ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

KENWOOD KT-V990その2

2018-07-29 | チューナー

KENWOOD KT-V990その2
このチューナーには選局ダイヤルがあるのですがその回転が渋くて力を入れないと回りませんので整備をしてみました。

選局ダイヤルが固くかなり力を入れないと回りません。

カバーを取り、前面パネルを外します。

これが選局する部品で、回転させてパルスを取り出しているようです。基板から取り外し分解清掃後、シャフトを電動ドリルで咥えて本体を手で押さえドリルを低回転で回転させグリスで固着していたのを直します。調子に乗って少し回しすぎたようで回転が軽くなりすぎてしまいました。
選局後はメモリボタンに記憶するのであまり選局ダイヤルは使わないですが。

 

 

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HP-54615Bその3

2018-07-11 | 測定器

HP-54615Bその3
片チャンネルが壊れていても自分が使用するには問題は無いのですが他にも不具合があるのか一応セルフチェック機能があるのでチェックしてみました。

電源を入れてパネルの[Print/Utility]ボタンを押し、画面の下の[Self Test Menu]を押すとセルフテスト画面になります。

画面下の[Display]ボタンを押すとこの画面になります。

何かキーを押すとこの画面になります。次に何かキーを押すと終了します。

画面下の[Keybord]ボタンを押すとこの画面になり押したりツマミを回すと白くなったりツマミの回転方向が現れます。

画面下の[DAC]キーを押すと各種端子から出力が出るのでチェックします。

セルフチェックは異常なしだったので問題はやはりこの基板にあります。

このアクイジション・ハイブリッド(HP 1NB7-8353 A/D converter)の故障のようです。この機種は50Ωと1MΩ入力が切り替えで選べるので高周波測定に50Ωは大変便利なのですが反面過大入力には弱く注意して使用しないと壊れてしまいます。

HP 1NB7-8353 A/D converter これを交換すればよいのですが、これ結構高いのでやっぱり交換しないで片チャンネルのみでそのまま使います。

 

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PCMレコード盤

2018-07-07 | AUDIO

PCMレコード盤

以前購入したレコードにPCM録音された音源でカッティングされたレコードがあったので聞いて見ました。
CDが出たころはやれ音が悪いとか深みが無いとか滑らかでないとか色々アナログレコード派からは毛嫌いされていましたが私はそんなに抵抗が無くむしろメリットの方が多かったのでスムーズにCDに移行しました。今回PCMで録音された物をアナログレコードにカッティングしたレコードを聴いて見てやはりノイズが少なく低域がしっかり入っているのを実感しましたがこういうのはアナログレコード派の人は受け入れないのでしょうかね。


アントニーン・レオポルト・ドヴォルザークの弦楽セレナード ホ長調作品22
荒川区民ホール1976年3月30日で演奏されたものです。

レコードにも誇らしげにPCMの文字が見えます。

録音に使用した機種はPCM-2号機(可搬型) DN-023RA(日本コロンビア製で13ビット8チャンネル)という機器のようです。これを海外で使用するために空輸して録音もしていました。

 

 

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ACアダプター購入

2018-07-02 | 測定器

ACアダプター購入
9VのACアダプターが必要だったのでAmazonで780円で購入しました。購入したのはサクル(株)の製品で9V-0.5A(スイッチング方式PSE取得製品)という物です。Amazonにはもっと安い製品もあったのですがどうも怪しい製品で9Vと書いてあっても出力電圧が結構アバウトな製品のようで今回は9Vの出力は9V±0.5Vぐらいがほしかったのでやめました。

注文から2日で到着しました。

デザインはこんな感じ。使用する電流は20mAぐらいなので0.5Aで充分です。

アダプターにSUCCELと書いてあります。会社は埼玉県にあるようですが従業員4名という会社で取締役は中国人のようです。中国製ですね。

電圧を測るとけっこうまともです。

 

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MARCONI 2041(低雑音シリーズ)

2018-07-01 | 測定器

MARCONI 2041(低雑音シリーズ)
SSGはANRITSU MG3601Aがあるのですが性能がどうも少し劣るようなのでもう1段上のSSGを探していたら昔、菊水電気が輸入代理店をしていて販売していたMARCONI 2041のジャンク品が出ていたので24,300円で購入してみました。
MARCONI 2041仕様
範囲;10KHz~2.7GHz 分解能:0.1Hz
位相調整:搬送波位相を約1.4°(π/128rad)ずつ連続可変可能
RF出力範囲:-144dbm~+13dbm  分解能:0.1db
SSB位相雑音:NORMAL MODE時-116dbc/Hz以下
その他色々できるようです。
エージングレート:±2×10-7/年 1月連続使用後±5×10-10/日 
私のような素人が使う分には十分です。

前面はそれほど汚れはありません。

後ろ ファンの汚れも無いようです。

バックアップ用電池の入れるところが見えます。

GPIBがあります。オプションは付いていません。この機種は色々なオプションが付けられるようです。

角のプラスチックが割れています。

オプションでPULSE変調が使えます。

ボタンも汚れはあまりありません。

電源を入れるとDetected Errors:Calibration Data Expiredと表示します。校正時期が過ぎているようです。これを消すのは校正したように日にちを入れればよいのですがセキュリティが2段階になっていますのでパスワード解析して、パスワードを入れて校正時期を2年後に設定しました。(本来はメンテナンス会社で設定するのですが個人で使用するのでいいかな?)

100Mhzを表示させてみました。

上面のパネルを外したところ。 シールドパネルが見えます。

シールドパネルを取ったところ。 チェック後埃を取っておきます。

カスタムIC

LSI

フロントパネルを外して汚れを取ります。

コントロール基板。

フロントパネルを取った本体側。

チップ部品は使用していません。

下側パネルを取ってシールド板を取ったところ。 以前メンテナンスしたときにネジを締め忘れていたのがありました。こういう高い周波数を扱う機器はネジ1本締め忘れただけでも微妙に影響が出ることがありますね。

バックアップ用リチウム電池。単三型です。交換も簡単にできます。

電圧を測ると大丈夫なようです。

1GHzを表示させるとこんな感じです。液晶にムラがあり後ろの蛍光管の劣化と思いますが表示については問題ないのでこのままにします。

 

 

 

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