ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

KENWOOD KT-1100D チューナー

2023-07-25 | チューナー

電源が入るのみ確認という製品を2,700円で購入しました。1986年発売で当時の価格は74,800円という高級チューナーで性能もずば抜けています。高周波関係は他のメーカーには負けないとして「力」が入った製品です。KENWOODはチューナーを受信機として見ていてその性能を追求した感じでSONYはオーディオ製品としてチューナーを作ったという感じでしょうか。

前面 汚れはありますが目立つ傷はありません。

ACコードは修復されているのであとで新品に交換します。

後側

電源を入れるとFL表示は大丈夫なようですがSGから信号を入れるとずれているようです。また感度も悪いようです。

カバーを取ったところ DET基板やDCC基板などが垂直に取り付けられています。

裏蓋が大きく開くのでメンテナンスが非常にやりやすいです。 熱の出るTRやRCA端子は半田をやり直しておきます。

5連バリキャップとNEC-3SK122 Dual MOS FETを2段使った豪華なフロントエンドです。

トランスも大きめのを使用しています。  この機種に限ったことではありませんがACコードがトランスに直に入っています。つまり電源SWを入れなくても1次側はAC100Vが通電されたままになっています。電源SWは2次側のON,OFFをしています。省エネではないですね。

フロントのカバーを外して掃除します。

FL 表示もきれいにします。

SメーターとMODULATIONを調整

FL表示もすっきりとなりました

 

調整して終了 経年により各部はけっこうずれていました。このチューナーの状態がよかったのか調整すると歪が劇的に下がりました。

試聴中 SONY ST-S333ESXと好みがわかれるところですがこのKT-1100Dはカチッとした音が特徴でST-S333ESXは柔らかさがあるという感じでしょうか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  ヘッドホンカバー | トップ | 献血 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

チューナー」カテゴリの最新記事