07-31 | チューナー

HITACHI TRK-8020 ラジカセ ロッドアンテナ交換
ロッドアンテナも交換してほしいというのでネットから色々探しましたが当然同じものはありません。そこで何でも売っているAmazonから似たようなアンテナを購入しました。

古いロッドアンテナを動く部分から取り外すのですがネジの頭が舐めていて回りません仕方がないので以前購入したネジ外しビットを使用して外しました。

短い方が購入したアンテナで長さは62cmで付いていたのよりちょっと短いですが問題ないでしょう。

購入したロッドアンテナはそのままでは取り付けできないので動く部分から取り外して古い部分に取り付けます。

取付完了 収納するときは2段まで伸ばした状態で収納するとちょうど収まるようです。

 

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HITACHI TRK-8020 ラジカセ

2021-07-28 | チューナー

HITACHI TRK-8020 ラジカセ
知人より時間が合ったら直してほしいと依頼されました。こういうラジカセは苦手です。狭い筐体にメカニズムと電子基板が入っておりリンク機構で操作をするラジカセは動作部分にプラスチックを使用しておりこれが劣化して修理するのは大変というか注意しないとプラスチックを壊してしまいます。聞くと亡くなったおばあさんが使っていたというので・・・預かってきました。預かる時ちょっとチェックすると左から音がしなくてFMの感度は悪く周波数も合っていません。カセットはもちろん動きません。(カセットは最悪動かなくても良いみたい)

全体的に年式相応のスレや日焼けや汚れがあります。改めてチェックするとカセットは動かずラジオの感度も悪く混信みたいなビート音もするし周波数が合っていないのでIFTが劣化か壊れているかもしれません。また左からは音が出ません。スイッチ関係も雑音が出ていますしボリュームも雑音がします。1980年式で当時の価格は43,800円のようで40年も前の製品です。

ロッドアンテナは先端が折れてなくなっています。

上から ツマミ関係は外して汚れを取ります。

後ろ側

裏のカバーを取ってみましたら埃が大量に出てきました。

基板 古くなるとポリバリコンが劣化しているのがあるのですが大丈夫でしょうか。

カセットメカ ゴムベルトが切れてモーターなどに巻き付いています。

ゴムベルトがボロボロになって巻き付いていましたのでまずそれをアルコールで根気よくきれいにします。

カセットメカを取り出し埃を払ってグリースを塗布します。ラジオのダイヤルスケールと指針が接触していて擦れていたので調整

ボリューム関係は分解清掃

左側スピーカーから音がしなかったのはこのヘッドフォンジャックの錆による接触不良が原因のようなのでこの回路をバイパスします。外部スピーカージャックも接触不良なのでこれもバイパスします。どうやら湿気のある所に保存してあった気がします。

ラジオの切り替えスイッチを清掃します。その他の切り替えスイッチも分解清掃します。

スピーカーも埃だらけです。

ツマミは割れていたので接着しておきます。古いラジカセなどはプラスチックが劣化してもろくなっているので取り外しは慎重に行います。(それでも破損しますが)

AMのフェライトアンテナは12cmもあるので感度は良さそうです。

色々なサイズのゴムベルトを購入しました。この中から合いそうなベルトを探して取り付けます。

ゴムベルトの取り付けは最初にゴムのかけてあった形がゴムが溶けてしまってわからないので最初は間違ってしまいました。

コンデンサーは液漏れは無かったのですが足が錆びていたので全部交換しておきました。けっこうな数になりました。

VCOがズレています。

19KHzに大体合わせます。 その他ダイヤルがズレていたのを調整、RF調整、IF調整などを行いました。

修理完了 ダイヤルは中心で合わせていますが端に行くとずれてしまいます。まあ単体のチューナーでも同じようなものですが。

 

 

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Lo-D HA-380 アンプ

2021-07-28 | メインアンプ

Lo-D HA-380 アンプ
昔何気なく聴いたこのアンプの音が歪が少なく良かった記憶があったので「電源のみ入るのを確認」を1,610円で購入してみました。その当時はデザインといい価格といいあきらかに入門用(初心者用)という感じで購入まではいきませんでしたが何となく気になっていたアンプでしたのでレコードプレーヤーやスピーカーのテスト用として購入してみました。このアンプの情報は少なくおそらく1975年ごろの製品と思われます。
整備後 残留雑音 0.8mV  周波数特性 20Hz-30KHz -1db 

前面 目立つ傷もなくきれいです。

裏側 錆もなく比較的きれいです。

ケースを取ったところ。埃もそれほどありません。

接続にコネクタを使用していないのでメンテナンスは面倒です。

内蔵のヒューズは切れていませんでした。

リレーはアークはないようだったので清掃しておきました。

ボリュームは分解清掃します。

スイッチの分解清掃

こちらの切り替えスイッチも真っ黒なので清掃します。

NEC B617A

NEC D587A B617AによるシングルPPなので出力は30Wぐらいでしょうか。

交換部品

修理完了 アイドリング電流は40mAに設定、DCバランス調整は無いので40mVぐらい出ていますが問題ないレベルなのでそのまま。

VUメーターのランプも点きます。

リア スピーカー端子は交換しました。

100Hz トーンコントロールがOFFにできないので波形がちょっと変です。

10KHz

スピーカーを繋いでチェック中 PHONO端子はボリュームを上げるとちょっと雑音が多いようです。 PHONOアンプIC HA-1452Wの劣化のようですがチェック用アンプとしては使えそうです。

 

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DENON SC-F102SG スピーカー

2021-07-22 | スピーカー

DENON SC-F102SG スピーカー
FM放送BGM用にはとりあえずテスト用スピーカーを使用していますが専用のスピーカーを物色していました。アンプがMONOなのでスピーカーは1個で良いのでオークションから1個の出品を探していたらちょうどよいスピーカーがあったので1,600円で購入しました。発売は比較的新しく2006年製で当時の価格は47,000円(2個セット)と安くはない製品です。
低域用:14cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
周波数特性 40Hz~40kHz
最大許容入力 60W(JEITA)  120W(PEAK)
入力インピーダンス 6Ω
出力音圧レベル 86dB/W/m
クロスオーバー周波数 3kHz
外形寸法 幅164x高さ278x奥行272mm
重量            5.3kg

外見は多少のスレがありますが目立つ傷は無くきれいです。DENONでは「ヨーロッパのサウンド・デザイナーとDENONが共同で開発した」と書いてあります。DENONのスピーカーはアメリカ寄り(JBL,ALTEC)では無く音作りがヨーロッパ寄りでしたね。

スピーカーのエッジも大丈夫のようです。

後ろ

ポートにスポンジが入っています。好みによってこれを取り去ることもできるようです。

ネットワークは良いものを使用している感じです。

セットして試聴中 ONKYOのような派手さは無く素直な感じの音のようです。

 

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SONY ST-S333ESX チューナーその2

2021-07-18 | チューナー

SONY ST-S333ESX チューナーその2
チューナーは調整後BGMとして使用していますが、CPU TMP47C40Nの誤作動の原因は他にもよくある原因としてバックアップ用の大容量コンデンサーの劣化による絶縁不良が多いような気がしてこれを交換しました。合わせて電源基板の放熱器のすぐそばにあるコンデンサーも一緒に交換しました(液漏れは無いですがビニールが少し後退している)。

新旧のコンデンサー 容量は多いのにずいぶんと小型になっています。旧5.5V 39mF 新5.5V 0.5F 大きさがずいぶん違います技術の進歩でしょうか。

交換部品 電源回路のコンデンサーは劣化していました。

音がはっきりしたような気がしてなかなか良い感じです(気のせい?)。これでしばらく安心して使用できます。

 

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DENON DP-55M トーンアーム

2021-07-13 | レコードプレーヤー

DENON DP-55M トーンアーム
このトーンアームは一度クリーニングして調整してから取り付けましたがどうも動きが良くないので取り外して危険物ゴミ箱に放り込んでいました。その後代わりのトーンアームを物色していましたが(DENON DA-307,308 FR-54.64 MICRO MA-101Ⅱ,MA505XⅡなど)どれも古いのに新品当時の価格より高いのでジャンク品のDP-55Mからトーンアームだけ外して使うかと思っていてもこのジャンク品の安いのが出てこないのでそのままになっていました。
雨が降っていて暇なので危険物ゴミ箱に放り込んでいたトーンアームがまだ捨てずにこのっていたので又整備してみました。

今回は全て分解します。注油しておいたトーンアームがゴミ箱に放置しておいた時間が長かったのが原因か分かりませんがベアリングの錆が取れていたようなので再度よく洗浄します。アームリフター、インサイドフォーキャンセラーも整備します。(このインサイドフォーキャンセラーってカートリッジの針にかかるのではなくアームにかかるので意味はないような気もします。カートリッジの針先がターンテーブルの中心の方に曲がっているのをよく見ます。)

トーンアームのコネクタも分解清掃します。この時アースが確実につながっているか確認をします。

組み立て終了 このトーンアームは水平軸の軸受けはピポットベアリングで垂直軸の軸受けはボールベアリング構造です。組み立てはピポットの調整がけっこうクリチカルで動きやすくガタを出さずに調整するのが難しかったです。その後各ベアリングに注油をしておきます。水平を取ってヘッドシェルに軽く息を吹きかけて動くことを確認します。

取付けて試聴中 特に問題はなさそうです。古いレコードプレーヤーはモーターの方に注意が行きますがトーンアームもよくチェックしないといけませんね。

古いトーンアームはどんなに高い物でもメンテナンスしないと使えないということですね。特にナイフエッジを使ったトーンアームは素人ではとても調整できませんのでメーカーで分解調整をしてもらわないと使い物にならないかもしれません。

 

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NOTE-PC MBRからGPTに変換

2021-07-11 | PC

NOTE-PC MBRからGPTに変換

以前、HD(SSD)をMBRからGPTに変換しようとしてできませんでしたが他のNOTE-PCのBIOSをよく見たらUEFIセキュアブートに対応していたので(BIOS画面が各社ばらばらで設定が分かりずらい)(1990年代ごろからUEFI対応PCが出始めたようです)暇なので全てMBRからGPTに変換にしておきました。

設定は簡単で
1.スタートメニューを右クリックして選択できる「ディスクの管理」で調べることができます。ここで左に書いてある「ディスク番号」を調べておきます。(大体0(ゼロ)ですが)
2.スタートメニューを右クリックして選択できる「Windows PowerShell (管理者)」を実行します。
3.ここでコマンドを実行します。「mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFullOS」実行結果が次のように「Validateion complete successfully」となればOK(GPTに変換可能)です。
4.ここでコマンドを実行するとGPTに変換できます。「mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS」
5.ここで再起動してBIOS画面に入りBOOT MODEで「UEFI」を選択します。
これで起動できます。

私のNOTE-PCでMBRからGPTにできなかった原因はMBRですでにパーテーションが4つ作ってあったので(Windowsが勝手に作るパーテーションもある)変換できなかったようです(MBRは最大で4個までのパーテーションしか作れませんのでそこに新しくEFIシステムパーテーションを作ることができなたったからのようです。)仕方がないのでData領域のパーテーションをとりあえず削除して(もちろんバックアップは取っておきます)から変換して又Data領域のパーテーションを作りました。これで全部のPCのMBRからGPT変換は終わりましたが何が変わったか??体感的には何も変わらないはずですが・・昔のMS-DOSの時代のMBRからWindows時代のGPTに変わったぐらいかな。HDの無駄な動きが減ったようなきがしますが・・気のせい?
以上!役にたたない情報でした。

 

 

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echnics SL-1301 トーンアーム

2021-07-09 | レコードプレーヤー

Technics SL-1301 トーンアーム
SHURE M75ED Type2 カートリッジはDENON DP-50Lに取り付けていましたがどうも相性が悪いようでハイコンプライアンスカートリッジには合わないようでどちらかというとDENON DL-103に合わせているような気がします(DENONはみんなDL-103に合わせてある?)そこでTechnics SL-1301にSHURE M75ED Type2を取り付けると見違えるように鳴り始めました。

カートリッジとレコードの間がけっこう離れているので針が下がってくるときに勢いがついてしまってバウンドするときがあります。

このトーンアームは調整が出来ないのでトーンアームに付いている金具をやすりで少し削ります。

後で気が付きましたがよく見たら調整用のネジがありましたのでそれで調整できました((+_+))

これで5mmほど高さが低くなりました。

今日の1枚:メンデルスゾーン & チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲 ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリンは滑らかというかやさしさがあるような気がします。超絶技巧でヴァイオリンを弾いているのにいとも簡単に弾いているように聴こえのが不思議です。

 

 

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QUAD 306 スピーカー端子交換

2021-07-07 | メインアンプ

QUAD 306 スピーカー端子交換
以前メンテナンスした時にスピーカー端子を交換したのですが、実は取付穴がちょっと大きかったので工夫をして取り付けていたのですがやはりここはぴったりのサイズに交換した方が良いと思って交換しました。

交換する前

最初はこの端子に交換する予定でしたがあまりにもアンプに対し大きいのでやめました。

こちらの端子に交換します。取付穴も0.5mm広げるだけで取り付けられます。ここで気を付けるのは端子の取り付けネジがプラスチックなので力を入れすぎると壊れてしまうことです。ほどほどに締めます。

取り付けて配線をして終了。

これでバナナプラグもしっかりと使えます。

 

 

 

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ADVANTEST R6441C

2021-07-04 | 測定器

ADVANTEST R6441C
外見難あり製品を2,800円で購入しました。R6441Cはフローティング電流測定専用端子を装備したDMMです。(本当はHP-34401Aがほしいですがまだ高い。)

前面 コードの差し込み口に「欠け」がありますが問題はありません。

校正はきちんとやっているということは最近まで使用していたんですね。

左右の取って部分が壊れています。これきっと落としてしまったんですねー。

後ろ側 右側プラスチック部分の取り付けネジ部分が壊れています。

スイッチを入れるとエラーは無いようです。写真では表示は明るく映りますが実際は少し薄い感じで蛍光表示管の劣化と思われます。

ケースを取ったところ。

裏側

リチウム電池

リチウム電池の電圧を測ると大丈夫でした。電池の取り付けてある基盤を見るとどうやら一度電池を交換したような跡が見られます。

壊れた取ってのプラスチック部分。

エポキシ系接着剤で接着します。一部プラスチックが欠けてない部分にも接着剤を流し込んでおきます。

CV.CCから10Vを出力して電圧を測ると大体合っているようです。

47Ωの抵抗を測るとこんな感じ(R6441C)

こちらのR6441Aはこんな感じでどちらも1%以下の制度になります(47Ωが正確な場合ですが)。デジタルマルチテスターは何台も持っていますが電圧を測るとどれも同じ電圧を表示しますが抵抗を測ると意外と同じ表示になりません。ここら辺はテスターの性能が顕著に出てくるようで又経年劣化が出やすいのかもしれません。

 

 

 

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