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ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

クリスキットP-35Ⅲパワーアンプ(別バージョン)メンテナンス

2025-02-23 | メインアンプ

以前クリスキットP-35Ⅲのメンテナンスをしましたがもう1台のP-35Ⅲも持っていて20年ぐらい使わないでしまっておいたのでメンテナンスをしてほしいというので預かってきました。

前と同じ筐体でP-35Ⅲと書いてあります。

カバーを開けるとパワートランジスタが違うようです。アンプをチェックすると動作がおかしいです。

こちらは私の好きな東芝製の三重拡散メサ型2SB558/2SD428パワートランジスタです。

交換部品 電解コンデンサーは全てニチコンのファインゴールドに交換、調整用VR交換、弱っていた2SC1940を左右交換、この2SC1940は前のP-35Ⅲでも壊れていて交換しましたがこのトランジスタが壊れやすいのかそれとも回路に問題があるのかはわかりません。

アイドリングは60mAに調整しました。

L,R=100Hz

L,R=10KHz

完成  残留雑音 L,R=0.06mV  周波数特性 L,R=5-130KHz -1db

試聴中

 

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クリスキットP-35Ⅲパワーアンプ メンテナンス その2

2025-02-13 | メインアンプ

2024年11月に雑音(結構大きな音)が出ていた物をメンテナンスしたのですが又同じような音が出たというので預かってきました。

クリスキットP-35Ⅲ

1Aのヒューズが左右共切れています。スピーカー(SP-LE8T)に異常が無いか電話しましたが異常はなかったようで安心しました。このスピーカーはアンプ直結ではなくネットワーク経由で2405と2ウェイで使用しているので大丈夫だったのかもしれません。

電解コンデンサーをニチコン ファインゴールドに全部交換、初段の2SA979も左右交換しました。2SA979が基盤と逆に取り付けられていましたので正規に取り付けました。

さらにチェックすると2SC1940も壊れていたので左右交換しました。ドライバトランジスタと終段の2SD718/2SB688は大丈夫でした。

ドライバトランジスタと終段のトランジスタの取り付けはワッシャーが入っていなかったので緩み止めにワッシャーを入れておきます。特にドライバトランジスタはここの金属がコレクタとなっているので接触不良となるとこまります。

スプリングワッシャー

アイドリングは60mAに設定しました。

L,R=100Hz

L,R=10KHz

完成 残留雑音 L,R=0.06mV  周波数特性 L.R=6-110KHz -1db  

試聴中 

 

 

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クリスキットP-35Ⅲパワーアンプ メンテナンス

2024-11-23 | メインアンプ

オーディオシステムから雑音(結構大きな音)が出るようになったというのでチェックするとどうやらパワーアンプから音が出ているようなので持ち帰ってきました。

正面 外見はあまりお金をかけていない構造です。私も以前P-35,P-35Ⅱ,P35Ⅲと3台持っていた時期がありました。

裏側 スピーカー保護用にヒューズが入っています。

カバーを取ったところ。 これ以上シンプルにはできない教科書に書いてるようなSEPP回路で保護回路などはありません。もちろんリレーも付いていません。

RCA端子のアース側のカシメ部分が緩んでいたのではんだ付けしました。(これが原因かな?)

入力のタンタルコンデンサーは経年劣化が心配なのでニチコンゴールドに交換

調整用ボリュームは黒真っ黒です。

パワートランジスタにはシリコングリースが塗布してありませんので塗布しておきます。

交換後 アイドリングとDCバランスを調整しましたがアイドリングが250mAほど流れていたので60mAに調整しました。なんでこんなに流したのかわかりません。アイドリング多い方が音が良いとでも思っていたのかもしれません。

L,R=100Hz

L,R=10KHz

完成 残留雑音 L,R=0.1mV 周波数特性 L,R=5-120KHz -1db

試聴中 飾り気のない素直な音といった感じで市販のアンプのように凝った回路でNFBが多くかかった低歪、高ダンピングファクターのアンプとは一味違った音のような気がします。

 

 

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Technics SE-9060Ⅱ(60AⅡ)2台目その1

2024-10-23 | メインアンプ

メンテナンスして使用していましたが右から「プチプチ」と音がするようになりこれは多分初段のNECμPA63Hの故障と思い交換しましたが変化がなかったのでいろいろ調べるとダーリントン接続している2SA818/2SC1628(このトランジスタはこの時代のアンプによく使われていました)から雑音がしているようです。こういう一見正常に見えて雑音がするのは発見するのが厄介です。

原因が2SA818/2SC1628と分かったのですがこのTRはもう製造中止してありません。そこで代わりの物を色々さがして秋月電子通商にTOSHIBA製のTTA004B/TTc004B(オーディオアンプドライブ段増幅用と書いてある1個40円)があり使えそうなので購入してみました。

2SA818/2SC1628の代わりのTTA004B/TTC004B 足がEBCではなくECB配列なので足を交差してショートしないようにチューブを付けて取り付けます。

Amazonで使えそうなスピーカー端子があったので購入してみました。

取り外したスピーカー端子

構造はこんな感じで芯線をばらけさせて締める方式です。4Ωで出力が100W出るアンプの端子としては物足りないです。

交換後 これでバナナ端子も使えます。

 

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Technics SE-9060II(60AII) 2台目

2024-10-14 | メインアンプ

以前メンテナンス依頼を受けたこのパワーアンプが意外に良かったのでジャンク品を5,000円で購入してみました。

前 目立つ傷はありません。

上 こちらはさびが多いので後で塗装します。トランスも塗装します。

裏 こちらも目立つ傷はなさそうです。

蓋を開けてみました。内部はほこりが多いです。密閉構造に近いのにこのほこりは・・・長期間倉庫にあったようです。

裏側 熱の出る部分やはんだの薄い部分ははんだをやり直します。

ヒューズは切れていませんでした。

2SB655/2SD675パワートランジスタは少し消耗しているようですが大丈夫なようです。

リレーは分解清掃します。

ボリュームは分解清掃します。

BTL/STEREO SWも分解清掃します。

電源ランプ(7.5v 75mA)が切れていたのでガラクタ箱にあった12Vのランプに交換しました。

電解コンデンサーがパンクしています。

初段カレントミラー基板 DCアンプなのでペアのトランジスタを選んで組みなおしました。

調整用VRは全て交換しました。

交換部品

メンテナンス終了。トランジスタは全て外してチェックしました。少し消耗しているトランジスタがありましたが音とは関係ないプロテクト回路だったのでそのまま使用しました。電解コンデンサーは主電源以外は全て交換、調整用VRも交換。

L,R=100Hz

L,R=10KHz

完成 スピーカー端子は交換しようと思いましたが適当なものが無かったのでそのまま使用しました。
残留雑音 L,R=0.03mV  周波数特性 L,R=6-90KHz -1db  1W

試聴中 前のSE-9060とはまた違った音がします。

 

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Technics SE-9060II(60AII)

2024-09-14 | メインアンプ

メンテナンスの依頼を受けまたした。この時代に流行ったDCアンプでおまけでBTL接続してモノラルアンプとしても使用できるパワーアンプです。BTL接続は全く同じ特性のアンプ2台必要ですが古くなると性能が崩れるのでBTL接続はしない方がよいです。また音もよくないです(BTLアンプはPA専用かな)。

外見は目立つ傷はありませんが構造上傷やスレが付きやすいです。「パワーアンプの方は特に問題はなかった」というお話でしたが、チェックすると周波数特性もおかしく歪も多いようです。スピーカー端子にDC電圧が出ていたり動作が不安定です。

裏側 このスピーカー端子はちょと使いずらいかな? 後ろにはSTEREO/MONO切り替えスイッチがあり使いやすいようにメインL側のスピーカー端子のみで使用できるようにリレーで切り替えているようです。

ケースを外します(以前に修理で開けられたようです)。 完全なモノラル構造です。埃は取っておきます。パワートランジスタのアイドリングは3mAでしたのでかなり歪が多かったと思います。

HITACHIパワーTRの2SB655/2SD675はそれほど劣化していませんでした。すべてのトランジスタを取り外してチェックします。

裏側 熱の出る部分ははんだをし直します。

リレーは汚れているので分解清掃します。

こちらのリレーには付いているはずのスプリングがありません。前のケースを外したリレーの写真をよく見るとスプリングが付いていません。以前メンテナンスしたときに紛失したのかそれとも最初からの不良品なのかはわかりませんが良く音が出ていたなー?・・・手持ちのリレーからこのリレーに合うスプリングの硬さを選んで取り付けました。(スプリングが固いとリレーが動作しません)

STEREO/MONO切り替えSWは汚れているので分解清掃します。フロントのスピーカー切り替えリレーSWは密閉構造なのか汚れはありませんでした。

交換部品 DCアンプなのでなるべく特性の合う外したトランジスタを選んで組み合わせて使用します。一部プリアンプ(70AⅡ)からもトランジスタを選んで使用しました。電解コンデンサーは主電源以外を全部交換。

L,R=100Hz

L,R=10KHz

メンテナンス終了

完成 DCバランス調整 アイドリングは約25mAに設定 残留雑音 L,R=0.03mV  周波数特性 6-90KHz -1db (1W)

実際の使用にあたりフロントパネルのDCスイッチは押した状態(LOW CUT)状態で使用するようにします。プリアンプからDCが漏れている(よくある)とパワーアンプの故障、スピーカーの破損になります。

システムに入れて試聴中 PHONOはDL-103しかないのでMC入力で試聴。

 

 

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Technics SE-9060(60A)13台目

2024-03-20 | メインアンプ

SE-9060とSU-9070のメンテナンスの依頼を受けました。

前面は大きな傷はなさそうです。アンプの症状はヒューズが切れるということです。

裏側 RCA端子が緩んでいたので調整と端子の清掃

ヒューズのカバーが折れて取れていたのでボンドで直します。

スピーカーヒューズは5Aと4Aが付いていましたので既定の5Aに取り替えます。

アンプの内部 特に損傷している部品はなさそうです。

ハンダの怪しいところは修正します。このアンプはアースの配線の取り方から後期モデルのようです。

電源のヒューズは付いていなかったので既定の5Aを取り付けます。

パワートランジスタの2SB557/2SD427はチェックすると多少消耗はしていましたが大丈夫でした。

電源回路のコンデンサーを外します。

コンデンサーの真ん中が膨らんでいてチェックすると動作がおかしいので全部手持ちのコンデンサーと交換します。

フロントパネルを外します。

VRは分解清掃します。

リレーは分解清掃します。

スイッチのノブは壊れていたので補修します。

スピーカースイッチはチェックすると20mΩで劣化していないのでそのまま使います。

修理終了 トランジスタは全部外してチェックし、電解コンデンサーは全て交換します。(一部オーディオ用使用)

交換した部品

100Hz

10KHz

完成 残留雑音L,R=0.1mV  周波数特性 7-80KHz -1db

 

 

 

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KENWOOD KA-990SD ジャンク品

2024-02-25 | メインアンプ

バブル時代のKENWOOD KA-990SD ジャンク品が出ていたので1,400円で購入しました。当時のライバルはSONY TA-F333シリーズ、SANSUI AU-α607シリーズといった強敵でした。

汚れはありますが目立つ傷はなさそうです。

中を開けてチェックしましたがカスタムICが壊れていていました。こういう特注のICを使っていると修理は不可能ですね。残念!

 

 

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Technics SE-9060(60A)アース回路

2023-10-09 | メインアンプ

SE-9060のアース回路変更の質問がありましたので以下に写真を載せておきますので参考にしてください。取り付けたアース線は後期のSE-9060(60A)アース回路を忠実に再現しました。

全体の写真 基盤の一部を切って電源回路のアースから入力回路部分のアースに変更。メーカーがどういう意図で変更したのか分かりませんが、何か問題があったのだと思います。

アース配線部分

回路基板を切った所、この部分にアース線を繋ぎます。

入力回路にアースしたところ。

 

 

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YAMAHA P2050 PA AMP 2台目

2023-08-16 | メインアンプ

電源が入るのみ確認といういわゆるジャンク品を1,000円で購入しました。このアンプはパワーが手ごろで自然空冷なので家庭で使うには使いやすいです。以前購入したP2050はパワートランジスタが壊れていましたが今回のは大丈夫かな?

外見は傷やスレはありますがそれほどラフに扱われた形跡はありません。

裏側

電源は入る製品なのでヒューズは切れていませんでした。

上の蓋を開けたところ。

内部のヒューズも大丈夫でした。

VRを外します。このボリュームは左右で抵抗値が違っていました。抵抗の表記は33.3K Lが33K Rが28.5K動作に問題はありませんが・・・こんなに違うかな?

VRは分解清掃後接点復活剤を綿棒につけて塗りました。

パワートランジスタは大丈夫なようです。入力の差動回路はペアを組み直しました。

スイッチは分解清掃します。

こちらも汚れています。

アンプをチェックしていると動作が何か変です。パワートランジスタの配線を(半田が少ないなー)と思いながらひっぱると外れてしまいました!!端子に巻いてあって線に半田が乗っていなかったようです。これは製造段階のミスと思われますが・・・これが原因で出品されたのかと思います。

電解コンデンサーは交換しました。

使いやすいようにRCA端子を取り付けました。

アイドリング電流TP1-TP2の電圧を19mV(40mA)に設定DCバランスTP2-TP3の電圧をチェック実機はL=1mV R=3.5mV

100Hz 方形波

10KHz 方形波

完成 残留雑音 L,R=0.12mV  周波数特性 L.R=7-60KHz -1db (1W)

試聴中 JBL-4343で試聴、出力が小さいのでYAMAHA B-2などのような力強さはないのですが中音域の滑らかな音が特徴な気がします。

 

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